足摺岬 椿
いいんですね。足摺岬灯台と椿。とてもいいのです。まあ、土佐清水観光協会のホームページには足摺岬の椿の開花状況などが記載されています。どうなんでしょう。見頃まではありましたが。その後の状況は・・・いいんですね。落ち椿も。わたしが訪れたのは3月1日です。内心、もうだめかなと思っていましたが足摺岬の旅情を一層印象付けるようにまた、わたしを待つように足摺岬の椿は待っていてくれました。(自己陶酔)なにかセンチメンタルになります。ああ~~残っていてくれたんだ。わたしが来るのを待っていてくれたんだ。になりますです。毎年椿の時期に訪れていますが昨年でしょうかそれは見事に咲き誇り椿の表年かなと思いましたです。岬の知人も昨年はすごかったねと話していましたです。でも、今年も昨年ほどではないもののいいんですね。十分見応えがあります。
米 表題の落ち椿・・・云々はもちろん「散る桜 残る桜も・・・」良寛和尚のパクリです。
足摺岬灯台と咲きほこる椿
前の画像が4800万画素のデジタルカメラに対してこちらはコンパクトデジタルカメラです。ブログにはコンデジで十分ですね。と言うのも今五人の孫がいますが、ジジといって飛びついてきますが支えるのがつらくなってきました。10数キロあります。もっとも若い頃は10~18Kg位の装備でゴロタ浜まで降りて撮影していました。孫を背負ってゴロタ浜まで降りて上がるとなるとどうなんでしょう。今はコンデジと24~105mmですね。で、この時期3月前後は一般的には落ち椿も風情があってとてもよいのです。
足摺岬 遊歩道を散策する
軽装で散策するのが一番。もう少し年取るとお気に入りのコンデジとコンタックスT3の二つのみになりそうです。(デジタル画像は一応HDやブルーレイに保存していますがいずれは消え去り保存媒体も変化し維持するの大変、比べフィルムは退色するも数十年は持ちますと思います。プリントすればもっと持つかな考え方にもよりますが・・・)遊歩道には落ち椿がまだ枝には比較的形の整った花が残っています。まだ、つぼみも多く残っています。遊歩道には木々が木漏れ日とともにいろいろな模様を編んでいいます。そして落ち椿がアクセントを添えてくれます。その遊歩道を散策する。いいんですね。だいたい遊歩道を毎年散策していると落ち椿、言い換えれば花を多くつける木々があるところがわかってきますから大体見当をつけて遊歩道の散策を楽しみます。
以前のように三脚をローアングルにして遊歩道を散策する人々に奇異の目で見られながら(邪魔と思われながら)撮影することもなくなりましたです。今はどうなんでしょう。足摺岬の感覚を楽しむ感じで愚妻は夕食朝食が楽しみ、上げ膳据え膳で楽してお風呂に入って後は寝るだけ片付けも一切なし。で、最近はもう旅の宿で冒険をすることはなく今までの経験で落ち着くところに宿泊するようになりました。その宿も経営母体の移行がありました。経営母体がドメスチックな場合以前とあまりかわりませんが大きく変化するとともにサービスや施設が変わることも経験しました。白山神社大祭でお世話になったそのホテルの部長さんだった方は今はその方の妻が経営する民宿を手伝っているようです。旅をしていると兄弟でそれぞれ経営していたホテルも事情があり宿泊できなくなりました。3月3日はひな祭り、多くの宿泊施設ではひな人形が飾られています。また、松尾の吉福住宅でもわたしが訪れた以前にはひな人形が飾られていました。でも当時は駐車場がなくて困りました。また、松尾の曲がり角では最近の大型車は脱輪しそうでしたです。今はどうなんでしょう。で、ちょっと、今回宿泊した施設を紹介しますね。
足摺温泉郷
岬の一角にまとまっています。撮影日誌には主だった宿泊施設にはほぼすべて宿泊しています。民宿は3軒くらいだったと思います。今はこの画像から全く消えてしまった施設もあります。だから毎回訪れるたびに何かセンチメンタルになるのです。あの活気があった足摺太鼓の練習は白山同門閣の地下だってでしょうか。もう宿泊施設で見ることはできません。ただし、受け継がれて子供たちがお祭りなどに披露していましたです。今はおそらく代表的な宿泊施設は3~4施設でしょうか。今回は足摺インターナショナルホテル。よく外国の方に間違われるそうですが・・・国際という意味です。
ひな人形
ひな人形の横には大きなトランクがいっぱい。主に外国の方ですね。足摺岬の主な宿泊施設は今主に台湾からの観光客が利用されているのではないでしょうか。今足摺岬は別な意味で宿泊施設の利用価値があるうそうです。我がうどん県でも最近は毎日台湾航空航路が開設されています。おそらく高知県も台湾を中心とした航空航路に注力しているのではないでしょうか。高知から中村(四万十)経由愛媛の道後温泉が黄金ルート。うどん県は高松経由阪神方面という感じです。以前は足摺岬は経由地でしたが台湾からの観光客の増加に足摺岬の宿泊施設がリリーフ的な役割を果たすようになったのだと思います。台湾の観光客を乗せた観光バスが夕方遅く到着して翌日の朝慌ただしく出発してゆきます。足摺岬をゆうくり観光している情景に出会ったことはあまりないような。で、宿泊施設の料金も上昇傾向にありますです。で特にザマナビレッジは以前の宿泊施設でもそうでしたが高級志向に振っているように思えます。今年再開業された足摺テルメは今までとは若干異なり朝食のみか夕食も軽食傾向で料金設定も以前よりは低く抑えられていて若い人たちや家族などで持ち込みも多く従業員の方の話では部屋の後片付けが大変だそうです。また、一方足摺岬はお遍路さんの団体旅行で宿泊施設として利用されていました。我がうどん県から四国遍路を観光バスのツアーで訪れるとすると金剛福寺あたりまではどうしても宿泊を伴うことが必要になります。添乗員の方に話を聞くと宿泊料金が前述の影響で高くなりとても格安パックのお遍路ツアーでは成り立たなくなりメインの宿泊施設を中村に変更したそうです。
