めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

くず餅の思い出

2014-08-01 13:00:00 | 日記
                              
            
                毎年、我が家の庭で羽化する蝉たち
             今日も抜け殻を見つけました。鳴き声はしません。

 今日は8月1日。
  かんかん照り
  この暑さの中、親方は理髪店へ。
  普段は母ちゃん床屋だが、毎年8月1日は理髪店へ行く。 
  お誕生日には、散髪代千円の理髪店があるのだ。
  そう、本日は親方の誕生日
  いくらなんでも、一年に一回だなんて、お店に悪いんじゃないの、と私。
  かまわんさ、と親方
  帰りに、寿司とくず餅買ってくるよって出かけた
  相変わらず、マイペースだ。
  
  親方は亀戸天神参道にある船橋屋のくず餅が好きだ。
  創業206年とか。芥川龍之介、徳川家斉さんも召し上がったとか。
  お弁当箱ほどの大きさのくず餅を切り分けて黒蜜と黄な粉をかけて頂く。
  素朴でもっちりとしたお味。
  姑の好物でもあった。
  姑が我が家を訪れるときのお土産は鰻の蒲焼きと船橋屋のくず餅だったなあ。
  親方の実家は池袋。
  池袋東武デパートの包装紙に包まれた姑のお土産。懐かしい。
 
  商家のおかみさんで七人の子供を産み育てた姑。
  三男坊の親方は暑い夏の生まれ。
  大変だったでしょうね、お義母さん。
  
  
コメント
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