足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




足摺岬 君が踊る、夏 正調 足摺音頭

2011-06-26 00:44:25 | 正調 足摺音頭

F1 足摺岬 天狗の鼻

 足摺岬の八月、何となくそわそわしてきます。

 足摺岬 天狗の鼻、お盆ともなればさすがに浜木綿もその時を過ぎています。

 足摺の空もどことなく秋の訪れを感じさせることもあります。

 ?の蝉しぐれは行く夏を惜しむかのように亜熱帯樹林やヤブ椿、ウバメガシの木々に聞こえ行く足を進めると鳴きやみます。

 遊歩道をすすむと突然、目の前に広がる足摺岬、いいんですね。

  で、

 いいんですよ、足摺岬のお盆。F2_edited1dvd

君が踊る、夏 DVD

 わたしは購入しましたです。いいんですね。

 君が踊る、夏

・・・どうでもいいけど

   ・・・初回生産限定封入特典

 まあ、鳴子か紙製法衣が入っていれば最高でしたが・・・

 わたしは買いました、鳴子。結構これが高い、何千円もしましたです。

F3 フィギュアー

 わたしの郷土、ワーナーマイカルシネマとイオンも頑張ってパネル展を開催して・・・

 ご覧のような前回お話したようなフィギュアーを置いてくれてはいますが・・・

 これだけでは君と踊る、夏が体感できるかというと、なかなか難しい。

F4_t どんどん高松

 ではよさこい踊りをいかに身近に見ることができるかというと・・・

 郷土にもどんどん高松という夏祭りがあります・・・四国の中では先ず、徳島の阿波踊り、高知のよさこい祭りと愛媛の名前は失念しましたが先ずこの三つ。

 画像の連はアナウンスによれば高知から来ていただいた連だということです。

 ただ、決定的な問題があり郷土高松のどんどん高松では曲が「一合まいた」ですから・・・

郷土高松の盆踊りといえば「一合まいた」です。わたしの幼少の頃の地域の盆踊りとしてそれは賑わったものです。曲もオードドックスなもので現在のどんどん高松でも回帰から「正調 一合まいた」が踊られることも多くなりました。

 「一合まいた」もその過程では御多分に洩れず阿波踊りやよさこい踊りのような振り付けと曲調になりました。曲については阿波踊りにしてもよさこい祭りの曲調もどんどんアップテンポになり古い時代のわたしには咀嚼できない振り付けや曲調の物も最近目にして耳にするようになりました。それは見せるという要素からすると必然的なものかも知れません。

F5k7t 須賀連

 たまらなくよさこい踊りを見たいと思えばもちろん高知のよさこい祭りを見に行けば良いのですが・・・

 わたしは足摺岬が中心で日程が調整できません。

 とすると、簡単です。高知に行けば良いのです。徳島の阿波踊り会館が一般の観光客には有名です・・・高知によさこい踊り会館があるのか否かは不明ですが・・・踊りを生業というかプロ集団というか費用もかかりますがお願いすればよさこい踊りを披露していただけることができます。

 出演依頼していただける連というかグループはいくつかあって今回は「須賀連」にお願いしました。

F6 君が踊る、夏

 舞台ですのでテレビで見る徳島の阿波踊りやよさこい踊りのようなスケール感には欠けますがそのエネルギッシュな踊りは思わず引き込まれてしまいます。

 プロ集団ですので日々のトレーニングは凄いのだと思います。

 激しい踊りでショー的な振り付けで老若男女という訳にはまず無理。

F7 君が踊る、夏

 激しい乱舞というかよさこい踊りが終わると自然と大拍手!

 とても良いものを見せていただきました。

 その後、オーソドックスな振り付けを楽曲と共に練習して最後はみんな舞台に出て踊ります。

 言いかえるとこの時は徳島の阿波踊り会館で行われるようなことを体験しました。

・・・幹事、費用は大丈夫か!・・・と少し心配になりましたが・・・

 カツオのタタキ、ドロメ、ノレソレ、フルーツを通り越したトマト、高知の食材の旬を味わいながらのそれはとても印象深いものとなりました。

 それはわたしの郷土の誇り讃岐うどんをもってしても遠く及ばないと思いました。

F9k8t_edited1 君が踊る、夏

 画像は許可を得てカメラ目線でお願いしました。

 ああ、あの城西館での演舞はよかったなあ~と思いつつ〆は・・・

 高知城西館の接客係の長というか頭さんでしょうか・・・

 「いかがでしたか」・・・今日の城西館での対応に不備はなかったか・・・忘れ物などの注意などなど

 きめ細かい心配り・・・いいんですね。高知市内ではわたしは高知新阪急ホテル、三翠園と城西館にしか宿泊したことがありませんが、高知市内の知人いわく三つに入るとのこと(あくまでも知人の話ですから)・・・

