ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

外堀通りの街路樹

2013年09月30日 | TOKIO散歩
外堀通りの飯田橋=市ヶ谷間。
カナルカフェから釣り堀の間というと分かりやすいかな。
桜、楓、銀杏の続くきれいな歩道です。


歩道の街路樹に延々と張り紙がしてあります。
『1.5mの有効幅員が確保できないので街路樹の植え替えをします』みたいなことのようです。


確かに狭いんです。車道も狭くて自転車が走るスペースもないので渋滞の時は歩道を走ることもありますが
人が来るとすれ違うのにも気を使うような歩道です。

季節ごとに彩りの変わる街路樹とお堀の水面とその向こうの中央線総武線でひとつの風景でしたから
もしも歩道の樹がなくなってしまうんだと寂しいです。

さてどうなるのかな。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧前田侯爵邸

2013年09月29日 | 建築&土木見物
駒場公園シリーズ続きます。前田家の16代当主である前田利が昭和4年に建てた邸宅。
20代の後半でドイツ、イギリスに留学していた関係で、国際感覚に優れており、また西洋式の生活様式に深く親しんでいたとのこと。
前田侯爵と加賀百万石の経済力がこのような作品を生み出しました。


正面玄関。車寄せの前に大きなロータリーと中央の築山があって、真正面から写真を撮れないのが惜しい。ドラマとかでもよく使われる玄関です。


外壁素材はスクラッチタイルと大谷石。
それほど大掛かりな改修工事の記録も見つかりませんが、彫刻などの程度がとてもいいです。どこまでオリジナルなのか知りたいものです。


入館は無料。玄関ロビー左奥にある階段下にちいさなスペースが。訪問者が当主を待つ場所でしょうか。


階段を上がった2階ホール。あちこち装飾だらけですが左手の透かし彫りがなかなか強烈です。


階段手すりのメインポストの装飾。この部分にはいつも心惹かれるものがあって、あれば必ず写真を撮ります。階段ポスト装飾写真集ができそうです。


邸内の各部屋も公開されていますがほとんどは何も置かれていない空間です。唯一家具があったのがこの居間と寝室。


室内から庭を臨む。5,6人の撮影隊がいてモデルの写真を撮っていました。


正面から見て左半分がロの字の回廊になっています。中庭中央に大きな煙突。
大小合わせて20室以上はある邸宅なのですがほとんどの部屋にそれぞれ意匠の異なる暖炉がありました。この煙突で集中的に排煙をしているものと思われ。


玄関から見て右(南)面は大きな庭園になっています。この部分が駒場公園の一番大きな広場でもあります。


どんな暮らしぶりだったのかな。女中さんの部屋だけでもいくつもありましたし、玄関メインホールのてっぺんの三角塔には看護婦さんが常駐していて
家族の部屋に行くための隠し階段も設えてありました。

今まで見てきな洋館の中でもハイレベルな洋館でしたが、前田さんちはまだこれだけでは終わらないのでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

cafe & beer BUNDAN

2013年09月28日 | TOKIO散歩
ちょっとした空き時間が出来てしまったので渋谷から駒場方面に足を伸ばして見ました。
きれいな写真をたくさん撮りましたので、駒場編が何回か登場するかと思います。

駒場は渋谷駅の1kmくらい西側。渋谷区と世田谷区が接するR246のあたりに、目黒区が目黒川の勢いを借りて無理やり割り込んだような場所です。

点線で囲まれてるのが駒場です。東西に井の頭線が走っていてその上半分は東大の教養学部と駒場公園で占められています。その隙間にかなりの高級住宅街。

その駒場公園の一角に日本近代文学館があります。

ちょっと校倉造を模したようなそれなりに堂々たる風格。入場は無料ですが閲覧室や資料室に入るには個別にお金が必要です。
今日はお昼ご飯を食べに入ったので、そのまま奥に進んでカフェに向かいました。


店内超ステキでした。ここはもともと近代美術館の食堂がありました。それほど人出の多い施設でもなく運営に悩んでいた近代文学館が出版デザイン系のイベント企画会社に声をかけて
「新しい文学を提案する象徴的な場所を作りたい」という方向性を持って2012年にオープン。

