浅井久仁臣 『今日の中東』

1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。

ゲイツ米国防長官が楽観論

2007年01月13日 | Weblog
 ゲイツ米国防長官は、上院軍事委員会の公聴会で12日、米軍2万2000人増派などのイラク新政策に基づく作戦によって治安が大幅に改善すれば、「今年後半には(米軍は)撤退を開始できる環境が整う」と述べた。  ブッシュ政権の新構想は、増派でバグダッドの治安を回復して苦しい局面の打開を図ろうとするものだが、米側の思惑通りに進むとは思えない。それは、イラク政府が本格的に民兵組織解体などに取り組むとは思えな . . . 本文を読む