足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




足摺岬東奔西走

2007-01-30 22:20:28 | 足摺岬

_kore 足摺岬   渡船   東奔西走

 足摺岬、ここは足摺七不思議の亀呼場と呼ばれる所。しばらくたたずんでいるとドドドドドド船が疾走して行きます。

 渡船です。正面の岩場はガジヤ碆、別名不動岩と呼ばれる所。弘法大師が亀の背中に乗って渡ったとされる所です。今は磯釣りの人が渡って磯釣りをしています。渡船の向う方向は東向きです。

 せっかく足摺岬まで来たのですからやはり船に乗って周遊してみたいと思うのは人情。ただ残念なことに足摺岬では一般の観光客を乗せて周遊するシステムが確立されていません。

_kore_1 足摺岬   渡船   東奔西走

 足摺岬には渡船業者は三つあるそうです。以前は足摺岬には海上遊覧もしてくれる漁船もあったそうです。昭和五十年頃の観光パンフレットには記載がありました。今はそれほどのニーズがないのかも知れません。ホテルの主に聞くとホテルにも以前はクルーザーがあったそうです。

 現在は渡船業者が営業している民宿を利用するか一般の民宿でも手配が可能な所もあるようです。でも一般的に1人5~6千円である程度人数がまとまらなければ出船できないのではないでしょうか。

 あらかじめ人数がまとまっているのであれば宿泊施設に問い合わせてみてはいかがでしょうか。飛び込みで渡船業者へ体当たりしてもよいかも知れません。でも、幡多弁の女将さんや船長さんを目の前にするとちょっとすくんでしまいます。ぎらぎら目を輝かせている釣り人の集団へ飛び込むのも少し勇気がいりますが熱意が伝われば何とかなるかも知れません。いいですよ足摺の海は。もちろん船酔いには注意が必要です。渡船の方向は西向きです。


足摺岬ツバキ

2007-01-28 00:33:46 | 足摺岬

__232 足摺岬   ツバキ    清楚

 この花は足摺岬のヤブツバキ。足摺旅日記が足摺岬で撮影したから間違いありません。

 結構、足摺岬でツバキを撮るのは難しい。何故か風が強いから。

 季語は春だそうです。花言葉は清楚、忍耐強いなどでしょうか。

__233 足摺岬   ヤブツバキ  打たれ強い

 足摺岬のヤブツバキ。ヤブツバキは日本古来の種を指すそうです。気づくことは足摺岬のツバキはどれも痛んでいること。傷がない完全なものを捜すのは困難を極めます。

 足摺岬を訪れる時ガイドブックなどにはツバキのトンネルなどと表現があり辺り一面に咲き誇るイメージがありますがここ数年はあまりぱっとしませんでした。でも一つ一つ見てゆくとそれはそれでとても趣があります。

__234 足摺岬   ヤブツバキ   人生

 花はサクラ、ツツジ、バラ、ツバキ。それぞれの咲き方に人生をなぞらえた記事がありました。確か天声人語だったでしょうか。

 ツバキは散った姿にも名前があるようです。そうサザンカとは固体の形態の差以外にも開き方散り方が違うのだそうです。

 足摺で出会った老婆(表現ごめんなさい。)「今年のツバキあまりぱっとしませんね。」「そうだね、ツバキの裏年みたいだし塩害風害もひどかったし。」「でもツバキがいいね。わたしは好きだよ。」老婆は笑いながら話してくれました。二年前の今頃の話です。もちろん幡多弁。足摺のツバキいいですよ趣があってこれからが見ごろです。


おおどトンボ公園開園

2007-01-27 19:55:01 | おおどトンボ公園

Photo_331 足摺岬  大戸  おおどトンボ公園

 ここは大戸です。足摺岬からすぐ、松尾からも近く。今日は何の日、おおどトンボ公園開園の日です。詳しくは土佐清水商工会議所のホームページを参照してください。今日の内容はホームページからの引用です。

 この石碑は平成18年11月にはあったのでしょうか。近くに建物ができる気配があったのです。すると。

Photo_332 足摺岬  おおどトンボ公園  しんきん庵

 この建物は「しんきん庵」といいます。以下引用。

 足摺岬のボランティア団体「おおど会」では、足摺岬大戸地区に市民憩いの場、トンボの希少種である「ミナミヤンマ」の保護と育成を目的にトンボ公園の整備を行ってきました。このたび、幡多信用金庫の協力により、休憩施設「しんきん庵」を設置したことによって「おおどトンボ公園」が完成しました。

 今日はその開園記念のイベントがあったのです。見てみたかったのですがわたしは仕事。直販市やもち投げやめだかの放流もあるみたいです。

Photo_333 足摺岬   ジョン万黒潮ロード  ベンチ

 大戸のトンボ公園もその設立には老人クラブの力が大きく影響したようです。風の便りですが。トンボの保護と育成。ともすると観光開発の名目で自然破壊につながりませんか。と足摺の老人に聞きました。老人は言いました。「そう、その危険も十分あります。ただ、このまま放置する方が自然破壊というか荒れ放題になってしまいます。若い人は日々の生活が忙しい、だからわたしたち年寄りががんばっているのです。」どうぞ若い人たちに伝承され自然と調和がとれた足摺岬の観光を含めた発展につながって欲しいと思います。写真はジョン万ロードです。最近はベンチも整備されてきました。背もたれがあるベンチもあるといいな。ここは夕日がきれいです。夏にはステテコやシュミーズ姿で夕涼みをするお年寄りを見かけます。良いですよ足摺岬。


足摺旅情

2007-01-27 01:19:16 | 足摺岬

__231 足摺岬   岬の展望台   足摺旅情

 ここは岬の展望台。足摺岬を訪れたらやがて帰らなければいけない時が訪れます。足摺岬を訪れる人はまずここは訪れることでしょう。四国最南端のモニュメント。人それぞれ心の中に自分自身の足摺岬の思い出を刻んでそっとしまいます。やがて足摺岬を去る時がきました。海は蒼く雲は白く空は青い。

Photo_329 足摺岬   足摺岬灯台  亜熱帯樹林

 亜熱帯樹林から足摺岬灯台が見えます。手前はヤブツバキの群生です。いつかの時は紅い可憐な花をつけていました。冬に咲く花、ヤブツバキ清楚な花です。季語は春だそうです。わたしは好きです。

Photo_330 足摺岬   足摺岬灯台  足摺旅情

 足摺岬灯台です。わたしは足摺岬を去るとき足摺岬灯台を見て帰ります。白い雲、蒼い海、青い空、白い灯台。足摺旅情。

 わたしを泣かすな白い灯台。

知床旅情を思い浮かべました。さあ、帰ろう。


足摺の海と日の出

2007-01-26 01:47:38 | 足摺岬

__229 足摺岬   海     朝

 足摺岬の朝。日の出前、少なくとも二時間前には待機しています。満天の夜空が望める時には徹夜します。不思議と眠くなりません。宿には昼寝に帰るくらいです。今日も期待を裏切り水平線には分厚い雲。でも素人は我慢して待っています。何か足摺岬からの贈り物がないかと。海には磯釣りの客を乗せた渡船が行きます。

__230 足摺岬    海     日の出

 分がイメージした状況になりませんでした。「どうして雲さんは意地悪するのですか。」そんなことを考えながらカメラを片付けていました。すると陽射しが差し込んできました。お日様が「帰る前に撮ってよ。」といっているようでした。ゴーストやフレアーが出るのは分かっていました。でもよいのです。足摺岬で見る朝の海と日の出。太陽の陽射しを受けると気持良かったです。