忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

平昌五輪も終わった

2018-02-27 | 世の中のこと

平昌五輪も終わった。テレビはこの間ずっと五輪を報じていた。メダルの数が必死で叫ばれているようで競争があまり好きでない私は積極的には見なかった。

唯、今回のオリンピックで印象に残っているのは開会式で北朝鮮と韓国の選手が一緒に入場してきた時だった。もとは同じ民族それが戦争のために二つに引き裂かれ、他の国から干渉され・・・統一できればどんなにかいいだろうと深い事情は、さておき胸に迫るものを感じた。

若い選手たちの「滑るのが楽しくて仕方がない」と言った発言にメダルのみに固執せず思いっきりスポーツを楽しむ姿にほっとした。

フィギュアスケートの羽生選手が仙台出身で東日本震災を経験し自宅もリンクも被災したことを知った。

いろいろな葛藤を乗り越え沢山の人からの応援を背に練習を重ねてきて「スケートが自分を人として成長させてくれるものでありスケートと人間性ってつながっている。力がつけば人間的にも高まっていく」と語ったという記事を読み感心した。

女子のスケートも素晴らしかったが、金メダルに輝いたロシアのアリーナ・ザギトワ選手の演技には目を見張るものがあった。まるで妖精が銀盤の上を踊っているような感じで見とれてしまった。

アリーナ・ザギトワ選手 15歳

さて、そんな五輪の重要な収入源がテレビの放映権料とか。競技が夜遅くや午前中に開催されたのは欧米の人気競技をあちらの放映時間にあわせているとかでスノーボードの競技では転倒が相次いぎ中止を求める声が出たという。

又 日本では国会審議中で大事な野党の質問も殆んど放映されずニュースでも報じなかったと批判の声が出ていた。 オリンピックも大事だがNHKの役目はどこに?そんなに安倍ちゃんに忖度するのだったら受信料もう払わないという声も!

知人の友人の娘さんがフィギュアスケートを習っているがお金がある人しか習うことが無理なようだと言っていた。

衣装代にしても ウン十万円かかるそうだ。

国の予算が少ないのもあるだろう、なかにはお金の工面を必死にしながら頑張っている選手もいるという。

純粋にスポーツと平和の祭典というわけにはなかなかいかないものだ・・・・。

 

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