アメリカン・ブルーです。
明日で引っ越しから1ヶ月になります。
今日は、最後の段ボールを潰して、
回収に間に合わなかった数枚と合わせて紐で括りました。
ようやくこの一連の事が終息したような想いです。
引っ越し業者さんが、引っ越し後に1回だけ、
無料で段ボール回収を自宅まで来てくれてやってくれます。
数十枚の段ボールがいつまでも部屋にあるのも気になって、
まだ全てを開けないうちにでしたが来てもらったと言うことです。
このサービスは、きっとどこの業者さんもやってくれると思います。
我が家では、今まで転勤で数回にわたって、
会社契約業者である0123でお馴染みの引っ越し屋さんにお願いしておりました。
転勤が決まると、家の家財を見に来て、日取りを決めて・・・
わずか10日程で、新しい家を決めて荷造りをして、
費用は会社持ちで赴任旅費や手当ても付きます。
何のためらいもなく、段ボールも食器用のケースも、
欲しい分だけ使わせてもらって、当たり前と思って来ました。
この度、自己都合の引っ越しと言うことで、
さすがに、引っ越し費用っていくらかかるの?
素朴な疑問で、
見積もりをしてみよう~♪
・・・・・その考えまではよかったのですよ~
過去ブログに、
Enterを押したとたんに大変なことになった・・・
そう書いていたことを覚えていますか?
実は、引っ越し見積り比較サイトにアクセスしてしまったんです~
私の頭の中では、シミュレーションをしてくれる?
あるいは、各業者さんが、概算見積もりをメールで送ってくれて、
私が比較検討をする?
そう言うつもりでした。
ところが・・・
Enterを押した途端に、
スマホが大騒ぎし出して、もう~~~びっくりでした。
取り敢えず、鳴っている電話に出ると、
「A 引っ越しセンターです。この度はご連絡ありがとうございます。
ご都合が良ければ、本日、今からでもお伺いして、
お見積りをさせていただきます。」
そんな声を聞きながらも、
その向こうで、別の電話が鳴っています。
その日は、たまたま夫が休みで家にいたし、
登録は私の携帯番号にして、本当に良かったと思いました。
勝手にそんなことをして、仕事中の夫のところへこんな電話が次々と!
考えただけでもぞっとしました。
とにかく、一番に連絡をくれたA 引っ越しセンター
今まで使いなれてきた0123・・・
そして、🐼のマークのマンションの契約業者
その3社に絞って、見積もりをとって見ることにしました。
3月4月のいわゆる引っ越しシーズン
GWの連休シーズンが終わって、
6月の引っ越しは、業者さんにとっては、お暇な季節。
ひとつでも契約が欲しい時期だったようで、
それはそれは、私達の想像を越える各社争奪戦となりました(^-^)
その日、丸1日かかって見積りとサービスを聞き、
勝利したのが🐼マークの引っ越し屋さん。
初めて使う所ですが、
価格が一番低くなったことは勿論ですが、
マンションの契約業者なので、
ほぼ9割りの引っ越しを請け負ってきた実績を夫が重視して決めました。
引っ越し費用は、 えっ⁉ 82620円
想定外の破格でした。
これが、繁忙期の日曜日とかになると倍額以上になると思います。
秋田から仙台に戻るときでも、
会社割引をさせてもらっても26万ほどかかりましたからね。
万年青(おもと)
もうひとつ、ここの営業マンさんから教えてもらったことがあります。
引っ越しには「万年青(おもと)」が良いとのこと。
引っ越しが大安にできなければ、その前の大安の日に万年青をもって引っ越す・・・
私たちは、マンションのカギを大安の日に受け取って、
そのあとの大安の日に、万年青を持ち込みました。
しかしながら、今、万年青ってなかなか手に入らないんですよ。
置いてるお店が無くて、ネットでお取り寄せにも時間がかかります。
たまたま、あきらめ半分で近所の小さなお花屋さんへ行って聞いてみると、
「今、なかなか無いんですよね~ ん? ちょっと待って! ありました~♪」
お花屋さんもびっくりなタイムリーで、「引っ越し祝いですか?」
その後、その事を改めて調べてみると、
徳川家康公が江戸城に「万年青」をもって入城。
それ以来、新築・新居・開店・引越しのお祝い・結婚式に「万年青」を贈るようになったそうで、
四季を通じていつも青く、丈夫。
徳川家康が江戸城入城の折りに持参しその後300年の基礎を築いたことから、
おめでたい植物として「引っ越しおもと」としての習慣が見られるそうです。
遠い日を思い出しました。
私の実家が新築した折、
そう言えば、何やら急に家にたくさんの万年青の鉢植えが並んでいました。
母にその趣味があったとはその頃思えず・・・不思議に思っていました。
今にして思えば、
皆さんから新築のお祝いに頂いた「万年青」だったのかと推察されます。
今は、残念ながら母にそのことを問えなくなってしまいました。
50年ぶりの謎解きだったのかもしれません。
「青の家」の代わりに、「万年青」が我が家の幸運の「青」になりました。
Enterからの恐怖体験?をしましたが、
結果的には、費用面でとても楽な引っ越しとなりました。
欲を言えば、引っ越しのプロは0123でした。
比べて失礼ですが、引っ越しの技はレベル差が見えました。
実は、秋田から仙台に戻るときに、
仙台でお世話になった女性のチームリーダーさんが素晴らしく、
彼女が来てくれるなら‼と0123に打診してみましたが、
本当にやりたいことが見つかって、
今は、時々アルバイトで入っているそうで、
我が家の担当になれるかどうか解らないとの返答でした。
残念でしたが、彼女の新しい道を応援したい気持ちで諦めました。
色々な価格の比較サイトが有るようですが、
今度ばかりは、夫も私も本当にまだまだ世の中の知らない世界があるものだと、
勉強させてもらいました。
この経験は、さすがにもう生かす時が有るとは思えませんが、
どなたかの参考になればと記します。
先週、ごみ置き場で出会った方に、ごみの出し方をちょっと質問しようとして、
引っ越してまだ半月ぐらいで~って言ったところ、
私も先週、越してきたばかりで~(笑)
あら⁉ 私の方が先輩?
大笑いして来ました。
ここの良いところは、
おそらく、みんなが同じ時期に入居していることで、
新旧の間柄がなく、
それぞれが新入生のようにちゃんと挨拶をして、丁寧に話に付き合ってくれたり、
エレベーターでも、ペットボタンを押していても、
ルナと一緒に乗ってくれて、可愛い(*≧з≦)って声をかけてくれるところです。
いつまでも、初心忘れることなく、良い環境を保って欲しいものですね。