忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

清水寺で岩手のしだれ桜が

2012-01-01 | 写真

京都に住んでいた頃は新年は決まって父と成田さんや八幡神社に初詣でに出かけた。半分いやいやで心の中で「こんな大勢の人にもまれて拝んでも神さん聞いてくれはらへんのになあ・・・」などと不遜なことを思ったりしていたものだ。

今日は昨年と打って変り、陽がさして暖かくなってきた。思いきってお参りに行くことにした。

最初に報恩講にも参詣できなかった本願寺さんへ行き、身体の具合と時間を見ながら行きたかった清水さんへと満員バスに乗り込んだ。

 

清水寺の門(仁王門)がこんな朱色だったんですね。

阿弥陀堂が修復とかで後ろの緑のシートがちょっと・・・・参拝するのもすごい行列でした。

ここからの眺めがやはり一番!ゆっくり参拝も出来ず大黒さんの頭をさすって拝んできました。

音羽の滝も数珠つなぎ。

釘を1本も使わずに建てられた欅の柱とヒノキの舞台。

境内にこの様な碑を見つけて読んでみるとーーー

遠い歴史の中で起こったことが書かれていてその中に岩手県水沢市という文字がありました。

岩手県水沢市から送られた、しだれさくらのようです。東北の人達がこの桜を見られたらどのように感じられることでしょう。そんなことなど考えながら春にもう一度このしだれ桜を見に来ようと思いました。

3年前に来た時から私にとって清水寺は何かしら心が落ち着く(人が大勢でも)所なのです。

清水寺のH.Pを読んでいたらまだまだ知らない所が多く、歴史あるこのお寺をもっとじっくりと見て感じたいと思いました。

    http://www.kiyomizudera.or.jp/


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