迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

魍魎爽快。

2024-09-13 19:14:00 | 浮世見聞記
恒例の平和島骨董まつりを覗く。



布切れの山から、興味ある一片を見つけたが、値段が付いてゐない。

かういふテの見世には、よくあるやつだ。

見世主にいくらなのか訊ねると、

「品(モノ)によりマス」

かういふテの見世に、よくある返答(こたえ)。

イヤラシイね。

恐ろしい、恐ろしい。


私はスッキリした氣分でそこを離れる。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 犬猿嫌災。 | トップ | ニッポン徘徊──消失結城家の面影 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。