 わたしは夏に涼しげな絣の着物を着たこの接客係さんの笑顔でよさこい踊り見学体験ツアーがとても印象深いものとなりました。次も城西館にしよっと!

 君もよさこいの夏を踊るのでしょうか・・・君が踊る、夏・・・いいなあ~

Ttt12t 君が踊る、夏

 わたしが訪れたあの夏は地方車から「正調 足摺音頭」が流れていました。

 「わたしも行きたい足摺岬!」

・・・と若い女性がマイクで叫んでいました・・・

 君が踊る、夏・・・足摺岬

F12 土佐清水 清水港

 ふっと、白昼夢から覚めると土佐清水港が目の前に広がり心地よい海風が昼のほてった体をいたわってくれます。

 今日はよさこい祭りの話題にそれてしまいましたが・・・

 土佐清水には「足摺音頭」があります。

 今年は足摺祭りは五十周年!

F13 土佐清水 市民祭あしずり祭り

 土佐清水 市民祭あしずり祭りのフィナーレは「あしずり祭り 花火大会」です。

 この花火大会は特筆すべきもので打ち上げ数も8000発近いものだと思います。

 わたし自身いろいろな思いもありますが・・・

 君が踊る、夏・・・

   ・・・あしずり祭り・・・

 今日もとても変な終わり方になったので・・・

正調 足摺音頭 をお聞き下さい。

 市民祭 あしずり祭りの詳細は

    足摺祭り 実行委員会、土佐清水公式ホームページ、土佐清水観光協会

     のホームページを参照して下さいね。具体的に決まったらアドレスをつけます。

  

正調 足摺音頭です。


足摺岬 君が踊る、夏 Part1

2011-06-22 00:50:54 | 正調 足摺音頭

Photo 足摺岬 岬の展望台

 かっと照りつける陽ざし、白い雲、青い空、蒼い海、岬の展望台を吹き抜ける海風は心地よく体と心を癒す。

 ここに立つと「足摺岬に来たんだ。」と誰もが思うでしょう。

 と、わたしは思う。わたしはというとまだまだ停滞する梅雨前線のようにドンベコミ状態ですが・・・

 いつまでもへこんでいるのもいかがなものかと思い今日は梅雨明けの足摺岬の画像を使って構成してみました。

Photo_2 足摺岬

 岬の展望台で見る人々の眼前に広がる足摺岬、それは盛夏の象徴です。

 わたしは足摺岬の好きな季節はと聞かれると・・・梅雨明け10日と答えると思います。

 もちろん八月の足摺岬もとても良いのですが・・・小学生の頃の体験からどうも晩夏は苦手です。

 でもね、でもね、今年は、八月は、足摺岬にとってとても大切な季節となると思います。

 それは・・・あしずり祭り

Ttt3あしずり祭り

 あしずり祭りはもちろん足摺岬がある土佐清水市で行われます。 ここで土佐清水にある足摺岬と表現しないのがわたし自身少しびっくり。           

 あしずり岬でも前夜祭で花火大会があった年もありましたがあしずり祭りは土佐清水市民祭として行われるのだと思います。

 諸般の事情で開催がどうなるか見守っていましたが・・・

 それはあしずり祭りにとって今年が特別な年だからです。わたしが言うのもためらわれますが・・・

 そう、あしずり祭りは今年で五十周年を迎えることになるのです。そして今年、あしずり祭りは行われることになりました。控えめにパチパチパチ!

