朝のラジオ放送で、喜多流「小原御幸」の續きを聴く。平家一門を政治的立場から滅亡へ追ひやった張本人たる後白河法皇が、實家の滅亡を目の當たりにし、且つ生き残らざるを得なかった一人の女性に、その有様を「御物語り候へ」と促す──そして謠曲の性質上とはいへ、最後はなにも云はずに還御するところが、聴く側にとっては深い。“本當の思ひ出とは、語りたくないもの”──この大曲に接するたび、私はさう思ふ。 私が生まれる . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/nation/ASP6N03PTP6MUTIL01F?fm=d第三次“お手上げ宣言”解除を目前にして、まるで狙ひ澄ましたやうな樂しい知らせ、感染再々々々……擴大劇はじまりの口上ですな。とざい、と~ざ~い~── . . . 本文を読む