こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第7章・・空色の種を探す旅・・・私とルナと一緒に空色の種を探すのどかな旅に出ませんか~♪

枯葉いろいろ物語

2017-11-18 17:29:21 | 風の通り道

アメリカン・ブルーです。



山形県天童市にある、私が大好きな落葉スポットです。
今年は、さすがに出遅れました。。。
季節は、1週間とは言えない微妙な変化に彩られ、
求めていた敷き詰められた銀杏色には会えませんでした。







でも・・・そんな日は、もっと他にも心が騒ぐ場所もあるはず!!
落葉は枯葉色になって、
間もなく、白い華に埋め尽くされるような・・・
空気もひんやりとした午後でした。







この公園はペットの持ち込み禁止
落ち葉で遊ぶのが好きなルナは、残念ながらカートの中。
これも、持ち込みと言われれば・・・と思いつつ。。。  ゴメンネサイ。







夫は、前日、この道を通って東北大学病院・循環器科へ行きました。
2ヶ月に一度、ICDのデータを出しての経過観察と薬の処方箋を貰います。
前日は、風が荒れる前だったので、
銀杏色の踊り子たちが、光を浴びて、
それはキラキラと素敵な舞を見せてくれたそうです。







心配事が心にあるせいか・・・
自然の小さな変化も心に留まって、
通常では感じえないものも、優しく、悲しく、そしてその繰り返しに想いが募るものです。

10月のある日も、小さなICD作動が検出されて、
少しずつ、その間隔が狭くなっていることへ不安も出てきました。
誰もが「元気そうとしか思えない!」
そんな外見からは解らない「いろいろ」を晩秋に重ねています。







病院の帰り道、いろいろな道を選んで帰ってきたようで、
天童へ向かう前に、その道をきっと気に入るだろう私に見せたくて、
あっちこっち、走ってくれました。
同じ感覚を共有することが、
いま、私達夫婦の小さな会話の「いろいろ」です。







病院へ行く前夜は八時半ごろに帰宅しました。
「10時半ごろ、また出かけるから・・・」
そう言って、大好きなビールも飲まずに食事をして、
そこから、ボジョレーヌーボーの解禁イベントの手伝いへと出かけて行きました。
帰宅は深夜になるので「先に寝ていて・・」とのこと。
そんな仕事もこなしつつ、
自分自身の深呼吸と、私への気遣いだったと思います。
翌日の宮城版のTVニュースに、夫の姿がありました。
お疲れさまでした。







カメラに夢中になりすぎて、
ルナと夫を見失いました。。。

ややしばらくして、低い丘の上に二人?を発見!!

私は、ようやく、この日のお気に入りスポットを見つけて、
そこから逸れてしまっていたのでした。







本日のお気に入りの景色はここ!!
心が騒ぐ場所になりました。

まるで中間同系色を集めて描いたようなその彩りは、
ほんわかとして、この冬探して着たいような、
毛糸のセーターのようでもありました。

優しい時間が止まったようで・・・
立ち去りがたいこの場所を、残しておきましょう。







天童市内から見る宮城県側に連なる山々は、
前日に雪をかぶったようで、白い山肌になっておりました。
4年前に過ごした東根経由で天童に入りましたが、
私のお気に入りのお蕎麦屋さんへ寄ったからです。







久しぶりの山形そばです。
前回、この七兵衛そばへ来た時は、確か定休日で・・・
残念だったと思います。
仙台市内をあちらこちら寄り道しながらやって来たので、
12時を少し回って着きました。
既に、番号札を持って並んでいたので、ルナを散歩しながら外で20分ほど過ごし、
中で25分ほど・・・
席に案内されるまで45分待ちでした。
でも、このお店の働いている方は明るくて感じが良いので、
これだけの人をさばきながら笑顔です。
そこが人気でもあるのでしょうか・・・大事なことですね。







もちろん新そばです。
気のせいか、いつもよりのど越しがよく、まずは何もつけずに味わいます。
この大根汁のつゆが大好きで、
いつもなら、蕎麦も天麩羅も夫に手伝ってもらうのに、
きくらげや辛みわらびまで全部・・・
ひとりで完食してしまいました。
よほど、美味しかったのですね。

そのせいで・・・さすがに公園を歩いたにもかかわらず、
夕飯は、ほとんど食べられず・・・(笑)
エリチンさんから送られたりんごが爽やかで、
それで充分でした。







秋の景色は静かに終わろうとしています。

味覚の方は・・・まだまだ続きそうです(笑)
元気を付けなくちゃ~♪



コメント (16)
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