足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




夏は清水ちや!!花火大会

2010-08-27 00:01:17 | 夏は清水ちや!!花火大会

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オープニング花火

 それは予定通り打ち上げられた。現在の花火は電子制御でシーケンシャル制御されているのだと思いますが見事なものだと思います。

 今日は今頃になってわたしが訪ねた土佐清水市民祭あしずり祭りの花火大会の思い出を画像を中心に!

 で、画像や動画を編集していると時々気分が萎えてしまいます。

 というのも今頃になって八月七日の花火の話題も・・・例えれば昼行燈のようなもの。

 でも、わたしは頑張ります。タイトルは「夏は清水ちや!!花火大会」でタイトルボックスに予め準備していましたがなかなか前に進みません。フィルムスキャナーの不調もあったのですが・・・

 で、思い切って環境を変え例の手法を使います。CDを聞きながら聞きながらひたすらキーボードをたたきます。

 で、曲はキコロ・パガニーニ作曲 ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品6 ヴァイオリン庄司紗矢香 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ズービン・メータです。

T_2 進入禁止

 あしずりまつり花火大会の花火の打ち上げ場所は当然通行止めです。午後6時30分から午後10時頃まで。

 もちろんわたしは早めにある場所に行きたいので制限時間前に訪れて散策しました。中央町の大会本部から海岸の沿いの出店が並ぶ場所に行きたかったのですが時間的制約でどうしようもありません。なかなか両立は無理でここは決断が大切です。ありましたでしょう。二兎を追う者は一兎も得ず。いつも欲張って失敗してしまいますです。

 では、ヨッコラショ!

T_3 巡視艇 とさつばき

 今日はこの巡視艇 とさつばきに乗船できなかったなあーと思いつつどんな様子かすこし見学。

 どういうことは無くいつものように係留されていました。花火の打ち上げ前にはまた海上警備に出動するんだなー。と思いつつ・・・

 で、土佐清水の花火大会がすごいかというとそれは

1.花火の打ち上げ数が四国では最大を誇る。これは特筆すべきで土佐清水市の人口はおそらくわたしは実際に数えていませんが???数万人だと思います。わたしの郷土高松市は人口数十万人・・・具体的に数えていません。土佐清水市9000発わが郷土6000発位かもうちょっと・・・単純に数が多いから物事万事良いということではありません。が、熱意というか意気込みというか・・・見ていて感じられるのです。

2.花火の構成がすこぶる良い。ある種のコンペティションを経て業者と主催者が協議して構成を決めるということですが今年の全体的な構成はボリューム感にこだわったそうです。建築物でもそうですがついつい設計士が入れ込んでしまい実際に出来上がってみて遊びが多く予算と比べてどうなんだろうということもあります。とにかく限られた予算で十分楽しめる構成では無いかと思いました。それから土佐清水港という地形的な特徴を利用して音響的にも配慮されているのではないでしょうか。

3.いろいろ取り上げたらきりがないのですが何といってもわたしの思い入れ。思い入れです。これにかなうものはありません。です、ハイ。

4.ついでにわたしが好きなのは土佐清水港にただの一隻も花火を見ようとして遊覧船や漁船が出ていないこと。これは見事というほかありません。その気になれば見渡す限りの漁船が係留されていますから・・・でも考えてみると土佐気質、我も我もとなればそれはそれ、収集が付かなくなるのかも知れません。わたしの郷土のどんどん高松花火大会は高松港近辺にはプレジャーボートがいっぱい。通常のフェリーなどコースと重なったり海上保安部も右往左往海上警備や整理に大変みたいです。花火大会の打ち上げ規約にも航路の支障など来す場合打ち上げを中止するとの文言もあります。

 数社の運用によって有料で花火の観賞船が出ています。だいたい一人一万円弱ですがチケット販売と同時に完売の状態です。土佐清水の花火大会は思うに観賞船を出して一人一万円位とっても見応えのある花火大会ですからどうなんでしょう。観賞船とかつおたたきバーガーお飲物あるいは酒一本付きセット、観賞船と宿泊をセットにした特別企画など、実際今年はホテルから自前のバスを出して入浴終了時間も延長して好評のようでした。今年も雨に濡れた人もいましたしね。もうひとつついでにあしずり祭りのあしずり音頭、観光客が参加できる気まま連などなど・・・ちょっと想像しただけでも来年のあしずり祭り五十周年が待ち遠しい!なんてったって放送で「五十周年は盛大にやりまっせ~」と言っていたし楽しみ楽しみ。是非、二日間でお願いします。と部外者からのお願い。盆踊りは夜がいいんですよねぇ~と少し考えてみる。

