マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画つぐない(贖罪)に告ぐ

2008-05-01 07:50:42 | Weblog
まあまあかな。小さな映画館。平日の昼間なのに、おばさんが多かった。1935年代のイギリスが舞台。この時代設定だと、第二次世界大戦がからむなと思った。ドイツ軍との戦いだ。

主人公が誰なのか、よく分からなかった。やたらと過去に戻ったり、現実になったりと、行ったり来たりで理解するのが大変だった。混乱した。

小説執筆が趣味の少女Aが、暗闇で友人Bが強姦されている現場を目撃してしまった。犯人Cを指摘したために、Cは刑務所に入れられた。Cは、姉Dの婚約者だ。

2人は、それでも愛し合っている。だが、AもCが好きだった。女の嫉妬と憎しみからの、でっち上げのようだ。数年後、真犯人を間違えていたことを知る。それは、知人Eだった。

Aは、真犯人を知った時、その罪の重さに気付いた。B・Cに手紙で、謝罪するか。直接会って、謝罪するか。真実を、語らなければならない。

Aは、他の方法で謝罪することを決意した。それは事実をねじまげて、「ウソ」をつくことだった。果たして、その究極のウソの謝罪とは何であろうか。

5分間だろうか、ノーカットで大勢の人たちが演技をしていた。このシーンは、圧巻だった。巨大なセットだけでも、多額な金額を要しているな。何回、撮り直しをしたのかな。