二階の踊り場からみた一階
このような広々とした海を見渡せる(オーシャンビュー)ロビーはあとザマナザビレッジなど。後者のロービーは改装されて3年くらいでしょうか豪華に見えるかと思います。旧従業員宿舎を改築したのではないかと思います。以前の淡い印象ですので間違っているかもしれません。わたしが訪れたのは改築直後でまだ部屋には取り急ぎ外した跡など釘などが露出している部分もありましたです。コロナ禍を過ぎて4年でしょうか大分印象も変わってきたと思います。ザマナビレッジについては別の機会に。
宿泊した部屋は和洋室です。
よくあるツインベッドと隣接する4畳半くらいの一般的なものではなく個別で空調も個別にコントロールできます。この時はいつも愚妻との二人旅ですが家族ずれでも楽しめます。実際夕食では家族ずれも多くみられましたです。この時は台湾からの団体観光客の方々の姿を見ることはなかったですがおそらくほかの宿泊施設でもそうだと思いますが別な大広間や食堂が使用されているのだと思います。これは他の足摺岬のホテルで聞きましたが食事は特別変わったものではなくはほぼ同じメニューだそうです。どうしても食べられないアレルギーがあるといった場合は対応するそうです。高知県の調査では高知を訪れる外国人観光客の興味はおそらく2番目にご当地の食事に興味があるだったと思います。
お着き菓子 土佐の青のりせんべい
このホテルでは以前から土佐の青のりせんべいだったような。お着き菓子については諸説あるそうでネットなどを参考にしてください。一時代前は何とかドシャーンだったかそれに似たような菓子が多くを占めていた。必ずしも土佐の青のりせんべいが足摺の銘菓というとそうではないのでしょうが以前は多くの宿泊施設で供されていた。なんと以前は一袋に二枚はいっていたのですよ~~~~~まあ時代ですから。で、ポットには冷水が入っています。でもいいんですけどね。
備え付けの備品
洗面台には定番の一式歯ブラシと歯磨き小チューブ、キャップ、クシ、髭剃り、などほぼ一般的でしっかりしています。トニック、リキッド、ローションなど一般的です。もちろん部屋にはシャワーを含む小さな浴槽があります。浴槽といっても普通の方では肩までつかることが出来ますです。
で、冷水のボトル、湯沸かしポッド、それと、小型のエスプレッソマシーンで結構コーヒーのポッドも多くあり楽しめましたですね。朝食後のモーニングコーヒーは一階のロビー出口付近に無料であります。もちろんジュースなども無料です。また、レンタル自転車も置いてありましたです。
夕食の一例
他のメニューによってお肉系とか魚系などあります。まず、量において困ることはありません。このコースは釜飯でおそらく鯛飯だったと思います。量的にはお茶碗8分目くらいです。またこのほか天ぷら、煮魚、お吸い物、香の物、デザートなど。もちろんご飯が足らないときは白ご飯ですが別におそらく無料でお代わり出来ます。
リピーターの方は飲物一杯無料です。だから一番高いものご注文されても無料です。と説明を受けましたです。
お品書き
おおよそ足摺岬ではウツボの天ぷらは必ず入ります。白身でおいしいですが時には定番のイカ、エビ、白身魚と野菜などもいいかな。土佐和牛もおいしかったです。脂肪注入肉ではないと思いますが結構油が多かったですね。(脂肪注入肉を否定している訳ではありません。ビュッフェスタイルでステーキお代わり自由といったお肉は脂肪注入肉などが多いですと思います。)今までいろいろ足摺岬の宿泊施設で泊まってきましたが板長が変わると内容が激変することはありましたですね。ここの料理長さんは地元のかたでしょうか。安定していますです。
鰹のたたき
一品ものを注文しましたが一般的なコースで質量ともに多くわたしにとって十分で追加注文したものも妻と一緒に食べましたが残してしまいましたです。
土佐和牛の鉄板焼き
まずカボチャから焼いてと指示があります。火の通りに時間がかかりますから。また、釜飯は時間を指定されますから吹きこぼれても絶対蓋を開けないように指定時間が来たら召し上がってくださいと言われましたです。
ベッドルーム
リネン、サニタリーもしっかりしていました。特にわたしは禁煙絶対ですから、少しでも香りが残ってたら分かりますが合格ですね。窓際にあるのは簡易マッサージ器です。強さを間違えると余計肩こりや腰痛になりそうですからお気を付けくださいませ。
落ち椿
足摺岬遊歩道の落ち椿。いいんですね。なんというか今回はこの旅情を楽しむために来たみたいなものですから。もう訪れて二週間。以前は月に二回なんと多いときには三回も訪れたことがありましたです。今は週に2~3回孫ちゃんが訪れ抱っこや突撃でパソコンなどクリックすることなどなかなか。足摺岬を訪れてブログにするのも時間がかかります。
亀石と落ち椿
足摺遊歩道の金剛福寺前から「揺るぎ石」を経由「満干手水鉢」を越えてすぐ「亀石」
落ち椿がなんともいえない風情を醸し出していました。
しばし足摺岬で悠久の時の流れに身を任せていました。
いいんですね、足摺岬 落ち椿の季節。