壁一面を本棚に囲まれた快適カフェ空間で、文学にちなんだ料理メニューと、美味しいコーヒーの楽しめるお店となっています。


こちらが珈琲のメニューです。料理のメニューもブンガクがらみで、「ハードボイルドワンダーランド(村上春樹)の朝食セット」とかいろいろ。メニュー読むだけで大変(笑)


私は宇野千代が東郷青児との暮らしの中で腕を磨いて作り上げたという「そぼろカレー」をいただきました。
何かスペシャルな風味のある(何の味かはわからなかった)非常に美味しいカレーでした。コーヒーも単品だと700円と高いのですが
食事とセットだと+200円で上の写真にある好きなメニューをつけられるのでお得です。

右の壁の本棚ですが、ただ単に風景として本を並べているのではなく、文学が専門である運営会社の社長がセレクトしたという1万冊。これがかなりイイ!
私は近くの棚の上にあった荒俣宏コーナーの2冊にはまって、しばらく動けなくなりました。ここで背表紙を眺めているだけでも楽しいです。マンガもいっぱい。


私は入口右側の居心地の良い椅子に座りました。ただし低いので食事はしにくいけど。
働いている男女一名づつもこのカフェの空気感にあったイイ感じの方たちでした。2枚目の写真の右側が女性なんですがイケメンみたいに写っちゃった。美人です。


それほど大きなスペースではありません。隅の方に展示コーナーや文学っぽいグッズの販売もあります。又吉~~。

ということで、いろいろ楽しみの多い駒場公園ですがお食事、休憩まわりもバッチシというところからご紹介してみました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前夜

2013年09月27日 | 日記B
今週も終わった終わった。

紹介できる写真もいっぱいたまっているけど、
今日は外で夫婦飲みしちゃったし、
明日はあまちゃんの最終回だからもう寝るです。


飯田橋の再開発。
去年motokoとカナルカフェから眺めた時はまだ下の方の鉄骨組み上げ中でしたが
今はこんなに成長しています。

でもオープンまではまだあと1年。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひこーき雲

2013年09月26日 | 日記B


9月18日の朝の空。

大型マンションの上空あたりは旅客機のコースになっているみたいで、しばしば飛行機を見かけます。
でもこんなに長い飛行機雲は滅多にないです。
よっぽど空気が安定していたのか。普通は後ろの方はすぐに散り散りに乱れて消えてしまいます。

今年は飛行機雲といえば「風立ちぬ」でした。
私たちも珍しく映画館まで見に行きました。
最後まで美しい画面を楽しみましたが、内容的にはあまりピンと来なかったな。
まあそれは相性の問題なので仕方ない。



知人で半沢直樹があまりにも話題だからと、一度見てみようと思って見た回が第7話。
全10話の中で唯一その回だけが、終盤のカタルシスがなかった回でした。
案の定感想は「何が面白いのか分からなかった」。
そういうのも結局は出会いと縁ですね。

今年は幸せな縁がいくつかあってよかったよ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

殿ヶ谷戸庭園のオニヤンマ

2013年09月25日 | TOKIO散歩
殿ヶ谷戸庭園のハケ下の泉にトンボを見つけました。

でかいです。オニヤンマ。これだけの大物は久しぶりに見ました。
でもこの写真では羽根翅(し)がぶれてしまってちょっと分かりづらいですね。時間よ止まれ!


1/2000という早いシャッターですがそれでもこのくらい。


この時、オニヤンマは産卵をしていたのでした。水面近くを飛びながらリズミカルに尻尾の先を水面につけています。
命の営みの最中だったせいかカメラを近づけても「お構いねぐ」という感じでした。

国分寺のビオトープで元気に育ちますように。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白い花さえ真紅に染める 川越GC

2013年09月24日 | ラウンドB
2か月半ぶりのラウンドは最高気温前日比マイナス5度の川越グリーンクロスでした。思わず長袖着ちゃいました。

相変わらず一切練習しないのに、練習している時期よりもはるかに上手な私。
前半の北ホールでは6ホールまでパーひとつのボギー5個。ひょっとしてハーフ40台前半で回ってしまうのかとドキドキしましたが、
そうそうはうまいことは続かず、残り3つが全部ダボ。それでも前半46の快適ゴルフ。


