ブッシュ大統領は29日、ヨルダンを訪れてイラクのマリキ首相と会談を行なう予定だ。
本来ならイラクまで出かけて話し合いを持ちたいところだろうが、内戦状態のイラクではブッシュ大統領の生命の保証はない。そこで、イラクの隣国であり、親米国家で知られるヨルダンが選ばれたわけだ。
ただ、ブッシュ大統領のヨルダン訪問の目的はそれだけに止まらないだろう。イスラエルとパレスチナの関係に口をはさみに来るはず . . . 本文を読む
パレスチナ自治政府の外相である、マハムード・ザハル氏は、アラブ諸国でかき集めた現金約2000万ドル(23億円)をスーツケイスに入れて28日、エジプトからガザ地区に持ち込んだ。
パレスチナはこれまで何度もお伝えしてきたように、ハマースが政権を握ったことを契機に、欧米からの財政支援を断ち切られ、貧困にあえぐ状態である。そこへ今回のザハル氏による、見方によっては派手な演出とも取れなくもない現金支給 . . . 本文を読む