 どちらが良いとは一概に言えません。ひょっとしたら・・・来年は五十周年ということで寄付をお願いします。と花火大会が終わった後しきりにアナウンスがありましたがどうなるのでしょう。

T 土佐清水港

 ちょうど巡視船とさつばきの係留されている場所から中央町方向をみるとこんな感じです。

 ほんとは鹿島神社境内から中央町方向の出店を狙って画像に収めたかったのですが鹿島神社の鳥居へ至る遊歩道はいろいろな機材の置き場みたいになっていて とても行くことができませんでした。

 時間も打ち上げまで三時間少ししかありませんでしたから・・・

T_2 屋台村

 行きたかったなあ~屋台村。もちろんお腹はペコペコですから・・・

 肉巻きおにぎり、トウモロコシ、たこ焼き、お好み焼き。いいんですね~ファインダー越しにお店を確認する。

 金魚すくいもありましたね~今年はいか焼きは出ていなかったのでしょうか。

 もう海岸ぶちには場所取りの人々がいっぱいです。

 で、漫然と見ているわけではありません。夜ともなると屋台には光が灯ります。わたしは何となく屋台の灯が好きです。それは小さい頃の夜店の印象が残っているからです。その頃は夜店の灯はアセチレンランプでした。その独特の輝きと匂いが強く印象に残っています。知ってますアセチレンランプのガスの元、カーバイトですよね。それから裸電球になって・・・

 だからわたしは土佐清水の花火大会ではいつも夜店の灯を意識しています。でもでも、そうそううまく行くことはありませんです。わーなんか今日もとても横道にそれたのでちょうどパガニーニのヴァイオリン協奏曲が終わったので・・・

 次はどの曲にしようかな。と、その前に

T 黒潮市場と土佐清水海上保安署

 これまた漠然と掲載したのではありません。

 いかがですか、もうお気づきでしょうか。もちろん画面中央の黄色いテープが張られています。

 あまりに埠頭をウロウロしていたので気が付けば進入禁止時間帯になってしまいました。もちろんすぐ退散しましたです。

 で、問題なのは手前の大きな水たまりです。天気予報では突然の激しい雨が降ることもあるでしょう。ということは情報で得ていましたが・・・やっぱり水たまりが残っているということは激しいスコールのような雨があったという証拠でもあります。

 花火前は空も晴れてそんなそぶりはまったく感じられませんでしたが現実には花火の終了直前にポツポツ・・・地元の人が「来た!来た!」とと言いながら一斉に帰路に着く姿をポカンと見ていたわたしはたちまちバケツをひっくり返したような雨にたたられました。おかげでデジカメ一台の液晶が壊れてしまいました。でも、いいんですけどね。あしずり祭りですからなんてったってメモリーは難を免れましたから。

 横道にそれついでに、画像左が黒潮市場、右が土佐清水海上保安署です。ここでおさらいです。見分けは簡単!方や大漁旗、片や日章旗(日ノ丸)が掲揚されています。です。

T_2 土佐清水港

 いかがですか当日八月七日の夕刻の土佐清水港の情景です。

 今年は誰もお弁当を分けてくれなかったなあ~仕方ない途中のコンビニで買ってきたクリーム入りコッペパンとペットボトルのお茶で待つこと二時間半・・・

 気が付けばブルーシートは新しく引き直され食べ物と飲料水をもって三々五々集まってきています。バーバーキューも始まっています。

 いつもの・・・・あのあしずり祭り花火大会かな~今年はどうなんだろう・・・そうそう、CDを入れ替えないといけない、次はどれにしよう。で、

 8-9-10 Jitterin`Jinn Best から「夏祭り」 作詞作曲 破矢ジンタ いいんですね。この曲は夏の定番です。夏の甲子園のブラバンの応援曲と言えば代表的!ついでにその他、山本リンダさんの「狙いうち」「ダッシュKEIO」「コンバットマーチ」「ランナー」「宇宙戦艦ヤマト」ああ今年は沖縄興南高校でしたね。おめでとうございます。「ハイサイおじさん」でした。