広いところで幅14mのクリークの待つ3番ロング。いつも川の手前にレイアップするのに今日は1打目が飛んだんで初めて2打で越えました。

それにしても、この日は普段以上にものすごいボケっぷりでした。
ショートでドライバー持ってティグラウンドに上がったり、アイアンなのにロングティ刺したりと、この辺りは誰でもやるお約束。
一番ひどかったのは、2打目をグリーン手前まで打ってからカートを運転しているうちに、もうそのホールが終わった錯覚して
次のホールのティグラウンドに向かってしまったこと。これは老化にしてもちょっとひどすぎるボケかたでした。


南の6番。私にとって最大の鬼門です。アイルランドの田園にも似た美しい景色ですが、この静かな水面に飲みこまれた私のボールの数は30ではきかないです。
咲き誇るヒガンバナの赤い色は、私のボールの生き血を吸ってこんなに赤くなったんでしょう。

そんな魔の池ですが、今回は久しぶりに気持ちよく超えました。グリーンを大きく外しましたがそこからしぶとくボギーに。
見事にリベンジを果たして参りました。




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国分寺散歩(2)お鷹の道

2013年09月23日 | TOKIO散歩
ということで殿ヶ谷戸庭園を見終わった後、昼ごはんまでの時間つぶしで向かったのは以前ブラタモリ「国分寺編」で見た国分寺の跡。
1300年前、国分寺は関東地方の中心だった!というあの回ですね。

とりあえず駅前から再び国分寺崖線を下って歩きはじめました。

丸ポスト。23区では消滅してしまいましたが郊外にはまだわずかに残っています。丸ポストも探索してデータを作っているマニアがいますね。
このポスト、右から入れて正面から出すというおかしな向きですが、たぶんそもそもは正面を向いていたんでしょうね。自販機が来るまでは。


東京郊外、、って言っていいんですよね。緑が多い静かな町です。野菜の無人販売もあちこちに。


「トマトじゃないのよ わたしはナスよ」200円。観賞用のナスってあるんですね。鮮やかな赤でした。


用水にそって細い道が整備されています。江戸時代に鷹狩の場所に続く道で「お鷹の道」という名前がついています。
カワニナがいて蛍が生息してるらしいですよ。


JRかなんかのウォーキング大会が開催されてたらしく途中からこの道が大混雑してきました。
このあたりは名水100選にもなった真姿の池湧水群です。


こちらが現在の国分寺。巨大な百日紅が満開でした。


三門の近くにはいい感じのカフェもあります。


こちらが道を挟んだ反対側にある武蔵国分寺の跡地。大きな礎石が残されています。ブラタモリで建物の大きさを推測してましたね。


お昼が近づいてきてお腹も空きましたので、来る途中で目をつけておいたお蕎麦屋さんに入りました。


こちらはいわゆる蕎麦マニア向けの盛りそばと天ぷらだけのお店。
電動の臼で引いたそば粉で打った蕎麦とと、手挽きの臼との食べ比べをしました。
ここでも何度も書いていますが、私は蕎麦と豆腐は好物ではありますが、どこで食べてもあまりその違いがよく分かんないです。
今回も手挽きの方が舌触りがざらざらしていることは分かりますが、味や香りの事は何も感じませんでした。どっちも普通の手作りっぽい美味しさ。
それよりか本数が数えられそうなくらいに少ない麺の量の方が気になってたりして。小さな小皿サイズのざるにひとつまみちょこんと。


こういう名前のお店です。検索してみると大絶賛のそばマニア日記がいくつも見つかりました。
きっと分かる人には分かるようにいろいろ頑張っていらっしゃるお店なんでしょう。

中央線の東京郊外。こないだ小金井に行って、今回国分寺。
本当に家から30~40分で来れるので、また何か目的を見つけて次は国立とか立川とか行って見よう。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国分寺散歩(1)殿ヶ谷戸庭園

2013年09月22日 | TOKIO散歩
東京都公園協会のサイト「庭園に行こう」で紹介されている東京都保有の九つの庭園。
浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、六義園、向島百花園、清澄庭園、旧古河庭園、旧岩崎邸庭園、殿ヶ谷戸庭園。

