晴天、熱射、蝉の聲──いかにも“夏”なこの日を待ってゐた。熱中症になってくれと言はんばかりのこの陽気に、打ち勝つ飲み物を試したくて!さう、『あまざけ』。江戸時代の人々は、夏バテの防止に冷やしたあまざけを好んで飲んでゐたと云ふ。昔の人々のありがたい知恵に、いまこそあやからん。缶の底に、米麹がのこる。お汁粉缶の小豆や、具入りスープ缶のそれと、同じ宿命じゃ。されど、今夏はあまざけで暑さを凌 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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