読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

引っ張っては絶対にダメな関節

2019-07-10 09:01:53 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!最近涼しくて歩きやすいですね!今日もしっかり歩きましょう♪

前回の続きです。
土台である骨盤が歪んだ場合は、どうやって治すのか?


しっかり歩いて、しっかり冷やのです。


シンプルに言ってしまえば、そういうことなのですが、勿論そのメカニズムはあります(説明大変なんですが…w)。まずは、自重(負荷)をかけると良いけど、引っ張っては絶対にダメな関節のお話からします。

人がスムーズな動きをするために、骨と骨の間には隙間があって、骨どうしを繋ぐ靭帯やスムーズに動くための潤滑油など色々なもので関節を造っています。この潤滑油というのがとても重要で、身体の機微な調整を行うのに不可欠です。

試しに、ガラス板の上に潤滑油として油を塗って、もう一枚ガラス板で挟んでみてみましょう。この上になったガラス板を上方に剥がすようにしても、油の吸着力で動きませんが、上からグッと押さえると、ズルルと動きます。バナナの皮を踏んづけると、ズルルと動くのと同じ感じです。

関節も同じく、自重(負荷)がかかった状態が、最も生理的で、身体の機微な調整ができ、関節自体凹凸面なので、負荷をかけると本来あるべき元の位置に戻ることが出来ます。

しかし、逆に、関節を引っ張るとどうなるでしょうか?
ガラス板みたいに、ある程度ならば、潤滑油で骨と骨を離さずいてくれますが、無理矢理剥がしてしまうと、非生理的な状態となり、正常に動かなくなります。

整形外科学でも、手指の突き指やら脱臼などは、絶対引っ張ってはダメだとあります。それはその通りなのですが、首や腰の牽引を平気で行うところがあります。現在は、牽引は悪化を招くと提唱されていますが、過去のしがらみと古い医療点数の仕組み等々絡んできて、大々的に禁止はされていない状況です。


引っ張っていい関節などありません!


これだけは、言えます。様々な実例から、これは実証されている事実です。ただ、引っ張ると、気持ちいいし、一時的に良くなった気がするので、これまた止めれなくなる人がいるのも事実です。

前回もお話しましたが、『気持ちいい=身体にいい』ではないのです。

自分自身でも手や指、肘、肩などを引っ張ってはいけません。じわじわ骨と骨をくっつけることで潤滑油も出てくるし、動きもよくなってくるのです。


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