マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

障害ある胎児の出産を禁止しよう(移植編)

2009-06-19 08:12:40 | Weblog
●臓器移植法が、よく分からんが可決されたみたいだ。長かったなー。少なくとも、「0歳」から移植が可能になったことは良いことだ。

近年、アメリカでの移植費用は、4億円もかかるらしい。この法案により、海外での移植渡航は必要なくなった。

そもそも産婦人科では、胎児に障害があるかないか、事前の検査で分かるはずだ。出産しても、その後の治療には莫大な費用がかかる。

親の負担も大きい。いや、医療費も税金だ。病院も負担が大きい。費用対効果だ。いっそのこと、法律で障害ある胎児には、積極的に中絶を推進させよう。

とは言え、親としては、簡単には割り切れないであろうな。中絶するにしても、母体には悪影響を及ぼす。我が子を殺すことになる。永遠に苦しむ。

両親は、1億円の借金を背負ってでも、国内での移植を望むだろうな。こんな法律が制定されても、裏ではこっそりと産むだろうな。

反面、日本国内で臓器移植をするには、他人の幼児の犠牲があってこそ成り立つ。他人の幼児が、死ぬのを待っているということだ。

移植を待っている幼児(A児)が死んだら、果たしてその両親は、B児のために、素直に臓器提供をしてくれるのかな。

しないだろうな。同意しないだろうな。もっとも、薬剤に汚染されたA児だと、移植は無理だろうな。

幼児が死んだら、法律で移植のために保存するようにしたほうが良い。他人のために、遺体を使ってもらおう。

この場合、病院での保管料もバカにならない。遺体のない葬儀になる。遺灰にすることもできない。臓器移植問題は、簡単には解決しないな。