足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




臼碆竜宮神社の入日

2010-01-31 00:56:58 | 足摺岬

1_3 臼碆竜宮神社 入日

 今日はどこかというと足摺岬の臼碆にある臼碆竜宮神社です。画像は今年の以前のものを使用しています。

 今日はどうなんでしょう。出会う釣り人に尋ねたりこちらが聞かないうちに「だめ!だめ!今日はだめ!」。

 「そこまで言わなくてもよいのに~」期待して訪れたわたしの心をうち砕く言葉・・・

2 夕日が半分

 あ~ぁやっぱり!「だめじゃん!」

 釣り人が言った通りになったなぁ~。辛い!

 じっくり腰を据えての旅写真ではないのでチャンスに希望通り恵まれるわけではありません。日頃行いがよい人は別として・・・

 昼間快晴でもダルマ夕日など必ず現れるものではありません。

3 おひさまだめじゃん!

 地元の人に聞くと「ああ、ダルマ夕日ね!先週はエブリデイ!OK!」

 「そっそうですか。」

 もちろん足摺岬ではネイティブな幡多弁です。

 「ほんとかいな!」と思っていてもそれは事実なのです。実際見られる時は見られるものだそうです。

 いいんですけどね。わたしは慣れていますから。

 でもね、だめじゃん!おひさま!

4 沈んじゃった!

 いいんですか!おひさま。わたしに何の断りもなく沈んじゃって。

 まあ、いつもこんなやり取りをしながらわたしの旅写真は終わってしまうのが定め。

 旅ではあまり執着してしまうと暗い気持ちになるので気持ちの切り替えが大切。

「また来てね!」

「いつか、ちょっとだけ見せてあげる。」

「もう、いいですよ。慣れっこですから。」

「じゃまたね~」

5_edited1 臼碆竜宮神社

 この神社は海の航海安全祈願、大漁祈願の神社として有名です。

 近くの以布利漁協のおかみさんや少し離れたカツオ一本釣り船団の漁業基地のおかみさんたちがお参りに訪れます。

 わたしは高知県出身の青柳裕介さんのコミック「土佐の一本釣り」で知りました。

 そのコミックでは「ちらみせ様」として描写されています。

「竜宮神社さん!見せますけえ~」若干幡多弁では微妙に発音が異なっていますが・・・

「やめて下さい。わたしは女人オンリーです。」と言ったかどうか。

 足摺岬、臼碆竜宮神社。

入日の余韻を少し楽しむのもいいかな。

Photo 臼碆竜宮神社 入日

 

  あなたが見えます。

 今日もアバター観てしまいました。最近、アバターにかぶれています。何卒ご容赦のほどを・・・


眠る足摺岬

2010-01-26 01:33:54 | 足摺岬

Photo 眠る足摺岬

 足摺岬の夜明け前、まだ磯渡しの渡船もでていません。

 船宿では釣りの準備を済ませ伊佐港では岸壁に集まって渡船を待っているのでしょうか。

 お遍路さんはもう出発の準備をして宿の人からお弁当を受け取っているのかもしれません。

 旅の宿ではまだ深い眠りについている観光客もいることでしょう。

 今日は一晩徹夜の覚悟でしたが気が付けばレリーズを握りしめて寝ていました。

 ふっ、と夜明け前の東の空を見ると夏の星座が瞬いていました。

   眠る足摺岬もわたしは好きです。


足摺岬 椿一輪

2010-01-22 22:28:45 | 足摺岬

Photo 足摺岬 椿一輪

 先週足摺岬を訪れました。例年大みそかやこの時期に足摺岬を訪れることにしています。

 理由の一つには足摺岬の遊歩道のヤブ椿の花が見たいため。

 そして、もう一つは足摺岬の冬の夕景の代名詞「ダルマ夕日」を見たいから。

 先ず、足摺岬の遊歩道の椿を少し取り上げてみたいと思います。

足摺岬遊歩道椿一輪

 1月17日の足摺岬の遊歩道です。ご笑覧ください。

Photo_2 足摺岬 遊歩道

 ここは足摺岬を訪れる時必ずといってよいほど通る場所。

 足摺園地の中浜万次郎銅像があるところから岬の展望台へ至る入口にあたります。

 先ずこの定礎がある場所。この場所も椿の開花状況を判断するには良いところだと思います。

Photo_3 椿の開花状況

 ツバキの花はちらほらといった印象でしょうか。蕾はしっかりついていますがまだまだかたい印象でした。

 足摺岬はヤブツバキの名所でもありますが開花状況は一様ではなく足摺スカイラインと足摺岬遊歩道では若干のずれがあるようです。

 でも数は少ないですがそれはそれで一つ一つが印象的に感じられました。

Photo_4 椿油あります

 ここは先ほどのところから岬の展望台へ進んだところにある売店です。

 特徴的な風情で夏などは必ずと言ってよいほどここでアイスクリンを食べます。

 椿油あります。なんと足摺岬の椿の実を足摺のシルバーセンターでしぼって作られた椿油なのです。椿油と言えば伊豆大島が有名で以前は髪油としてお婆さんがつけてその独特な匂いが記憶に残っています。現在はどのように使用するのでしょうか。

