これからも ずっと二人で
ありましたでしょう。「君といつまでも」このフレーズが分かる世代は分かるのですが・・・
今の世代の人がどれくらい分かるかは不明。
前述の「君といつまでも」はわたしの青春の若大将加山雄三の大ヒット曲です。
わたしは今も大ファンですが近年遊戯会社のコマーシャルに出演して少しがっかり。
ついつい写真を撮りながら「おい、亨! 苗を泣かせたら許さんぞ!」とシャッターを押す指にも力が入る。
ついでに
Lock
ついでに「おい、アキ! コを泣かせたら許さんぞ!」
とついつい老婆心ながらこれまたシャッターを押す指に力が入ります。
いいんですけどね・・・足摺岬を旅する若いカップルを見るとついつい若い時のわたしを思い出します。
今まで足摺岬で若いカップルの修羅場を見たのはおそらく天狗の鼻展望所での一回ではないでしょうか。
ハートの鍵
おお!鍵を見るとわたしはまず谷崎潤一郎の「鍵」を連想しますが足摺岬で鍵をみて官能的になったり感傷的になってはいけません。ついつい最近のワイドショーの話題をさらっている事柄にも結びついてしまいます。
ここはあくまでも足摺岬ですから明るく明るく。
どうです若いカップルのみなさんここで愛を確認してみてはいかがでしょうか。
もちろん壮年、老年、後期高齢者のカップルもOKです。
ただ名前を見ると地層を見るようにその時代が読み取れます。わたしの若いころは女性の名前には上位に必ず子が付いていましたが今や子が付く女性名は希少な存在です。
きょうも大横道にそれてしまったのでこの場所は。
クジラのモニュメント
ここはどこでしょう。もう何度も何度もくどく言わない。
今年の4月に認定された「恋人の聖地」です。
今年で三回目の訪問ですが結構いい感じです。
どうしてかはよく理解できています。だってテレビで放映されていましたから。
もう少し従業員の方が目立ったほうがよかったのに少し萎縮しているようでした。
で、なにはともあれ・・・
以前訪れた時の印象となんか少し違います。やっぱりこれがないといけません。それは・・・
恋人の聖地
でました。恋人の聖地と認定されたプレート。
このプレート一枚で足摺岬にある恋人の聖地「アネモネ」が真の恋人の聖地に認定されたことが分かります。
隣接する足摺テルメでは宿泊者や恋人の聖地にふさわしい企画が盛りだくさんです。
以前わたしが国民宿舎足摺テルメと呼んでいた呼称は宿舎の高級感を意識させ醸成させるために国民宿舎の呼称が外されて別な冠が付いています。でもわたしは単に「足摺テルメ」でよいのだと思うのです。
それはどうでも良いのですがわたしがこれから足摺岬の暑い季節を旅することを考える時なにかこの恋人の聖地に足りないものがあります。それは鍵ではありません。わたしにとって鍵は前述したようにある意味官能的なものを示唆するものでもあるからです。だいたい鍵とか窓とかは官能的ですよね・・・いかんいかん谷崎潤一郎の世界がよみがえってきました。
話を戻して・・・・・足摺岬にはスイーツがない、ない、ない、ない、ない、ない、ない、ない。
まったく無い!スイーツと言えば岬の出店のアイスクリンやかき氷とレストラン椿のソフトクリーム。それはそれでよいのですが。
ひるがえってわたしの郷土、さぬきでは何とうどんアイスやしょうゆアイスなどなどなど枚挙に暇がありません。考えてみて下さい。アイスクリームにあのうどんが入っている或いはアイスクリームに醤油が入っていると考えるだけでも鳥肌が立つ思いです。土佐の東にはアイスクリームにバラエティを持た道の駅があると聞きます。まあ、香川讃岐のうどんアイスや醤油アイスにはと遠く及ばないであろうとわたしは考えているのですが。油断は禁物です。
そう考えてみて足摺の特産アイスを考えるときどうなんでしょう
1、かつおたたきアイス これはスタンダードと塩たたきの二種類
2、めじかアイス これも生節と枯れ節の二種類
3、文旦アイス
4、ビワアイス
5、これがわたしの本命足摺岬「小夏アイス」
どうです。小夏などはとてもとてもおいしい。食べ方は岬の人に聞けば分かりますが絶対にあの白い部分を適量まじえて乱切りにしていただくのです。種が多いと言えばそうなのですが一度小夏の味を知ってしまうともうそこは官能の世界、官能小説です。いかんいかん・・・
Lover`s Sanctuary
ちょうど恋人の聖地のパネルをみて振り返ってみるとこの光景です。
そこには明るい足摺の海が見えます。心地よい風が吹き抜けてゆきます。
いかがですか足摺岬恋人の聖地「アネモネ」。
愛の鍵 いろいろ
気が付けば驚くほど様々な鍵がかけられています。
おそらくもっともっとこれから増えるでしょう。
この鍵の行く末はどうなんでしょう。
若いカップルが再びこの思い出の足摺岬に回帰することはあるのでしょうか。
そんなにセンチメンタルになることはないのかも知れないし今時のカップルはもっとドライなのかも知れません。
センチメンタルと言えばあるカメラマンの写真集「センチメンタルな旅」が思い出されます。
また、横道にそれちゃいましたが鍵を大切にしないものは鍵に泣くことになります。とわたしは思うのです。
小夏・・・
今日はなんだか変な終わり方になったので・・・
たまらなく小夏が食べたくなりました。
小夏・・・
食べよっと
たまりません!
もう、口の中が・・・
小夏、食べよっと!
美味しいですよ!