浅井久仁臣 『今日の中東』

1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。

イラン ブッシュ政権に苦言

2005年02月24日 | Weblog
 ハラズィ・イラン外相は23日、レバノン情勢に触れ、レバノンからのシリア軍の撤退を求めるアメリカ政府に対して「余計な干渉をするな」と非難しました。  これは、イランのIRNA通信の取材に応えたもの(と言っても、この通信社は国営)で、ハラズィ氏は、(シリア軍の撤退問題は)レバノン政府の意志に任せるべきとしています。  イランは、レバノンのシーア派への影響力を有し、AMALやヒズボッラーといった組織( . . . 本文を読む