Photo_5 田宮虎彦記念碑

 足摺岬は田宮虎彦作小説「足摺岬」でその名が知られるようになりました。そして、映画化によって観光地としての確固たる地位が確立されたように思えます。

 足摺岬を訪れてみていつも田宮虎彦がフィクションで小説足摺岬を作り上げたことに驚きを禁じえません。

 まさに怒涛に立つ足摺岬の情景は小説に表された情景描写と寸分もたがわないのです。と感じました。田宮虎彦は昭和三十年以降二回足摺岬を訪れたのではないでしょうか。詳しくは土佐清水市観光協会にお問い合わせください。

Photo_6

ツバキの花

 この田宮虎彦記念碑の後ろにヤブツバキが咲いていました。

 もう少しでしょうか。以前同じ時期に訪れた時にはこのヤブツバキの木に数えきれないほどの花が咲いていました。

 もう一二週間もすると見ごろになるのでしょうか。

 この場所の咲き誇るツバキの花を見るために訪れたのも理由の一つですがそうそううまくは行きません。

Photo_7 足摺岬 椿一輪

 1月17日訪れた時には足摺岬の遊歩道は椿のトンネルという風情にはまだまだの印象でした。

 どうしてだろうと考えてみると・・・

1.昨年の政権交代。

2.リーマンショック。

3.日本航空の問題。

4.椿など果実をつける植物によく言われる隔年結実の現象。去年が生年(なりどし)で今年がふなり年。

5.当初の気象予報と異なり昨年秋から冬にかけて暖冬ではなく寒い気象条件が続いた。

6.まだ時期が早かった。

 蕾はたくさんついているので多分、5、6ではないかと思いますが4などの影響もあるかも知れません。あまり咲かないと今年は衆参同時選挙もあるかも知れません。これはわたしの椿予想でした。またまた今日も終わり方が乱れてしまいました。

 足摺岬の椿、ここ一二週間から見ごろが始まり二月中旬位が足摺岬らしいヤブツバキの風情が楽しめるのではないでしょうか。つばき祭りも開催されるのかな。

  楽しみ!

 


足摺岬 夜空

2010-01-21 01:06:16 | 足摺岬

Photo 足摺岬 夜空

 足摺岬へたどり着きふと夜空を見上げる。そこには冬の星座が瞬いていました。

 ペテルギウス、リゲルが構成するオリオン。シリウスが構成するおおいぬ座など・・・

 目を凝らして夜空を見つめると点滅しながら高高度を飛行するジェット機の航跡。

 ジェットストリームの城 達也さんのナレーションの一節が浮かんできます。「・・・きらめく星座の物語も聞こえてくる夜の静寂のなんと饒舌なことでしょうか・・・」

 足摺岬の夜、いかがお過ごしでしょうか・・・

 

 わたしはこのたび「エイワ:映画アバターに出てくる万物の根源のような存在」身近にいえば「天照大神」のような存在・・・ちょっと引いてしまいますが。のお許しを得てめでたく足摺岬を訪れることができました。理由はどうしても訪れなくてはいけないことがあったからです。詳細は後日に画像は現在現像中です。夜も遅くなりました今日はこのくらいで・・・おやすみなさい。今、聴いているのはジェットストリームから「シバの女王」演奏ポール・モーリア・オーケストラです。今日もドン引きで終わっちゃいました・・・


松尾のアコウとアバター

2010-01-14 00:32:24 | 足摺岬

1 松尾のアコウ

 この木はアコウの木。クワ科の亜熱帯高木です。

 最近は事情があって足摺岬への旅行が思うようになりません。が、ひょんなことから足摺岬へ行けそうな雰囲気になってきました。

 それは3D映画「アバター」と深い関係があります。で、今日は松尾のアコウとアバターの関係について少しだけ。

  「アバター」を観たことがある方はこの映像を見てピンと感じることがあるのではないでしょうか。

 あるいは,またまた後述するようにドン引き状態に陥ってしまったかもしれません。

2 松尾のアコウ

 特徴的な気根が見られます。

映画「アバター」では印象的に大樹が画像に出てきます。実際上のスケールはこの松尾のアコウとは全く異なっていますが相手はコンピューターグラフィックスですから。

 足摺岬へ行けないわたしはクリスマスに観た「アバター」をもう一度観ようとワーナーマイカルシネマへ足を運んだのですが・・・

 残り僅少。「アバター3D吹き替えありますか。」「残り一席でA1です。」

 清く翌日のレイトショーに変更してベストポジションを予約。

 で、当日は「のだめカンタービレ」を観賞してそれなりに感動!