Ttt4k1 君が踊る夏

 突然ですが・・・表題にもありましたように今日は足摺岬 君が踊る、夏についてということですので・・・

 本題に戻って、観ましたでしょうか映画「君が踊る夏」。よかったですね。

 わたしはしっかり観ましたです。郷土の紹介もどうかと思いますがわたしの郷土は日本一土地が狭い県なのですが・・・しかし、大型郊外型店舗数は日本でも有数で必然的にワーナーマイカルシネマいわゆるシネマコンプレックスが多いのです。ちなみに何と三つ。わたしなどはホームシアター状態です。DVDが出てから観るという方々もいらっしゃいますが何といっても映画館で観るそれは秀逸です。もちろん観て後悔するものもありますが・・・

Ttt5k5t_edited1 君が踊る、夏

 思い出していただけたでしょうか。この画像はパンフレットから引用しました。

 同時期にわが郷土の見習い警察犬きな子を中心とした同名の映画も公開されました。

 が、わたしの個人的な感想ですが圧倒的に「君が踊る、夏」が好印象でした。それは映画の内容ももちろんのこと、どことは言いませんが企業色が色濃く表れていたからです。・・・・・なんかセコイ感じがしました。一方、君が踊る、夏は清い感じでした。

 はじめは一生懸命がいちむじんと読めませんでした。また、その意味がよく理解できませんでした。

 徳島の阿波踊りなどではすぐ連の名前が分かるような命名ですが高知では連というかグループの名前というよりチーム名が独特の表記、表音で表されているようです。

Ttt6k2 君が踊る、夏 パネル展

 前述したようにわたしの郷土では大型商業施設が全国でも地域面積に比して多くシネマコンプレックスが併設という形態となっています。

 だいだい郷土ではイオンとワーナーマイカルシネマが一緒になっていますが映画「君が踊る、夏」はどういう理由かわたしには分かりませんでしたがイオンが応援しているのです。

 郷土の映画もほぼ同時に開催されていましたが・・・

 いかがでしょうかちょっと見ただけでも力の入れようが分かるというもの!本場よさこいの高知ではどうだったのでしょうか。

Ttt7k3 君が踊る、夏

 イオンSCが何故「君が踊る、夏」を応援しているかわたしには分かりませんでしたが・・・

 とにかく異例ともいうパネル展でした。

 どこがすごいのだと思われる方もいらっしゃると思いますが今ヒットしているパイレーツオブカリビアンやスカイラインなどもろもろの興行収入上位の映画の展示と比べても・・・とにかく異例。

 思い出して見ると「はやぶさ」のパネル展示が同様な感じでした。

”行く夏を惜しむ。イオンSCは日本を元気にする”祭り”と映画「君が踊る、夏」を応援致します。”

Ttt8k4 フィギュアー登場

 いかがでしょうかわが郷土のイオンとワーナーマイカルシネマの「君が踊る、夏」にかける意気込みがうかがえると思います。

 わたしなどは横を通るとき少しキモイ感じもしましたがその熱意は十分伝わるものでした。

 もちろん、本場高知のよさこい祭りはこんな人形のような人が踊るんだあ~とは映画を観ると思いませんが。・・・

Ttt9 フラ布

 フラフと呼ぶのでしょうか。映画の一シーンが思い出されます。

 主人公が大切にしまわれていた一生懸命のフラフを取り出す場面です。

 よさこい踊りはもちろん一定の規則があるようです。映画を見るとこのフラフと鳴子が共通項だと思いましたが、実際のルールでは楽曲に必ず「よさこい鳴子踊り」を入れなければならないそうです。そう言えばそうです。なるほど。

 ジーと見ていると土佐清水のあしずり祭りにタイムスリップしてしまいました。

 どうして高知市内のよさこい祭りにならないかというとそこは足摺旅日記。

Ttt11t あしずり祭り

 ここは土佐清水市、中央町商店街からパチンコ栄光旭会館方向へ至るちょうど南海ヤンマーディーゼル清水店前。

 いかがですか出店がならび香ばしいとうもろこしを焼く匂いや肉巻きおにぎりなどなど・・・右手は土佐清水港でいかにも港町の祭りを感じます。ちょっと見えますでしょう輿船・・・分からなかったら地元の人に聞いて下さいね。今年海上パレードがあるか否かも今は分かりませんが・・・

 画像は以前の物を使用しています。その後メーン会場の変更や踊りの連の演舞会場が変更になっていると思うので詳細はもう少しするとはっきりすると思います。

Ttt12t

土佐清水中央町

 わたしはよさこい祭りより正直本音を言うと「あしずり音頭」がとても好きです。

 全国的にも有名なよさこい祭りはルールが存在して現在では少数の人数では参加はほぼ不可能で楽曲にしても地方車にしても巨大なシステムとなっているようです。それは「君が踊る、夏」でもよさこい祭りの光と影として少し触れられていました。

