
行ってみたいなぁ~なんてお友達のブログにコメントしてから早4年
ボクの中でいつかは行ってみたいキャンプ場ナンバー1だった雷鳥沢キャンプ場で

立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口、扇沢駅へは深夜に到着、
無料駐車場(朝5時頃には満車)に停めて仮眠
ここから色々と乗り継いで室堂に向かい、そこから1時間歩いたところに雷鳥沢キャンプ場があります

人気の観光地に樽を背負っていく勇気がなかったので、1さん,2さんのザックを新調して容量アップ
ボクと嫁さんは30L台のザックにテントを外付け、まぁ1時間程度の道のりだから問題ないでしょう

トロリーバス(扇沢~黒部ダム)
7時30分始発に乗ることができ、揺られること15分で黒部ダムへ到着、観光放水を見ることができた
3,4さんが背負っているスリーピングパッドはFREELIGHTのSleeping Pad microgravity 55gと驚異的な軽さ
本来はULな人向けの製品だけれども、サイズも100cm×40cmで子供用としても最高なんじゃないかと思う

ケーブルカー(黒部湖~黒部平)
扇沢―室堂は往復運賃は大人9,050円、子供4,530円(2015年8月現在)
大人3人子供3人となるとかなりの出費(-_-;)
夏休み期間はおとな1名の運賃(10,340円)でこども1名分の乗車券が付いてくるお得な往復乗車券があり
3セット購入で通常価格より1万円近くお得で助かる
※ファミリーきっぷ購入申込書をWEBサイトより印刷し必要事項を記入のうえ、当日きっぷ売り場に申込書を提出

ロープウェイ(黒部平~大観峰)
10kg以上の手荷物は有料で扇沢-室堂間で500円
1さんも今回は12キロ背負っているので3人が手回り品きっぷを購入

トロリーバス(大観峰~室堂)
お盆休みですごく混むことを覚悟していたけれど、朝早くからがんばって行動したかいあって
乗り継ぎもストレスなく9時過ぎに室堂に到着

外に出ると15℃くらいかな?ひんやり肌寒いくらい、心地よい

さぁ歩きますよ
とは言ってもキャンプ場までは下り

みくりが池 パックラフト持ってたら漕げちゃう?なんてバカなことを考えながら(笑)

これこれ!!濃い緑と白のコントラスト
景色を楽しみながら進んでいるとあっという間に雷鳥沢キャンプ場が見えてきた
小さく見えるテント達が何ともかわいらしい

色とりどりのテント、ティーピーもあったり、洋幕もちらほらいたけど、山ではやっぱり国産が強いんですね

一人500円×6人×2泊をお支払いして設営
オルティックのアプローチ3とスワット21(前室なしポール4本仕様)日よけにタープポンチョ

設営の間に雪渓で子供が集めてくれた雪で天然クーラーボックス

お昼は、棒ラーメンと室堂で追加購入したます鮨
中1になった1さんの燃費の悪さに、キャンプでは食材が足りるか不安で(笑)

キンキンに冷えたビールをぷしゅっ
ずーっと見ていても飽きない山景
サイトからの眺めは、今までのキャンプの中でダントツ

食後はサイト前の雪渓と称名川で遊ぶ
低いから落ちても平気だろうけど雪庇遊びは見てるだけで怖いwww

夕方晴れてきましたっ! ボクには最高に贅沢な時間
2さん曰く「なんだか嘘っぽい感じの景色」だそうで、確かに合成写真だったり、大きなパネルの前に立つ3人っぽくも見える(笑)

心配していた夜の寒さですが、貧弱な装備でもOKでした
ユニクロのヒートテックにダウン、寝袋なしでコクーンのみの3,4さんもレインウエアを着込むほどではなかったようです

翌朝は気合を入れて4時に起きるも雨、2度寝して6時に起きるもやっぱり冴えない天気
山の天気なんてこんなもんだろうし別山ハイキングに行けなくないけど、2,3,4さんは乗り気でない
1さんは行くなら荷物全部持つよと頼もしいけれど、登ってみても劔岳を拝めるかこの天気では疑問
ちびっこは雪渓や川で遊んでる方が楽しいよねということで、今回はキャンプ場でのんびりと過ごすことにした
無理やり行くよって言ったら子供はついてくるしかないわけで。。。
できれば誘導でもなんでも4人で「行く」って決めてほしい モチベーションをどう保つか難しいなぁ
ここまでついて来てくれただけで良しとしよう

雰囲気だけ味わおうと軽くお散歩、お花畑がきれい
お昼頃お散歩帰りに寄った管理棟に「15時近辺がくもり、明日は終日雨」との天気予報
雨の中一晩過ごして、明朝雨撤収より今撤収した方が良くないかい?との思いが芽生えて撤収を決める
あと実はスワット21の浸水が醜かったのも決定的
撤収となると今晩のために取っておいた2本のビールもただの重りに見えてきて、
お隣さんにお願いして引き取ってもらいました

想定以上に食材もお持ち帰りだし、ひたすら登るので帰りは少々きつい
降ったり止んだりの中、撤収はかなり良いタイミングでできた!との思いと、
名残惜しかったり、今から晴れちゃったりしないよね?なんていろいろな思いが交錯するなかでキャンプ場を後にする

見られないかなぁと諦めかけていたのだけれど、ライチョウ!! しかも2羽!!
ライチョウを見られたことで、このタイミングでの撤収が正解だったと思えるようになった

無事に扇沢に夕方到着し、ジジババのいる八ヶ岳へと向かいます
雷鳥沢キャンプ場、室堂からのアクセスも非常に整備された迷いようのない道を1時間歩くだけ、
キャンプ場は水あり、トイレは水洗、近くに温泉有りと至れり尽くせりで、
テン泊初心者の我が家にも安心して快適に過ごすことができた

八ヶ岳に来てからのんびりしすぎて何もしていない、これじゃいかんと諏訪湖の花火大会へ行ってみた
と言っても花火大会の前日、サマーナイトファイヤーフェスティバルなる夏の間は毎日開催されるプチ花火大会

晴天予報
にゅう行きたい!って提案したんだけれど、嫁さんと1さん以外は乗り気でない
しょうがないので、小屋の周りを散歩し雲ひとつない八ヶ岳にほれぼれ

南アルプス方面も見渡せた

八ヶ岳からの帰りは行ってみたかった中津川林道経由で帰宅
なんだか今回の休みは山に登らず見てばかり、近々どこかに登れたらいいなぁ
いやカヌーもやりたいぞ!残りの夏を満喫しよう