 で、書き下ろして行くとなんとまとまりがない横道ばかりですがお許し下さい。

T_3 土佐清水港

 あともう少しです。ちょうど良い感じかなぁ~。花火は上空の気流にとても左右されるからどうなんだろう・・・CDもちょうど「夏祭り」になりました。これからは手短に花火の画像を中心に。

 「夏祭り」 作詞:破矢ジンタ

”君がいた夏は

 遠い夢の中

 空に消えていった

 打ち上げ花火”

       冒頭より引用。

 考えてみたら確か昨年引用したような・・・で、今年は曲が終わったのでここからは曲を変えて聴きながら・・・

T22f_edited1 あしずり祭り 花火

 花火大会ではリバーサルフィルムでも撮影しました。がフィルムスキャナーの調子が悪く時間が限られていますのでこの画像はフィルムですが以下の画像からはデジタルカメラで撮影した画像を使用しています。

 デジタルで撮影したものは付属のソフトで現像してフォトショップで一部加工したものを使用しています。お許し下さい。

 で、CDの曲名はあの名曲・・・わたしはそう思っています。

 井上陽水 作詞作曲

 「少年時代」

 いいんですね。~今日はこの曲のノリで!で、韓国の歌って踊れるアイドルグループに少女時代というユニットがあるのですね。いかんいかんまた横道にそれそうなのでここは集中して。

K1_edited1 オープニング 

 花火大会の掴みどころでしょうか。グッと引きつけられました。では、

”夏が過ぎ 風あざみ

 誰のあこがれにさまよう

 青空に残された 私の心は夏模様”

K2 プロムナード

 花火大会のプロムナード、遊歩道というかこれまた情緒があると思いました。

”夢が覚めて 夜の中

 永い冬が窓を閉じて

 呼びかけたままで

 夢はつまり 思い出のあとさき”

K3dsc02839aaaa プロムナード

 いろいろな色彩の花火が打ち上げれrます。ここは化学実験ではありませんがナトリウムは炎色反応でオレンジだったかな~と思い出してみたり赤は何だったけ。・・・

 ”夏まつり 宵かがり

 胸の高鳴りにあわせて

 八月は夢花火 私の心は夏模様”

K4 プロムナード

 メッセージ花火が終わりやがてフィナーレを予感させるそして、期待はさらに高まります。

”目が覚めて 夢のあと

 長い影が夜にのびて

 星屑の空へ

 夢はつまり 思い出のあとさき”

K5 フィナーレ

 フィナーレは息つく暇を与えないクライマックスを迎えます。抑圧されたものからの解放。そして、・・・土佐清水の花火大会はカタルシスを迎えるのです。

”夏が過ぎ 風あざみ

 誰のあこがれにさまよう

 八月は夢花火 私の心は夏模様”

 ああ、終わってしまいました。でも、フィナーレが素晴らしいのでフィナーレからのカタルシスが明日への前向きな気持ちをわたしに与えてくれます。

 そこでわたしは一捻り。

 「土佐清水 夜空にひらく 花火見て 一人たたずむ 足摺の旅」

 失礼しました!わ~格調が低くなってしまいました。足摺岬 土佐清水市民祭あしずり祭り

    夏は清水ちや!! 花火大会はお勧めです。

第49回あしずり祭り 花火大会の画像集です。当日の放送をバックグラウンドで流してみました。花火の大音響が収録されています。音量調整に注意して下さいね。

 以下にに簡単に当日の簡易動画を少し場面に分けて編集してみました。ご笑覧いただければ幸いです。

オープニングはあしずり祭り花火大会を印象づける大切な場面でもあります。何というか良いんですね。これから始まり始まり~という感じで見るものの心を引きつけます。とてもいいんですね。

あしずり祭り花火大会の中盤、華やかなオープニングに続いて強く弱く近く遠く上手に強弱を付けて観るものを飽きさせません。中盤の華、ちょうど午後8時30分に終わりましたが一部の観客はあまりの華やかさに花火大会の終わりと感じた方もいるようでした。タイムスケジュールがとても厳密に行われていると感じさせる場面でした。ほんとに綺麗にコントロールされていると感じました。凄い!