この中で中に入ったことのない庭園が二つありました。旧浜離宮恩賜庭園と殿ヶ谷戸庭園です。特に殿ヶ谷戸庭園は国分寺と場所が遠いので縁がなかった。
目覚めたら素晴らしく快適な晴天の土曜日、特に予定もなかったので朝ドラを見終わってすぐに出かけることにしました。


板橋から国分寺までは34分。駅を出たら3分も歩かないで庭園の入り口です。ほぼ駅に隣接と言ってもいいくらい。

殿ヶ谷戸庭園は国分寺崖線という崖の高低差を活かした「回遊式林泉庭園」。
国分寺崖線というのは国分寺あたりを起点として、調布、喜多見、二子玉川を通って最後は田園調布に繋がる長い崖。10万年に亘る多摩川の浸食でできました。
殿ヶ谷戸庭園は崖線の上に入口と本館(この地の所有者であった岩崎家の別邸)があり、ハケと呼ばれる崖下に水源となる泉があります。


まずは崖上を敷地外周に沿って歩き始めると、すぐに「萩のトンネル」があります。


昨日はもうほとんど咲いていませんでしたが、探して見るとところどころに小さな花が残っていました。
萩の花なんて意識したことありませんでしたが、こうやって見ると確かに花札の絵を思い出します。



萩のトンネルを過ぎて反時計回りに崖線の下へ降りて行きます。


谷の下(ハケ)に泉が見えてきました。高台に溜まった水が地下水となって高低差の境目の場所で地上に湧き出しています。


そのまま池の脇を直進して、少し急な階段を上がったところに「紅葉亭」。右側が崖下です。


こちらからの眺めがとても素晴らしい。ちなみに今見えている緑色はもみじですので、もうしばらくするとこんな風に変わります。

庭園に行こう、のサイトの写真です。だけどこんな時に行ったらきっと混んでるんじゃないかな。でも見て見たい。


紅葉亭玄関わきの鹿威し。


そして最初の写真の岩崎さんち別邸に戻っておしまい。この建物は資料館として中を見ることができました。

9つの庭園の中では一番コンパクトなんじゃないかな。でも高低差を活かして変化に富んでいるし、植物も多彩なので見所は充分でした。
本当はここを見て早めに帰る予定でしたが、まだお昼ご飯にも時間がありすぎたのでもう少し国分寺を歩いてみることにしました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菊坂辺り

2013年09月21日 | TOKIO散歩
朝から1時くらいまで書類仕事に追われて、少し遅めのランチタイムに。
春日駅方面でなにかないかなーとうろうろしていていたら、路地の奥に見覚えのない緑色の一帯がありました。


台地に上がる斜面の地形をそのまま生かした公園、清和公園というんだそうです。
斜面にはたくさんの種類の桜が植えられていて、通路を少し窪ませたところにベンチが設えてあります。桜の季節には絶対に見に行かねばと誓う。


公園の一番高いところ一帯は松平右京の屋敷があったところで、右京山という標識が立てられていました。小説「姿三四郎」の決闘が行われた場所だそうです。
(小説が書かれたころはこの辺りは荒れ野のようだったそうです。決してこんな整備された公園で決闘をしたわけではありません、念のため)
それにしてもこのベンチいいよね。横に小さなテーブルが設えてあります。桜が咲いたらワインとパニーノ、もしくは稲荷寿司とビールを持って行かねばと誓う。

公園をぐるっと回って見ると裏手はこんな崖になっていました。

清和公園が本郷台地のとっかかりかと思っていたのに、本郷方向で一度またレベルが下がっている。
これも切り通しなのかなと思っていましたが違いました。Google Earthの地形図で納得。


本郷台地に「く」の形をした切込みが見えますか。くの時の上半分が言問い通り、下半分が菊坂。地形に沿って道になっています。
春日から清和公園に行くときに一度上がって、また菊坂で一度下がって、それからまた本郷台地の本体に向かって上り坂と言う構造が分かります。地形図面白い。


こういう地形ですから、そこらじゅう一帯小さな急坂だらけ。その一つ一つに名前がついているところが素敵ですね。この写真は鐙(あぶみ)坂。馬の鐙を作っている人が住んでいたそうです。