 それは具体的なルールの中でもあり最大人数や地方車の規格にも表れているように思えます。

Ttt14 君が踊る、夏

 画像はある年のあしずり祭りの画像です。

 話を土佐清水市で行われるあしずり祭りに戻して、あしずり祭りがどのようなルールで行われるかはわたしには分かりませんがわたしがお気に入りは何と言っても「正調 足摺音頭」で踊られる足摺踊りというべき物です。

 足摺音頭は時代の流れでしょうかアップテンポになり「新曲 足摺音頭」が作成されました。やはり若い人たちが参加しやすく踊りやすいテンポでどことなく沖縄民謡のような雰囲気です。

Ttt15t 君が踊る、夏

 ちょうどあの日も日程がわたしのお盆休みと重なり市民祭あしずり祭りを見ることができました。今年はよさこい祭りが8月12日までとするとあしずり祭りは大盛り上がりになるのではないでしょうか。

 あの時の若い人たちは今年あしずり祭りが五十周年記念となる年に・・・

・・・もしかしてお父さんになっているかも知れません。

 今から、あしずり祭りを考えると胸が高鳴ります。

 8_

正調 足摺音頭

 気が付くと今日もまたまた、だらだらとなってしまいました。

 ここで正調 足摺音頭の一節を引用してPart 1としたいと思います。

 今日も夜遅くなって疲れちゃいました、かな?もう寝よっ。

 おやすみなさい。


足摺岬とジョン万次郎の生涯

2011-06-14 22:29:02 | 中浜万次郎

1 萬次郎少年像

 この画像は足摺港ピッカリの時に取り上げましたが今回もう一度考えてみました。

 ”今年は日米草の根交流サミットが、高知県で開催されることとなっており、約200人の交流団が高知県を訪れ高知県も受け入れ体制を整えている。”とのことです。以上は土佐清水市観光課の資料を引用しました。

 いかがですか、この少年は・・・そう万次郎のいや萬次郎達の鳥島での漂流生活を表した「中濱万次郎群像」です。

 場所は土佐清水港にある公園の一角に建立されています。平成3年11月に着工されています。この平成3年という年はジョン万次郎漂流150年に当たることとふるさと創生基金が交付されることなった年でもあります。以上も前述の資料から引用しています。

2 萬次郎少年像

 雨の日の「中濱万次郎群像」です。詳細な群像のコンセプトは実際に群像を見ると理解できます。

 ジョン万次郎あるいは中浜万次郎像といえば足摺岬にある足摺園地の銅像が有名です。観光パンフレットやガイドブックには必ずといってよいほど取り上げられていると思います。

 わたしはその中浜万次郎像の万次郎の表情とこの萬次郎少年像をみるとジョン万次郎の生涯をある程度理解するのに役立つものだと思います。もし、観光ガイドさんや観光ボランティアガイドさんがこの二つの像の説明をする場面があれば是非説明を聞いてみたいと思いました。

3 万次郎と仲間達の群像

 萬次郎少年像の表情とその仲間達の表情と比較した時、わたしは明らかな表情の差異を感じました。

 萬次郎少年の表情がどことなく微かな希望を感じさせるものだと思うのですがそれに対してその仲間達の表情はあまりにも苦悶に満ちた表情でまさに阿鼻叫喚とはこのような状況をさしているのではないでしょうか。

 また、仲間達の像にもそれぞれの名前が表されています。ジョン万次郎漂流記は各種出版されていますがわたしにはこの仲間達の名前を同定した書籍を目にしたことはありません。各々を同定する資料が存在するのかも知れません。

5 萬次郎と仲間達の群像

 ここで実際の「萬次郎と仲間達の群像」の石碑から引用します。

 船 頭 筆之烝 38歳(後にハワイで伝蔵と改名)

 漁撈係 重 助 25歳(5年後ハワイで病死)

 櫓 係 五右衛門 16歳(以上3人は兄弟で筆之烝 萬次郎とともに日本に帰還)

  同   寅右衛門 26歳(ハワイに移住)

 炊 係 萬次郎 14歳(中浜出身で ただ一人アメリカ本土に渡る)