あしずり祭り花火大会の中盤の盛り上がりから一瞬間をおいてアナウンスがありました。メッセージ花火五編です。それぞれ趣きがあって良かったです。最期の男性のアナウンスの末尾が少し走ってしまったのがちょっこし残念!でもいいっかあ~。

あしずりまつり花火大会のフィナーレです。それは荘厳で印象的で息を呑む光景でもあります。これこそ花火の王道!夏は清水ちや!!花火大会の真髄でもあります。とわたしは思いました。

 ここまでご笑覧いただき誠にありがとうございました。では、第五十回土佐清水市民祭あしずり祭りに行きましょう!!


あしずり祭り 花火大会

2010-08-23 01:32:08 | 夏は清水ちや!!花火大会

Dsc02809t 夏は清水ちや! 花火大会

 八月七日土佐清水市民祭あしずり祭りが開催されました。そのフィナーレとして花火大会が行われました。今年は頑張って見に行きました。

 わたしは現在も二週間以上も経って昼行燈のように画像の編集を行っておりますです。

 でどうしてこんなに間延びしてしまったのでしょうか。

 それは理由は簡単です。

 花火大会が秀逸だったからだと思います。そうそうほんとに!

T_3 通行止め

 お盆でいろいろ多忙ということもありましたが・・・それだけではありませんでした。

 何と、なんと!スキャナーが壊れてしまったのです。

 現在ニコンフィルムスキャナーは諦めてエプソンに切り替えて鋭意昼行燈のごとく頑張っています。

 折角あしずり祭りを特集したブログが書けると意気込んでいたのに・・・

Photo レインボー!!!

 もう数年前、或いは数十年前に、ありましたでしょう。

 サッカーのゴールシーンに編集を加えて解説者が「レインボー」と連呼する。

 わぁ~どうしてピントが合わなくなったのかなあー。ルーペではきっちり合っているのに~辛い。

 でも頑張るしかないなあ~。

Photo_2 発射準備完了!

 夜空の微かな反射を映した土佐清水港の海面にこだまするアナウンスの声・・・

 男性の声で「花火打ち上げまで後・・・10秒,9秒,8,7、・・・・」

 いいんですねあしずり祭り。

 夏は清水ちや!!

 画像は進入禁止以前に撮影しています。

 この次、頑張ります。


足摺岬 上弦の月

2010-08-19 02:53:52 | 足摺岬

1_edited1 足摺岬 旅の宿

 今日は、何となく空を見るとお月様が煌々と輝いていました。

 ああ、上弦の月はもう過ぎているですね~お月様。

 上弦の月、と言えばわたしは70’から成長が止まっていますから当然、吉田拓郎さんの名曲「旅の宿」。

 いかがですか足摺岬で旅の宿。わたしは一人旅。宿泊先のロビーでは若いカップルが浴衣を着て楽しげに語らいでいます。

 いいんですね~旅の宿。でも、若い女性に一言。浴衣に鼻ピアスやタトゥーは似合わない。

 でもそういうわたしもJUNやVAN、アイビールックに憧れがありました時代でしたね。以下歌詞から引用。

”僕の髪が肩まで伸びて 君と同じになったら 約束通り 町の教会で結婚しようよwhm・・・♪”

以上作詞 吉田拓郎/作曲 吉田拓郎  「結婚しようよ」より。

 TAKURO YOSHIDA  THE BEST PENNY LANE 1970-1999/35SONGSを聞きながらブログを書いています。

 今日は勢いですから・・・

Photo_2 足摺岬 旅の宿

 足摺岬には恋人の聖地も出来たことですし・・・関係ないか、若い方々もそれなりにしっかり生きているのだと思う。

 今だからこそ以前とは比べられない位未来に希望が持てない時代だからこそ若い人たちは今をしっかり生きているのかも知れない。

 若い人たちは足摺岬に何を求めて訪ねてくるのだろう。

 まっ、あまり感傷的にならないでさっさと出かけよう。

 若いカップルさん楽しんで下さいね足摺の夜とは間違っても声は掛けなかったです。

 わたしが足摺岬を訪れるのは息苦しくなった時ばかりではありません。もちろん目的を持って訪ねることもありますです。月並みですがお月様やお日様など。もちろん天候とにらめっこ。でもね、大抵はたどり着けばいつも雨降りなんですけどねそれも土砂降り。

 でもね!足摺岬の真夜中はちょっと勇気がいるんですよ。撮影場所に行く時や撮っている時はそうでもないのですが・・・帰り道は特に恐怖を感じる時があります。今日も変な方向に行っちゃいましたね。

