アロマセラピー香屋(かや)【店主の日記】

英IFAアロマセラピストの日々生活~アロマと猫とアメリカに隣接するまち"福生"で過ごすLOHASな日記

古いけど新鮮な本

2008年02月12日 | おすすめ図書
先日、Oちゃんのサロンに泊めてもらったとき、結構わかりやすくて面白いよ~と言われて、本を借りて帰ってきました。

手塚治虫氏の作品

          ブッダ全12巻漫画文庫

仏教の創始者ゴータマ・シッダルタ(ブッダの本名)が生を受け、やがて僧としての生涯を歩み閉じるまでの姿を描いた仏教ストーリー。
子供向けのまんがで、仏伝そのものを書いたものではなくファンタジーなのですが、仏教の考え方、ブッダの人生哲学がわかりやすく学べる面白い作品でした。
仏伝を読んだこともないので、そんな気がしてるだけかもしれませんが

正直なところ、最初はふ~ん… とあまり興味がなかったのですが、この本の解説本か補足本と思わしきもう一冊の文庫本、


   手塚治虫のブッダ救われる言葉 (知恵の森文庫)

を、夜一人になって、何気なくパラリとめくったところ…

私は一時、予言ができる能力をひどくほしがっていたことがあった。
だが、いっさいの未来が先にわかってしまったとき、残るものはむなしさだけだろうと思ったよ。
未来を知ってしまうってことはなんて残酷なものだ…。

この先どんな運命が待っているのか…。
わからないからこそ生きる力も湧いてくる

自分の現在とは過去からつながってきているのだ。
現在の不遇は過去に原因がある。それと同時にもし不遇な未来が占われたら、その原因は現在の自分にあるということになる。現在の努力なくして幸福な未来はない。

ちょっとハッとするものがあった。で、またパラリと一枚めくると…

川の流れがつねに動いているように、運命というものははじめから決まってはいない。
つぎつぎ変わっていくものだ…。
災難は避けられないものと避けられるものとがある。避けられるものは、人間が自らの手で予測してさけることができます。

災難を「運命だ」と諦めてはいけない。
未来は予測して努力して、変えることができるのだ


へ~~。どっかで聞いたようなこの話、元は仏教の考えなんだ!?
と興味がでてきて、全部借りて帰ってきたのでした。

本編の漫画の中でも、

この大自然のなかで、人間も、けものも、ヘビも同じ仲間。
花でも木でも虫でも魚でも、みんなそれぞれどこかで結ばれ合って生きている。
その生命にも重さ軽さなどはない、みな同じ生き物、同じ魂をもっている、姿かたちは関係ない。
生きることは苦行である。何も特別なことをする必要はない。

といったような、格言めいたものが散りばめられていました。
オーラの泉の原点もここにあり? そんな印象もうけました。

これを読んだ毎日スクーター通勤している夫いわく、
今まで寒くてつらいと思っていけど、これも苦行だと思ったら辛くなくなった、と心境に変化が!(笑)

15年も前に出版された本ですが、今の時代にこそ読む価値あり、と思わせるようない~い言葉が他にもいっぱい載っています。

機会がありましたら是非!~救われる言葉一冊だけでも参考になりますよ


今日のにゃんこ

怒られるんじゃないかとおどおどしつつ…

にゃんかいい匂いがするにゃ~

           これかにゃ~?

違うにゃ~


         あれかにゃ~?

うん、たぶんそれだと思うよ~。焼きなすの上にのった"かつお節" 

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