 もちろんこの石碑の記述が正式なものだと思いますが何故わたしが取り上げたかというとそれまで読んでいた書物の記載と微妙な所で異なっているように感じました。それは取り上げてみてもあまり意味のないことだと思いつつ・・・

6

重 助と筆之烝

 この表情は沖合に見えたジョン・ハウランド号に助けを求めた表情を表したとのことです。このことは後述しますがその険しい表情は前述した萬次郎少年の表情と比較すると対照的に思えました。

 ちなみに五右衛門も含め三人は兄弟だそうでその年齢差は16歳から38歳と22歳の開きがあります。

 当時の時代背景から少し驚きを感じるとともに万次郎のその後の生涯があまりにもドラマティックである以上に仲間達の生涯も増してドラマティックになったのではないかと想像します。ただ、仲間達のその後の生涯の詳細は調べても分かりませんでした。

7 重 助と筆之烝

 別な日に別な角度から撮ってみてもわたしに訴えかける表情に変りはありませんでした。

 ので、ここはサラッと。

8 萬次郎少年

 14歳の萬次郎少年の表情です。

 なんか、今日はまた、だらだらとしたブログになりそうなので以後は

 サラッと!

 どうでしょう。萬次郎少年の表情とその仲間達の表情は少し印象が異なっていると思えました。

9_2 中濱万次郎群像

 中濱万次郎群像を横から見た状況です。

 萬次郎とその仲間達を後ろから覆いかぶさるように見える造形は・・・いかがでしょうか。

 「波」というか「波動」というか・・・

今という時、以前に取り上げたこの「中濱万次郎群像」の捉え方がわたし自身大きく異なって感じられました。その理由は記述するまでもないのですが・・・

 今日はあまりに群像に執着しすぎたので少し見方を変えて・・・

10_2 中浜万次郎生誕地

 どことなく懐かしい中浜の風景と中浜万次郎記念碑です。

 中浜を尋ねると宗田節の香が海の香と共に感じられます。

 石碑にある船がどうなんでしょう・・・

 ジョン・ハウランド号なのでしょうか。

 足摺岬ではいろいろなジョン万次郎に出会うことができます。

今年は特に前述したように日米の交流の原点として位置づけられる

ジョン万次郎と捕鯨船船長ホイットフィールドを記念して創設されたという財団法人ジョン万次郎ホイットフィールド記念 国際草の根交流センターの2011年の草の根サミット大会は高知で開催されます。

 詳しくは以下のホームページを参照して下さい。

財団法人ジョン万次郎ホイットフィールド記念 国際草の根交流センターhttp://www.manjiro.or.jp/jpn/summit/kochi/kochi.html

11 ようこそ中浜万次郎生誕地へ

 中浜にある防波堤にジョン万次郎の生涯が挿絵と共に展示されています。

 ここ、中浜でもホームステイがあるのでしょうか。

 詳しくは土佐清水市公式ホームページにもありますからどうぞ!

今日はちょっとだけ引用して見ました。どさくさにまぎれて・・・最後に表示しますね。

12 中浜万次郎生家の復元

 その前に中浜に新しく復元された中浜万次郎の生家の画像を供覧しますね。

 あまり案内板がないので詳細な説明ができませんので画像だけ。

 手前の案内板はこの生家を復元するにあたり寄付をされた方々の名前が書いてあります。

 土佐清水を始め幡多地方の名士の方々や団体の名前があります。

13    

中浜万次郎翁の生家

 先ほどの中浜にある記念碑というか中浜の区帳場から歩いて数分の所にあります。

14 内部

 内部を見学することもできます。わたしが訪れた時にはジョン万次郎の過ごした時代背景などの案内板などはありませんでした。

 ので、ここは雰囲気を楽しんでくださいね。

15 民具に手を触れないで

 下さいね。もう少し案内パネルがあっても少し良いかな・・・

 道筋にジョン万次郎の母の家の案内板がありましたがどう言えば良いのでしょうか観光で訪れて良いのかわたしには判断できませんでした。

 位置関係が分かりずらいので地図を添付しておきます。

Photo 中浜の地図

 今日もだらだら、どうして足摺岬のことを書きだすと長くなってしまうのだろう・・・辛い。

 

Photo_2 中浜にあるジョン万次郎関係

 詳しくは土佐清水観光協会に聞いて下さいね!