_edited1 足摺岬 上弦の月

 正確には上弦の月ではありませんがでも一日位です。そこはお許しを。

 足摺岬 旅の宿、以前はとうより古くは足摺岬、旅の宿と言えば足摺岬が見え、足摺岬灯台がどの部屋からも見え、そこには海や月や星が見えていました。そう、三軒だったか四軒だったか。それにしてもあの廃屋だけは何とかしていただきたいと思うのです。その気になればすぐ出来るのにどうしてしないのでしょう。って思っても仕方ないのですが・・・

 時はゆっくりと流れ足摺岬ではわたしの場合連泊が常でした。

そして、・・・

”浴衣の君は尾花の簪 熱燗徳利の首つまんで もう一杯いかがなんて みょうに色っぽいね・・・

   ・・・中略・・・

 部屋の灯りをすっかり消して 風呂上がりの髪 いい香り

       上弦の月だったけ

              久しぶりだね月見るなんて

 ぼくはすっかり酔っちまって 君の膝枕に うっとり

       もう飲みすぎちまって

              きみを抱く気にもなれないみたい”

                  

       以上引用、作詞 岡本おさみ 作曲 吉田拓郎。

  もうCDの曲は「結婚しようよ」になってしまいました。

  足摺岬の夜、見上げるとお月様が見えます。

   いいんですよ足摺岬 上弦の月。


足摺岬 夏の名残り

2010-08-14 22:48:48 | 足摺岬

Photo 足摺岬 夜明け前

 足摺岬の真夏、日中吹き抜ける風は熱風に近く容赦なく照りつける日差しは肌を炒る感さえあります。

 そんな足摺岬もお盆を過ぎれば朝夕吹き抜ける風も何かどことなく秋の訪れを感じさせてくれます。

 季節の変化を感じさせる一瞬ってありますよね。でも、来週は暑そう!

 画像は足摺岬の足摺七不思議「潮の満干手水鉢」からの光景です。

Photo_2 足摺岬 夜明け前

 足摺岬で朝を迎えるのはとても気持ちの良いものです。

 もちろん土砂降りであればいかんともしがたいのですが・・・それはそれとして置いておいて。

 この日も天候は曇り時々雨、時々激しい突然の雨や雷雨との予報でした。

 優勢な太平洋高気圧が一時的に勢力を弱め日本海側から寒気が西日本に侵入するためだそうです。

Photo_3 足摺岬 夜明け

 足摺岬に来て折角ですから夜中準備を整えます。

 空を見ると星空も見えますが瞬く間に黒い雲が急速に覆い隠して一瞬!

 ピカーと光るや否やダーンンというかどぉおぉ~~んというか・・・

 怖かったです。だめなんですねー雷にはめっぽう弱い。もう足がすくんでしまいます。

 足摺岬の天気は独特です。特に最近は、いわゆるスコールのような日本語でいうと突然の土砂降りになります。でついでに足摺岬と土佐清水では高々十数キロしか離れていませんがまったく天候が異なっていることがあります。土佐清水土砂降り、足摺岬星空・・・ということもありました。

 だいたいそんな時は足摺スカイライン、今は足摺椿ロードですが霧で真っ白。そう、そんな時は「東廻り」をどうぞ。今日も横道にそれてしまいました。

Photo_4 足摺岬 夜明け

 画像で分かるように空は分厚い鉛色の雲で覆われていました。

 今日は「どげしよう。・・・」いまNHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」にハマっていますからちょっこしお許しを・・・

 夏の一時はこの場所で一枚撮るようにしています。よほどの土砂降りでない限り撮ります。です。

 きょうは足摺岬の女神さんはほんの一瞬空を開けてくれました。

 「折角、足摺岬まできたのですから・・・いつも雨を降らしているのでほんのちょっとだけ!」

 もちろんそんな幻聴は空からは聞こえてきませんが何となく。

Photo_5 足摺岬 夜明け

 いいんですよねぇ~、足摺岬の夜明け。

 もちろん冬場はガジヤ碆近くまでお日様がやってきます。

 ごくごくまれにダルマ朝日になることもあります。です。

 秋にはこの雲が巻層雲になって黄金に輝くこともあります。です。

 お盆を過ぎると今になってもいつものように小さい頃の記憶がよみがえります。夏休みももう終わり。遊び過ぎてな~んにもしていない何というか・・・お盆、あれほど賑わった夏祭りも過ぎ故人を偲ぶ・・・去って肌で感じる。

