ラジオ放送で喜多流の「小原御幸」を聴く。もともと素謠としてつくられたとも云はれるほど、實際の舞台では出入りのほかは演者の“動き”が無い曲。それだけに演者各々の技量と、なによりも“存在感”がものを云ふ難曲。──との能書きがよく解る、今回の放送。曲の舞台である京都大原の寂光院は、二十年ほど前に母と旅行で訪れたわずか數カ月後、失火で焼失云々。(※焼失前の寂光院)その後、平成十七年(2005年)に再建され . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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