16

中濱万次郎群像

 この中濱万次郎少年像について土佐清水観光課からの資料を引用させていただきました。

”制作者は濱田 浩造さんで、安芸市の岩崎弥太郎像、梼原町の維新の門、芸西町のお龍・君枝像など高知県内各地の銅像を作られている方です。

 銅像は万次郎漂流150周年を記念して1991年に作成されました。

 中略

 鳥島に漂流してジョン・ハランド号に助けを求めている姿を作成したために、あのような険しい表情になったと聞いております。”

 そうなんです。梅雨明けに土佐清水の抜けるような青空と入道雲を背景にまた、この像を見てみたいとわたしは思いました。

17 中浜万次郎像

 ねっ!万次郎さん。

 以下、土佐清水市公式ホームページからの引用です。

日米草の根交流サミット高知大会

オープニングセレモニー

日時:平成23年6月29日(水)

    14:00~16:00

場所:市民文化会館くろしおホール

    入場料無料 予約不要

内容:キルト作品展示

    足摺岬小学校による船歌

    中浜小学校・高校生による獅子舞

    渭南病院によるあしずり踊り

交流レセプション

日時:平成23年6月29日(水)

    19:00~21:00

場所:足摺パシフィックホテル花椿

会費:6,000円

*参加希望者は、事前に近畿日本ツーリスト

 (株)高知営業所までお申し込み下さい。

 ?088-824-4891


足摺岬 酒がすすむ國は、飯がうまい!

2011-06-08 01:17:07 | わたしの郷土紹介

K1 足摺岬灯台

 今日は足摺岬の話題は一切ありません。ですが、それも足摺旅日記という表題のブログから考えていかがなものかと思い・・・やっぱり足摺岬灯台、いいんですね~

 で、六月の足摺岬は梅雨のどんよりした雲が低く垂れこめて肌にまとわりつくような大気を感じます。わたしの郷土も同じような梅雨空ですが足摺岬は太平洋から吹き上げる潮風が一層肌に粘着した感じを与えます。でもね、対策は風呂に入ること、これに尽きます。ところで、

 わたしはというと月末月初の慌ただしい時を過ごしていますが、でも考えると仕事があるだけでも感謝しないといけないかな。今日は何とか閉店前に間に合って「ほっかほっか亭」でのり弁を買って遅れがちなブログを書いています。

3  四国最南端

 足摺岬の六月といえば梅雨ですがこの季節は紫陽花の季節でもあります。

 自宅の庭の紫陽花も花をつけ始めました。足摺岬は紫陽花の名所ではありません。ガイドブックで見ると夏の浜木綿(ハマユウ)、秋のツワブキ、初冬のアシズリノジギク、冬の椿などがあげられます。

 紫陽花といえば下ノ加江の椿ロードの桜並木に植えられた紫陽花が旅情をを慰めてくれますが・・・

 わたしにとってはやっぱりここかな、足摺園地にある中浜万次郎像とミニチュア灯台の間にある紫陽花。ここの紫陽花は独特な形をしていて印象的です。金剛福寺の門前、向って左手にあるソテツの横の紫陽花とは対照的な感じです。

K2 酒がすすむ國は、飯がうまい!

 ポスターによると高知県は、年間の外食飲酒費が全国一高い県です。

 なるほど分かるような気がする。ちなみに飲酒量は全国第二位だそうだ。ポスターに書いてありました。

 高知県人によるブログを散策すると男性、女性といわずその飲酒量のすごさを示唆するものは枚挙に暇がありません。と思います。

 わたしの郷土香川県さぬきといえば順位一位のものから救急病院数、有効求人倍率、何といっても預貯金残高(一世帯当たり)16,105千円・・・すごい!などなど。もちろん不名誉な順位はあえて列挙しません。

 高知でもわたしが足摺岬を中心に旅行していているためかどうかは分かりませんが・・・実感として高知県西部地方・・・幡多地区というところは特別な感じで高知弁でも幡多地方のものは独特なものだそうです。足摺岬でいろいろな宿泊施設で働いている人の話を聞いても幡多という言葉が先ず出てきます。幡多という所に独特の誇りを持っているように思いました。・・・ひょっとして高知県で独立運動が生じるとすると先ずここからではないでしょうか?