 わたしはすぐなんでも感動するたちですから。

 「のだめカンタービレ」はわたしもお勧めしたい映画の一つです。

6 松尾のアコウ

 日本国中でもこの松尾のアコウよりも巨大で有名な樹木は枚挙に暇がないのだと思います。このアコウも天然記念物の指定を受けているようですがアコウの木として北限の樹木が愛媛にもあるようです。でも足摺岬を旅する時余裕があれば是非お勧めしたい場所でもあるのです。わたしとしては・・・   

 で、この木と「アバター」と足摺岬の関係ですが・・・

 「いかん」

   「いかん」

 と思い直して映画を観ているのですが・・・

 映画を観終わって家に帰り映画の話題になった時、ついわたしが「映画「アバター」に出てきた樹木が松尾のアコウとダブってしまった。」と話したとたん今まで談笑していた家族の会話が突然途絶えて気まずい雰囲気。

 「そんなに行きたいのなら無理しないで行けば・・・」

 「やっぱりちょっとまずかったかなー」以前にも映画「MAMMA MIA!」でも丘の上の教会が臼碆の竜宮神社と雰囲気が似ていると話した状況になってしまいました。

 でもでも、紆余曲折はあったもののこれで足摺岬への旅のチャンスが巡ってきたようなものです。映画「アバター」は「エイワ」という絶対的なものがありますがわたしもそのようなものに支配されていて・・・おいそれとは足摺岬へ行けない状況なのです・・・?

 で、以下に少し松尾の情景を・・・

3 アコウの木 案内板

 足摺岬を旅する時、どのくらいの観光客がアコウの木がある松尾へ立ち寄るかは定かではありません。

 土佐清水市内から足摺スカイラインを通って行くとなかなかイメージできません。

 県道足摺岬公園線(通称、西廻り)を利用すると道路標識がありますが。

 でも、訪れる目的意識を持たないとどうなんでしょう。

4 松尾小学校

 先ほどの案内板から細いというか松尾バイパスができるまでは本来の道筋です。岬へ向かうバスの路線で運転手さんに松尾のアコウを観たいと言えば丁寧に教えていただけると思います。

 時間があると足摺岬の宿からバスで松尾に向い数時間松尾を散策します。

 バスの間隔は一時間以上の頻度ですから・・・

 ちなみにこの松尾小学校も廃校になりました。整った施設に思えたのですがやはり児童数の減少なのでしょうか。実はわたしの小学校も学校区の統廃合で今は無くそのためか画像が少し寂しくなってしまいました。

5 松尾の街並み

 もっと代表的な松尾の町並みもあるのですがこの画像左にある店は結構アクティブに活動しているお店です。画像は平成18年のものを使用しています。

 松尾観光のホームページにも出てくるお店で「ツワ寿司」の製造元でもあります。この道筋を路線バスが通ります。

 今日も書き始めるとだらだら長くなってきたので後は簡単に!

7 石抱アコウ

 松尾のアコウの大樹の近くにとても変わった形をしたアコウを観ることができます。

 松尾のアコウの近くに神社があります。その神社の鳥居を出て前の道を左手に行くとこの場所に出ます。

 鳥居をでて左手すぐ右へ行くと松尾漁港へ出ます。

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石抱アコウ

 松尾観光案内に「石抱アコウ」として紹介されているアコウの木。

 自然の不思議を観ることができます。バスで松尾を訪れる時は結構時間的に余裕がありますから散策してみてはいかがでしょうか。

 余談ですが松尾のアコウにしても専用駐車場は無いのに等しい状況で「松尾のアコウ」の木がある道路沿いに駐車するようになると思います。もちろんその場所からこの石抱アコウまでそんなに時間はかかりませんが少し海岸へ下りて行くことになります。

9 足摺岬灯台

 今日はまただらだらと書いてしまいました。

 でも、なんとか足摺岬を訪れることができそうです。

 で、今エネルギー充填中・・・

「エネルギー充填120パーセント」

・・・「宇宙戦艦ヤマト」の一齣が思い出されます。

 今日はいかんなあーどうもあちこちしてしまいます。どうしてここで「宇宙戦艦ヤマト」が出てくるかなあー。

Photo 足摺岬

 とにかくもう少しすると、まだまだ時間がかかりそうですが足摺岬を訪れることが仔細はともあれ叶いそうです。

 ここまで来ると松尾のアコウとアバターについて・・・

 しめのドン引きで・・・

99 足摺岬

 映画「アバター」の一節から引用。

”・・・あなたが見える

    君が見える

      君が見える

       あなたが見える・・・”