足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




足摺岬 ゆく年くる年

2012-12-30 22:34:09 | 足摺岬

                                                        Photo 足摺岬 天狗の鼻

 もう今年もあと一日となりました。わたしといえば今年は足摺岬を訪れる回数が極端に減ってしまいました。

 パソコンのファイルを見ると五回でした。訪れる回数が減少した理由はいろいろあるのですがそれは置いておいて。

 いいんですね足摺岬 天狗の鼻。冬になると太陽高度が低くなって海面の輝く時間帯が多くなってきます。

Photo_2 足摺岬 磯と釣り人

 新春はどうなんでしょう。天気予報からは太平洋側の足摺岬では磯釣りの渡船が出船できそうかな。

 足摺岬は良い磯があり釣人に人気があります。釣人にとって足摺岬観光はあまり興味が無いようです。

 船宿についてぐいっと一杯、早く休んで早朝出船。

 毎年同じ光景が繰り返されるのだと思います。素晴らしい釣果でありますように。

Photo_3 足摺岬 万次郎足湯

 ここは以前は洞門閣だったと思います。昭和四十年代の花形旅館でした。足摺岬で初めてエレベータが付いた旅館は岬の方にありますす。確か洞門閣には無かったように思います。

 旅をしていると足摺岬の風景は変って行きます。

 白山洞門展望所から万次郎足湯へ建て替えられました。建物だけではなく旅行者に気持ち良いサービスがほんの少しあればとも思います。足摺岬を取り巻く環境から困難になりつつあるのかも知れません。その素晴らしい眺望がさらに楽しめると思います。

足摺岬 万次郎足湯

Photo_4 足摺岬 万次郎足湯

 初めの頃はカウンターに係りの方がいましたがその後、Jターンという制度などで土佐清水に来た若い確かサーファーの方がいました。今は、時間で見廻っているようです。

 足湯のマナーは案内板に書いてありますがその後に使用する人の気持ちにはあわただしい旅の中で至らなかったのかも知れません。

 足湯は衛生施設です。使用後のタオルなど一工夫必要かも知れません。

Photo_6 足摺岬 ゆく年くる年 祈り

 足摺岬は今年、四国遍路でいわゆる「逆打ち」の年でした。

 旅行会社のツアーガイドさんに聞くとそれは盛況だったということです。

 ただ、「逆打ち」の翌年は例年四国遍路の数は反動で減少するといわれています。でも、でも

 翌々年の平成27年(2015年)は空海開創1200年にあたります。わたしが足摺岬を旅する時、金剛福寺はその準備を着々と整えているように感じました。

 足摺岬全体で飛躍して欲しいと思います。その意味でも来年はとっても重要な年になるのだと思います。

 画像は今年の鹿島神社大祭で「浦安の舞」を舞う舞姫。

「浦安の舞」は神事舞。1940年「皇紀二千六百年」祝典の際に作られました。舞人は女子8人または4人。上代の手振りを偲ぶ荘重典雅な舞いで、扇の舞と鈴の舞がある。広辞苑から引用。

 

1933年(昭和8年)の昭和天皇御製「天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を」 が神楽の歌詞となっている。以上ウィキペディアから引用。

 足摺岬でみた浦安の舞、とっても良かったです。また、取り上げてみますね。

 で、空海開創1200年とどう関係するのか、金剛福寺と神社は関係ないのではないかと危惧する方もいらっしゃると思いますが。個人的なブログです。とにかく足摺岬が盛り上がっていただきたいわたしとしては神様、仏様の気持ちで見守っています。

 多分、多くの足摺岬の人も年越しは「白山神社」、「金剛福寺」にお参りするでしょう。明日の年越しが楽しみです。

 足摺岬 ゆく年くる年  祈り


足摺岬 メリークリスマス

2012-12-24 00:17:38 | 足摺岬

Photo

足摺岬 メリークリスマス

 夜の足摺岬、お月様は午後九時ごろおやすみになりました。

 月光の無い足摺岬の夜は満天の星空です。

 足摺岬灯台の灯光が自身の存在を知らしめる周期で無限の光芒を放っています。

 沖を行く船は灯光を見て安堵しているのでしょうか。

 見上げるとわたしの好きな冬の星座、オリオンが輝いています。冬の大三角も海上から姿を見せてきました。星も行く先を導いているのでしょうか。

 周期的な点滅を残して航空機が夜空を行きます。ふと思い出しました。ここからは朝日新聞の記事からの引用です。タイトルは「サンタ、今年も追跡します。北米防空司令部、北朝鮮の衛星に加え」文責はワシントン支局=大島隆。

”米軍とカナダ軍が共同運営する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は24日、毎年恒例のサンタを追跡するプロジェクトを実施する。中略、NORADはクリスマスプレゼントを配るため世界中を移動するサンタを追跡、その様子を24日未明(日本時間同午後)からNORADのウェブサイトで日本語を含む8ヵ国語で紹介する。中略、朝日新聞がNORADに尋ねたところ、「私たちはいくつもの物体を同時に追跡できます。サンタはものすごい速さで移動するのですが、私たちの人工衛星は、トナカイの鼻から出る赤外線を探知して、サンタを追跡できるのです」と答えた。

 サンタが実在するかどうかについて、NORADは「50年以上にわたる我々の追跡から導きだされた結論は、サンタが世界中の子供の心の中に実在し、愛されているということだ」としている。”

 蓋し名言だとわたしは思う。

 足摺岬 メリークリスマス


足摺岬 臼碆 竜宮神社の黄昏

2012-12-07 23:45:37 | 足摺岬 ダルマ夕日

Photo 足摺岬 臼碆 竜宮神社

 ここは、足摺岬の松尾にある臼碆です。

 臼碆という地名はこの荒々しい磯を流れる激しい潮流の様あるいは音を例えて名付けられたとのことです。

 田宮虎彦作小説「足摺岬」にもこの臼碆を表す一節があります。この荒涼とした風景を見ると田宮虎彦がどうしてこの地を訪れることなく表現できたのだろうと、ふと思うことがあります。

 全然話題が変りますが、映画「人生の特等席」は良かったです。もう一度見てみたいと思いますが当地ではもうすぐ終了かもしれません。クリント・イーストウッドさんの演技良かったです。

 82歳ですよね。高倉 健さんは81歳かな。わたしは最近の映画ではクリント・イーストウッドさんの雰囲気が良かったです。わたしの好きな健さんは「駅」「鉄道員」でしょうか。アクションはやっぱりダーティー・ハリーかな。

 臼碆でいつものように時を過ごして待つ。その多くの場合ションボリなんですけど、時として良い時もあります。

 待つ間に荒涼とした臼碆の中に身を置いて悠久の時を感じる。白昼夢のような、デジャブーのような取りとめも無いことなのです。

 で、映画「バイオハザードⅤ リトリビューション」も良かったです。ジャンルは違いますが中島美嘉さんの挿入歌「明日世界が終わるなら」わたしは大好きです。

 今日は何となく・・・

 足摺岬 明日世界が終わるなら・・・

足摺岬 明日世界が終わるなら