まったく観光地化されていませんが、古い町並みは見て回る価値充分にありです。タモリじゃないですがやはり「高低差」って大事だと思います。

どうですか、これ。谷根千あたりだったら串揚げ屋さんにでもなりそうな古い建物。階段に面しているのもグーです。


菊水湯。由緒正しいお風呂屋さんです。そういえば壊されてしまった「本郷館」は菊坂から少し上がったところでした。学生がこのあたりまでお風呂に入りに来たかな。


なんてことない町並みですが、思わず自転車を押しながら歩いていました。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒガンバナ・タンシチュウ

2013年09月19日 | 後楽園円月橋日記
体調も回復したので、秋晴れの昼休みに久しぶりに秋の風景を探しに行きました。

護岸工事は8割がた終了。この水面の下にきれいに並んだ間知石があることを今では良く知っています。
盛り土の表面には芝生が植えられました。ほとんどの場所では笹が植えられたのにここだけなぜか芝。見栄えがいいからかな?


工事中の白糸の滝の前、ずっと通行できなかった場所に仮設の通路が出来ていました。ここだけでなく至る所で彼岸花が咲いていました。


何枚もシャッターを切りましたが、やはり心がこもっていないのできれいには写りません。これでもマシな方なんだけどピントも来やしねえ。

会社と公園の途中、路上で販売しているお弁当を買って来ました。こんな日は外で食べるに限ります。

この後、何組かの知人にこの写真を送って幸せな昼ご飯を自慢しました。
豚肉しょうが焼き弁当、味噌かつ弁当、幕の内弁当と並んでなぜか一種類だけハイカラな「厚切りタンのトマト煮込み弁当」が。580円。
ちなみにこの弁当を後楽園で食べる日記、今年2枚目です。なんか書いた気がしたので調べて見たらやっぱり同じこと書いてた。年寄りだ。


ごろんごろんと固まりのタンをごはんにぶちまけて食べるのも書くの2回目です。


お弁当の向こうにはこんな風景が広がっていました。小さな田んぼの稲にびっしりとお米がついています。稲刈りは9月28日10時半から。メモメモ。

陽射しは強かったけど、風が吹くと本当に涼しい。空気も乾燥してて最高です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手のひらの東京タワー

2013年09月18日 | TOKIO散歩
東京タワーに張られたワイヤーを見て驚いて日記に書いたのは今年の4月の事でした。
日記を書いた後で、それが工事用の資材を運ぶための設備だとわかったのですが、先日もうちょっと近くから見ることができました。

3.11の地震で曲がってしまったアンテナの修理はとっくに終わっているのに、このワイヤーがどうしてまだ残っているのか。


ワイヤーの地上部分はこのように資材を送り出すためのプラットフォームになっています。


『手のひらの東京タワー』は1981年のユーミンのアルバム『昨晩お会いしましょう』B面の2曲目。A面とかB面って言葉も若い人には意味不明なんだろうな。

目を閉じて空想の世界で東京タワーから夜の東京の輝きを見下ろして、目を開けるとそこには金色の東京タワーの形の鉛筆削りが・・・というファンタジックな物語。
タワーの下のビルで「金色の鉛筆削り」を探したけど見つけられませんでした。

2階のお土産屋さんコーナー、本当に昭和のころから時間が止まっているようです。ここもそのうちに消滅する風景なのかも知れません。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界で一番小さなギャラリー(11)

2013年09月17日 | 小さなギャラリー


3か月ぶりの新作です。
前回のが6月に紫陽花と雨でした。今回は秋桜と赤とんぼ。夏はすっとばしたみたいですね。

ちなみに皆さんは秋桜ですぐにコスモスと読まれたと思いますが、これは変換では出ませんでした。なので「あき・さくら」と打ちました。
当て字と言うのは最初につけた人勝ちみたいです。さだまさしがこの漢字をあてた人ではないと思いますが、彼のおかげで定着したのはイナメナイヨ。
ちなみに埼玉県には埼玉と大阪には「秋桜高校」という学校がありますが、これはどちらも「しゅうおう」高校です。
でもきっと知らない人には「コスモス高校! かわぅいい~!」とか言われているような気がします。

今日は打ち合わせで久しぶりに芝方面に行きました。

愛宕山を貫く愛宕隧道。芝と虎の門を繋ぐような位置になります。昭和5年に完成。関東大震災の後の復興事業のひとつだったとか。

ちなみにこのトンネル、「あまちゃん」の111回の放送で事務所をやめさせられたアキが仕事もなく、どん底に近い状態で
「おらもアイドルになりてーだー!!」と叫んだあのトンネルです。


