マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画30日間の夜に告ぐ

2009-08-27 22:08:07 | Weblog
●何だかなー。物語として、説明不足だな。その分、恐怖も半減する。ホラー映画は、毎回、このタイプが多い。どうにか、ならないものだろうか。

太陽が出っ放しの世界、白夜。その逆が、極夜。吸血鬼にとって、理想的な世界だ。一隻の船が、難破したのかな。その乗員の1人が、町にやってくる。隣町まで、128キロだ。

携帯電話が、数台焼かれている。犬が殺害された。発電所が、壊された。忍び寄る、吸血鬼がやって来る。この船に、乗ってきたのか。説明されていない。

吸血鬼は、最初何人いたのだ。説明がない。誰が、ボスなのだ。どこから、やって来たのだ。原作には、説明されているのかな。それなら、製作者・監督・脚本家の責任だ。

初日から、住民が食われていく。時には、首ごと切断して、吸血鬼にはさせない方法もとるようだ。時には人間を生かして、隠れている人間たちをおびき寄せたりもする。

最近の吸血鬼も、罠を仕掛けるために、知恵を用いるようだ。小さな町だから、人間たちにとって、隠れるのに限界がある。食料にも、限りがある。

発狂してしまう。30日間も待てない。ボケ老人は、特にやっかいだ。赤ちゃんがいないのは、幸いだ。人数が多い、簡単には倒せられない。

外に出て戦っても、勝ち目がない。そして、30日目がやってくる。ジョシュは、決断した。奥の手で、ボスと戦う決意をする。

でーもー、吸血鬼たちは30日目にして、次はどうやって生きようと画策していたのかな。何だか、説得力がない映画だな。