横浜市歴史博物館の「“道灌以降”の戦国争乱」展を観る。武略に長け、文雅の才にも富んだ江戸城築城の武将太田道灌──の、子息以降の面々を書状や出土品から追究した企画展。やうするに、いかにも戦國の世らしく主人家来、同族他族が細胞の如く分裂し、飽きもせず土地争ひを展開した、といふ話しである。展示の解説文を読んでも内容がよくアタマに入ってこないその複雑さこそ、欲に駆られた人間の本性──魑魅魍魎そのものなのだ . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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