 と書きつつやっと上がってきた第四十九回土佐清水市民祭あしずり祭り花火大会のスリーブを見ながら・・・ああ、土佐清水の人は、花火大会の翌日には何事もなかったかのようにきっちり清掃もすませ日常生活で前に進でいたなあぁ~。で、高松の人がどうかというともちろん同じ!で、これはわたし個人のことですから・・・もっとしっかりせないかん!とわたしは思いつつ。せっせと花火大会の画像の編集をしています。・・・

 足摺岬 夏の名残りをなんとかしてくれ!

 


足摺岬 浜木綿の花 どこか遠くへ

2010-08-07 01:02:44 | 足摺岬

A1 浜木綿の花

 いつも変り映えしないなあ~と思いながら今日は足摺岬 ハマユウの花。

 そういえば釣りバカ日誌の浜ちゃんとスーさんは足摺に来たけれど寅さんはついに来ることはなかったですね。

 もう、こういう話題も忘却の彼方ですね。今となっては意味が分からない人がほとんどだと思います。 で、庭には娘が買ってプレゼントしてくれたハイビスカスの花が咲き誇っています。

 足摺岬ではハイビスカスよりやっぱり浜木綿(はまゆう)が似合っています。と、わたしはいつも足摺岬の旅で思います。それはもちろん季節的な印象を与える花として、夏、夏なんですよね。

A2 はまゆうの群生

 足摺岬の梅雨明け頃はいつ訪れてもはまゆう(浜木綿)の花がわたしを出迎えてくれます。

 そう勝手にわたしが思っていることなのですが。

 でも、でもね。最近、足摺岬ではめっきりはまゆうの花を見かけることが少なくなってきています。と、わたしは感じるのです。

 以前は至る所にはまゆうの群生が見られました。今年は長雨のあとの猛暑や酷暑といった極端な気象条件が影響しているのかも知れません。もっと考えてみるといわゆる地球温暖化の影響なのかも知れません。

 でも、いつも訪れる時をほぼ同時期に考えて訪れているのですが諸条件を考えても今年はちょっと変わっていました。というより最近どうも同じような傾向が見られるのです。

A3_edited1 足摺岬 はまゆう

 もちょっとましな画像を撮ればどうなんだと言われそう。

 足摺岬に着いたのはもう日暮れ岬の展望台をいつものように訪れてそれから天狗の鼻展望所へ行く。

 道すがら感じることは今年はやたら笹がものすごく勢いを増していることでした。

 足摺岬では樹木とくに雑草などが生い茂ると定期的に景観を考えて除草しているのだと思いますがそう考えてみても笹の勢いが強くなっている感じです。

 はまゆうの花言葉は「どこか 遠くへ」「あなたを信じます」だそうです。ネットから引用しました。いいんですね。どこでも良いのですがやっぱり足摺岬には「はまゆう」が良く似合います。とわたしは思います。

A4 天狗の鼻 はまゆう

 天狗の鼻展望所から見た足摺岬です。

 やっぱり見て分かる通り笹が幅を利かせています。笹を除去しようと考えるとはまゆうだけ残すことはできなかったのではないでしょうか。

 広辞苑からの引用です。

”浜木綿は浜万青年ともいい、暖地の海岸に自生するヒガンバナ科の常緑の多年草。高さ五十センチ余りの麟茎(りんけい)の先から、万青年に似た広い大型の葉を四方に開く。夏、葉間から六十~九十センチの花茎を伸ばし、先端に芳香のある数十個の白い花を傘型に開く。”

”浜おもと補陀洛浄土この沖に 酒井京”

 今年は時期が少しずれたのかまた、気象条件による植物体系の変化か良く分かりませんがいつもの天狗の鼻展望所のはまゆうの花を楽しむことはできませんでした。ほんの少し見られる程度でした。

 足摺岬で笹は、笹と言えば・・・足摺七不思議の根笹位がいいのかな。

A_edited3 足摺岬 はまゆうの花

 やっぱりいいいなあ~。

  足摺岬

    はまゆうの花

 わたしは大好きです。

 夏の足摺岬の景観にぴったりだと思うのです。

 はまゆうの季語は夏。