マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

3人死亡しても危険運転ならずか

2009-06-25 09:49:26 | Weblog
●免許取立ての大学生が、横浜の交差点で看護師3人を死亡させた。危険運転致死傷罪だと思っていたら、単なる過失致死傷罪と検察は判断した。

長くても、7年だ。時速70キロで走行。初心者だから、赤信号の見方を良く理解していなかったようだ。故意性がない。18歳だから、少年鑑別所だ。

若いから、更正の余地ありと見たらしい。3人も死なせて、何だか納得gあいかない。病院のシフトは、大変だぞ。大損害だ。

少なくとも、時速70キロは、危険な速度だろう。原付の場合、法定速度は30キロだ。一般道路での制限速度は、40~50キロぐらいだ。

交差点では、黄色信号・点滅信号の際、速度を上げて一機に尽き抜けようとすることもある。それは、対向車が存在しないことが前提だ。

明らかに、右折の対向車を無視している。停止するとでも、勘違いしたか。大きな判断の誤りだ。

制限速度・法定速度に対して、「時速10キロ超過」ぐらいなら、「許されざる速度」だと考える。原付でも、時速40キロは正当な速度だ。

しかし、「時速20キロ超過」は危険運転だ。いざと言う時、回避できない加害者は、不当な速度で走行しているのに、被害者に回避義務を求めるつもりか。

今の道交法と判例では、速度に対する判断基準がない。設定しようともしない。複雑な道路事情は、道交法を遵守していては走行できない。

臨機応変に、その時々に合致して走行するものだ。交通の流れに従う。それが最大の安全運転だ。その秩序を乱すと、大事故が発生する。

果たして、遺族たちは検察審査会に申し立てるであろうか。申し立てるであろうな。加害者の弁護士は、執行猶予を主張するだろう。

自分も、5人ぐらい死傷させて、思いっきり加害者になってやろう。懲役6カ月、執行猶予付きかな。こんな軽い刑罰の日本・司法社会が好き。