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クロアチア・スロベニアを巡って 22: 傷痕の町モスタル 1

2016年01月18日 | 連載完 クロアチア・スロベニアを巡って

< 1.モスタルの教会、Župa Svetog Petra i Pavla >

今日は、ボスニア・ヘルツェゴビナの山間の町に向かいます。
海沿いの町ネウムからモスタルまでの景観を紹介します。





< 2.地図 >


上の地図:  ボスニア・ヘルツェゴビナを示す。
黒丸がモスタルです。

下の地図: ホテルのあるネウムからモスタルへの道を示す。
赤矢印が二つの町を示し、青矢印はそのルートを示す。
ネウムからモスタルまでは約60km。
2015年9月3日、9時に出発し11時に到着した。
時間がかかったのは、2箇所の国境検問所を通った為です。


モスタルについて
1992~1995年、ボスニア・ヘルツェゴビナはユーゴ紛争に巻き込まれました。
この時、首都サラエボが戦場になったことはよく報道されたが、モスタルでも同様の悲劇が起こりました。
この国の民族は、イスラム教徒が一番多く、次いでキリスト教徒のクロアチア人、正教会のセルビア人で構成されている。
かつ、この国はクロアチアとセルビアと国境を接している。
このことにより、ユーゴスラビア崩壊時にイスラム教徒はセルビア人から民族浄化の被害を受けた。



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< 3. ネウムからネレトヴァ川の下流まで >

上の写真:  リゾートを楽しむ人々の姿が見える。
中央の写真: 峠を通過中、丘の上に修道院(?)が見えた。
下の写真:  ネレトヴァ川の河口に広がる平野部。





< 4. 平野部に降りていく >

乾燥した山間地が多い中にあって、ここは緑に溢れていた。





< 5. ネレトヴァ川沿いの街並み >

上の写真: 今回の旅行で初めてモスクを見た。
左側に見えるのがイスラムの墓です。

中央の写真: ネレトヴァ川。
下の写真: サッカーが盛んなようです。





< 6. いよいよ川沿いに山間地へと上って行く >

乾燥している山間地でも、人々はぶどうなどを精一杯栽培している。




< 7. モスタルに近づいた >

中央の写真: キリスト教系の墓地です。
下の写真:  アパートの外壁に大きな銃弾の跡が無数に見える。

次回に続きます。




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