ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

あやこばぁと草むしり

2014-08-18 00:19:14 | 唐桑日記
83歳になるあやこばぁは今でもホタテの水揚げに早朝3時にでかけ、
そのまま夕方までお昼寝なしで働いているイケイケおばぁちゃんです。

あやこばぁのお料理はとっても繊細でとっても美味しいです。
食べたことのない料理も沢山つくってくれます。

愛媛のこんどうさんのお野菜が届いて。
煮物にしてくれました。


カボチャと粟のおかゆ。
かたさとか塩梅がすごい好き。

いろいろお料理覚えられるんだけど、
自分で作れるようになっちゃうと
あやこばぁの作った料理が食べれなくなるので
すごく悲しくなります。


あやこばぁの畑のカボチャ。実ができてきています。
他にもお葱、大根、玉ねぎ、じゃがいも。。。
10種類以上のお野菜が育っています。
お休みの日曜日も畑の手入れや草むしりを
一人で黙々とこなしています。






カメラを向けると変顔もしてくれます。



真似していちよさんも。


いっつも何かと言い合っているふたりですが、
とっても仲良しで、僕が初めて菅野家に来たときは
いちよさんの実の母だと思っていましたが、
実際はやっさんのお母さんでした。




そんなイケイケあやこばぁちゃんとふたりで草むしりをしました。
人生で初めてかもしれない草むしり。





うちの家族は誰も
興味持ってなかった気がします。
草むしりする習慣がなくて未だに
やんなくてもいいんじゃないかと
30%くらい思っているのでいまいち
気合いがはいらないです。

むしってもむしってもでてくるし、
自分自身が雑草生えてても気にならない。




「ばぁちゃん、雑草って冬になったら枯れるの」

「冬になったからって枯れるわけじゃねぇんだ。
雪さ降ったら枯れるんだよ」

「じゃあさ、雪降るまで待てば?」

「そんな問題じゃねぇんだ。」

「そっかぁ、じゃあ仕方ないね、
そしたら鑑賞用ってことにすれば?」

「おめぇいちよみてぇなこと言うんでねぇ!」



諦めて草むしりは音楽の時間と決めて
ノリノリでむしることに決めました。
音楽があれば単調な作業もダンスだと思えます。
あと、一度気になると、ここも抜かなきゃ!と
やる気も出てくる事がわかりました。


音楽を聞きながらあやこばぁとお話。

「ばぁちゃん、いちよさんがお嫁さんでよかったね」

「そうだね、ほんとよがったよねぇ。パパよく釣ってきたね」

唐桑で色恋話はだいたい漁に例えられます。

「一本釣りなんでしょ?」

「ちげ!巻き網だ」
ばばば!(じぇじぇじぇ!の気仙沼バージョン(ほんとだよ。))
がばっと捕った中の一匹?
台詞だってイケイケです。

話を聞いていたら、どうやら岩手の方に
巻き網漁に行ってた先で社長がいちよさんに惚れたらしいです。
(方言がわからないので半分も理解できてないため、想像で補っています。)



一本釣りか巻き網か。
真相はわかりませんが、
釣った魚にはエサをあげています笑。


14日はねー(いちよさんの誕生日、14日だからいちよなのかなー)、
お客さんいなかったから、
やっさんがワイン買って来てふたりで乾杯してたんだよー。
仲良しー!!

いちよさんも調子にのって
「りょうすけ、おまえエサが悪いんだ、エサが。」とか言ってくるし。

この前、初めて会う市内の業者さんに,いちよさんが
「こいつバカなんです!」って俺のこと紹介するしさ。
エサまく前に邪魔される!!

漁場間違えたかな、、、。
高性能な魚群探知機が欲しいです。
僕は一本釣りでいこうと思います。






キッチンの窓から見える夕日がさぁ、
一瞬で色が変わるんだよねー。魔法みたいだー。





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