本日も「猫を神格化する宗教」の<その3>であります。
まずは前回までのおさらいです。
ワタクシが出会った「猫を神格化する宗教」の特長というか、「猫の聖書」に書かれている内容は以下のとおり。
①猫は「神=創造主の化身」であり、「地球・人類を監視する存在」である。
②地球を監視するために、月の裏側には「猫の大軍」が駐留しており、何かあれば地球上を鎮圧する準備が出来ている。
③そもそも、地球上の各大陸には、現地で地上を監視する役割の猫族(月の基地を本部とする派遣部隊)が置かれていた。アフリカ大陸にはライオン、ユーラシア大陸にはトラ、北米大陸にはアメリカライオン、南米大陸にはジャガー。ちなみに、西表島にはイリオモテヤマネコが配置されていた。しかし、直近数万年の間に、サル族の中から人類が爆発的に数を増やしたので、人類を監視するため、新たに「イエネコ」が人類の近くに派遣された。
④「イエネコ」は、「月の本部」と定期的に通信(猫同士のテレパシーみたいなもの)で連携している。問題があれば、月の大軍がいつでも押し寄せることになる。ちなみに「月の大軍」の猫の大きさは2mでライオンや虎と同型。イエネコとして派遣された時は、人に合わせて50cmに縮小されている。
そして、猫と暮らしている世界中の老人の多くが、すでにこの「猫を神格化する宗教」の信者として取り込まれているらしいということ。
この事実を把握した、日本の公安警察、米国のCIAとFBI、英国のMI6などは、すでに対抗措置のため、世界各地に広がっているイエネコの中で「月の本部と直接つながっている幹部クラスの猫」の洗い出しを急いでいる様子ですが、作業は難航しているらしい。
難航している理由が、猫と一緒に住んでいる世界中の老人・老夫婦の協力が得られないから。
「うちの子が全地球のために頑張っているのに、お前らみたいな権力者のイヌなんかに協力するもんかい!」とけんもほろろ。
「くだらない戦争を続けたり、人間起因の自然破壊のせいで世界中の猫族が被害に逢えば、月の猫軍がお前らを懲らしめてくれる」と、完全に月の大軍の正義を信じているそうな。
そう言えば・・
うちの「もなか姫」がときどき、月に向かって何やら吠えていることがありました。それも、ワタクシと嫁の2人が二階のフロアに居ない時を見計らって。
階段の陰から「そっと」覗いた時に、その場面に出くわしたのですが、こちらの気配に気が付いたのか、すぐに「月との交信」を止めてしまった。
そうか・・ あの時は、月の本部と交信していたのかもしれない・・
ちなみに、「猫を神格化する宗教」の信者たちの間で、まことしやかに信じられている伝説がもう一つだけあります。それは、今まで「月の大軍」が地球人類を襲わなかった理由についてです。
人類が好き勝手に地球環境を壊したり、意味のない大量虐殺(人だけでなく猫も)を繰り返したりしても、「月の大軍」が押し寄せてこないのは、「個々のイエネコが大切に愛されている事実」があるから。特に世界中の老人や老夫婦が「我が子のように大切に愛してくれる」ことから、月から派遣されている幹部クラスの猫も、
「攻撃開始!」
の命令を月の本部へ送ることができない。自分を可愛がってくれている老夫婦が生きてる間は少なくとも、攻撃命令は出さないでおこうと、ズルズルここまで来ているらしい・・ということのようなのです。
おいこら、そこのプーチン大統領、それからハマスとイラン、さらにはイスラエルのネタニアフ首相!
いいかげんにしないと、月から猫の大軍が押し寄せることになりますゾ!
真っ先に、お前さんたちが抹消されることになると思います。ちなみに2mの猫に接近戦で勝てる軍・警察は存在しませんから、ご注意を!