K3 カツオのたたき

 高知県を旅して、特にわたしの場合足摺岬ということになりますが景勝、名所を訪ねて感動してあるいは軽い疲れを感じて旅の宿に帰る。

 そこで旅のもう一つのハイライトは夕食ということになるのだと思います。

 足摺岬の旅、高知の旅・・・高知の味といえばカツオのたたきが何と言っても最もなものだと思います。

 振り返ってわたしの郷土さぬきといえば讃岐うどん、全国三大うどんの一つに数えられています。しかし、夕食のあるいは夜のメインディッシュとは決して成り得ないものだとわたしは考えています。うどんはうどんです。

 カツオのたたきに話題を戻して、この日のこの宿泊施設のカツオのたたきはわたしにとってとても奇異に感じました。もちろん各施設で工夫して藁焼きカツオたたきなどありましたがその多くは通常ありふれたものでイメージとして高知の飲食店で一品料理で注文すると出てくるその物です。もちろんこの施設で一品料理で供されるカツオのたたきはスタンダードといえる盛りつけをされていますが・・・一方、各コースによっては趣向を凝らして画像のようにトマトケチャップや塩にアルコールをしみ込ませてフランべして食するように工夫されていた時もありました。

 でも、盛り付けがチグハグしているようでは少し興ざめで、食べる前から引いてしまいました。

豪快と言えばそれまでですが・・・

K4 カツオのたたき

 画像は民宿などで供されるカツオのたたきです。小じんまりした宿泊施設では料理を作っている人の顔を直接見ることができます。

 また、民宿の構造からして板場と食堂あるいは宴会場がつながって直接料理をしているところを見ることができるような所もあります。

 だから盛り付けも細やかな注意が払われています。一泊二食付きで数千円の宿泊施設でもそれは同じだと思います。

 宿泊施設によって料理長というか板長が変われば流れが変わるようです。足摺岬の宿泊施設もいろいろな資本が入って経営しているのだと思います。もちろん高知のドメスティック資本からなんと、わたしの郷土の資本が入っている所もあります。わたし自身としては少し期待をしていたのですが・・・どうも土佐清水議会からはいかがなものかと最近の話題・・・わたしが擁護するのもいかがなものかと思いますが紆余曲折を考えると五十歩百歩かな。

K5

わたしの郷土紹介

 わたしの住む郷土高松の画像です。右手に屋島、大島、奥に小豆島、中央に女木島その奥に男木島その左豊島そして直島です。

 近く郷土を主体に撮影されたローカルな映画が封切られますがあまり見ようととは思いません。今のわたしは今になっても・・・

 八日目の?、そう八日目の?状態なのです。

 考えてみるともう一か月以上も八日目の?状態。

 すれ違うその年頃の女性をみると・・・希和子・・・

   乳幼児を見ると・・・薫・・・

     二十歳ごろの女性を見ると・・・恵理菜・・・

       ああ、だいぶん重症だあ~・・・・・

 わたしの郷土の誇り、小豆島と八日目の?は別な機会に取り上げるとして・・・

今日のわたしの郷土の誇りを一つ紹介したいと思います。

K6tttdsc01197_edited1 押しぬきずし

 わたしの郷土の今時のご馳走!

「押しぬきずし」です。魚は何といっても「さわら」に限ります。

 ソラマメのさやに実が入る頃、瀬戸内の海では鯛や鰆が獲れます。わたしの幼い頃は今時この押しぬきずしをお腹いっぱい食べられるのが楽しみでした。

 後で調べると「魚初穂」と呼ばれる風習だということです。日本の食文化 四国より引用しました。

 高知はというと「すし」と「もち」の文化だそうです。高知は何といっても皿鉢料理で一つの皿にカツオのたたきなどありとあらゆるものを盛りつけて食するとのことです。また、酒と酢の消費量は全国でも有数のようです。

 今日は郷土の押しぬきずしを紹介しようと思ったのに最後には足摺岬に戻ってきてしまいました。前述の書籍には高知県足摺地方で、晴れ食(晴れの行事食)には姿ずしだそうです。そう言えば皿鉢料理にさばの姿ずしが存在感を示していたようにも思えました。もちろん、窪津や松尾にはツワブキの葉を使ったつわずしが有名ですが・・・

 どうでしょう・・・わたしの郷土の誇り鰆の押しぬきずしはいかがでしょうか。酢でしめた鰆と薄焼き卵、ソラマメ、木の芽、中の具にはタケノコ、グリーンピース、ぜんまい、ふきなどが上品にに味付けられて入っています。

      美味しいですよ・・・