自由、解放。

ほぼ日手帳コピー大賞は落選。完敗。
いやー、金賞の人は本当にいいコピーだよ、感動した。

発表の時はお母さんの誕生日でご飯を食べていたんだけど
全然それどころじゃなくて、
友だちに電話して確認してもらった。ありがとうね。
がっくりきました。
それでもそれでもそれでも。
でもやるんだよ。
コピー大賞の報告は以上。

今日は自由とか解放について考えた。

仕事をやめてから
この一週間いろいろなひとに会った。
家族、友だち、尊敬する人、大学の恩師。元上司。
ばったりあったバイト仲間。

意外な人がブログを見ていてくれる。
毎日見てくれている友だちがいて、
僕のしらない彼の彼女もみてくれている。
ありがとう、元気ですか？
いつかお茶でもしよう。

ブログは辞める前の方がよかったなー。
鮨屋でなやんでたり、あーもうだめだ！！
って感じが自分と重なって「あーわかる！！」って思えたけど。
今は、解放されててつまんねーなーって思うよ。
そう言われた。

「解放されててつまんねーな」
しょうちゃん、僕は全然解放されていない。
悩んでいたことを書いていたけど
僕自身は８月までの方が書くことで「解放」されていた。
よっぽど解放感を感じていた。唯一の自由だったから。

仕事が終わったサラリーマンが
飲み屋で「おつかれー！！！」と
冷えたビールで乾杯するような時間。
どうする？とりあえず枝豆と和牛のタタキポン酢。
あと、ハマグリの酒蒸しもください！！
じゃあつぎ、緑茶ハイにしようかな。
ところでさー、なんで部長あんなに怒ってたの？
確かに悪いのは俺だけど、
そこまでね、あそう？そうだよねー。
ふふふ、あ、全然話しかわるけどさー、
最近かっこいいバンド見つけてさー。
決められた一日の中の限られた自由。

今は、別に何にも書かなくても
自分で考えたことを実行できるし
何一つ束縛もなくて。
いつだってビールが飲めるし、
何時に起きても大丈夫。
誰のために生きてるわけでもなく、
ただ息をすってはいてるだけ。
自由になるために書いていたのならば
もう書く理由なんてない。

自由になるために書いていた頃とは逆で
書くことが自分の自由な時間を奪う
解き放つために飲んでいたビールが
ただある時間をうめるための手段にもなる
好きなように歌いたかっただけなのに
歌うことがただ苦しいだけの日々に変わる。

自由に思えた行為が一瞬にして自由を奪っていく。
いつだってさかさまになる。気を抜くと一気に飲み込まれる。

そこまでしてやりたいの
そこまでして愛すべきものなのか

うっせーな！！！ごちゃごちゃ言いやがって。
じゆうよ、お前は俺を自由にしてくれるんじゃねーのかよ！！
あーもうめんどくせーんだよ。消えてなくなりてーよ。
頭いてーし、耳鳴りとまらないし、電車の揺れで気持ちわるくなるし。

じゆうとの関係はいつのまにか
周りの人をも巻き込んでいく。
さかさまになったときは
恋人、家族、音楽、友人、
大切なこととの関係も
さかさまになっていく。一瞬にして。

うざいよ、じゃまなんだよ。消えろよ
ことばを言えずに苦しんでいたはずなのに
ネガティブなことばが無限のルーティンでまわっていく。

飲み込まれそうになったときには
飲み込まなきゃいけないことばがある。
飲み込めたらいつかじぶんは忘れられる。
でも、言われた方は一生忘れないかもしれない。
相手の記憶はじぶんには変えることはできない。
変えられるのはじぶんじゃない他のだれか。

自由も解放も、不自由も束縛も。
どっちかだけで存在できないから。
しょうちゃん、安心して。
君が求めているものはここにある。