このシーンね。

上野の事務所をやめて世田谷の家で春子と喧嘩したアキがなぜ港区まで来て叫んでいるかは謎ですが、まあそういうのは温かい目で見ないといけないんでしょう。
あまちゃん、残すところあと10回。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マジックアワー

2013年09月16日 | 日記B
大型の台風18号。ニュースでは多くの場所で川の氾濫を伝えています。
どうか御無事で早く復旧されますように。

板橋も午前中には何度か窓に叩きつけられるような雨もありましたが、全体としての雨量はそれほど多くなかったです。
昼過ぎには雨も上がって、道に人が出てきていました。時折吹く突風だけが台風の名残りです。

朝食を食べ、あまちゃんを見て、ギターを弾き、二人で少し歌い、のだめカンタービレを1巻から読み返し、妻の作ったカレーうどんを食べ、
昨夜録画した伊集院静と色川武大のドラマを見て(夏目雅子役の子、まあまあ似てた)、昼寝をして、スーパーに買い出しに行き、、、、。

実に悪くない休日です。そしてそろそろお腹が空きはじめました。


日没直前の空。皆さんがどんな画面で見ているか分かりませんが画像は1900ピクセルあります。11枚の写真を1枚に合成しました。


その20分後。なんてきれいな。わざわざどこかに旅行に行かなくても自然はこんなにもきれいです。


日没後地平線の下から照らされる光で景色が染まる時間帯をマジックアワーって言います。おぼろ月とのコラボレーション。

薬のおかげで咳も止まっています。咳が出ないっていうだけで、生きている世界がこんなにも素晴らしいと思えるなんて。


夏目雅子さん似の女優さん。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカン・ポップアート展、、、からのVIEAS紹介

2013年09月15日 | 美術館と博物館
国立新美術館の続き。
1階でグルスキー展を見た後、そのまま2階に上がって展示室Eでやっている『アメリカン・ポップアート展』も見てきました。
ちなみにグルスキーはチケットを買って入場、ポップアート展は招待券をもらっていたのでした。

残念なことに、私はアメリカン・ポップなどに分類されるジャンルの作品に昔からほとんど惹かれません。なんでかな。
代表的なところで、ウォーホルとか

リキテンシュタインとか


テレビドラマに出てくるおしゃれなマンションのリビングにあったり、江口寿史なんかがマンガの扉絵でネタにする分には面白いのですが
これらを国立美術館の展示室でしみじみと眺めていてもあまり面白くない。
前衛ではなくもはや古典としてとうの昔にその地位を確立しているジャンルです。見る人によってはものすごく価値が感じられるんでしょう。
そもそもこの美術展自体が、これらの作品に最初に最初にその価値を見出してパトロンとして支援してきたパワーズ夫妻という人たちのコレクションなんです。
ということで、タダ券で中に入ったものの30分もかからずに一通りさーっと眺めて会場を後にしました。

これで終わりではつまらないので、先日Reeさんのコメントのところで書いた水平補正のソフト、ここでご紹介しましょう。


元の写真はこれです。私が使っているカメラには水準器がついていてカメラのモニターで水平が見られます。なのでこの写真もたぶん水平は合っているはずなのですが、
メインの被写体であるポスターと正対しなかったせいでポスターの枠がやや右上がりになっている。これを補正します。

使うのはVIEASというフリーソフト。上の写真をこのソフトで開いて、メニューから回転を選びます。


水平にしたいポスターのフレームの上部に合うようにマウスで線を引っ張ります。白い細い線が見えますか。

線を引いてマウスを離すと、一瞬でこの線が水平になるように画像が回転しています。非常に作業が単純で余計な確認とかなくて気持ちいい。


これでポスター上部が水平になりました。やはりこの方が落ち着くね。


上に表示(赤い矢印のところ)に回転角度が表示されます。今回は1.6度回転したようです。

便利デショ?
実は回転はこのソフトの機能のごくごく一部で、本来は非常に軽くて多才な画像編集ソフトです。でも回転にしか使ったことないです。



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする