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不思議のくに、沖縄 1 : 辺戸岬と大石林山

2013年04月29日 | 旅行

< 辺土岬から大石林山を見る。遠方左側が大石林山 >

4月の始め、沖縄を縦断し、主要な観光地を見ました。
天気は曇りがちだったが、過ごしやすかった。
沖縄本島の自然と観光を紹介します。




< 赤枠が沖縄本島で、右は拡大図。黒枠は概略沖縄県域。黄枠が今回紹介する所。>

沖縄県の広さは海洋上東西に約1000kmで、160の島からなります。
本島の最大直線距離は107kmで、台湾に近く亜熱帯気候です。
沖縄は、南国のレジャー島、古くは海洋国家で独立国、また基地の県でもあり、不思議な趣があります。
この連載から沖縄の背負った歴史と社会も感じていただいたら幸いです。





< 辺戸岬(ヘド)、国頭郡(クニガミ)。>

岬は寂寥感の漂う最果ての感がありました。
珊瑚礁が隆起した大地をかろうじて植物が覆っていました。








< カルスト地形、大石林山の奇岩とガジュマル >

ここは沖縄本島でも亜熱帯の自然がよく残っており、山原(ヤンバル)と呼ばれる。
尖った石灰岩の合間をぬってソテツ類やガジュマルが伸び熱帯を感じさせる。





< 頂上から見た辺戸岬と連なる山頂 >

この山は、琉球の開闢神話で、神が最初に降り立った聖地だとされる。
山のいたる所に石組みした小さな祠である御嶽(うたき)があった。
この地域は巨大な石灰岩や火成岩で出来ており、穀物栽培には不適だが、パイナップル等の栽培が行われている。
海岸に並行して白波が立つ珊瑚礁のリーフが走っていた。
大石林山のHPはこちらです。

まさに南海の島、いにしえの琉球を感じる一時でした。

次回は、本島中部の自然を紹介します。




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