GOGO三国志!

2014年に復活した白井恵理子先生の劉備くんシリーズや長池先生の「破龍」(完結)他三国志作品を応援しています!

日中合作アニメ「三国志」NHKで放送へ

2009-07-29 20:46:51 | 三国志ニュース
もうだいーぶ前に書いた日中合作アニメの「三国志演義」が、今年10月NHKで
放送されるみたいです。
(情報元:三国志ニュース様。いつもお世話になっております)

中国では既に放送中で、話としては日本人にも馴染みの無いエピソードも入れて、これまでとは一味違う三国志(製作会社・談。2007年5月19日(土)付け朝日新聞記事より)だとか。

うーん、絵は、果たして今時に受け入れられるかどうかと言う感じです。

あと、NHKでもハイビジョン放送になるのかとか、放送チャンネルなど具体的な事はまだ判らないようです。


劉備くん 青天の赤壁

2009-04-25 20:13:21 | 劉備くん関連
劉備くん 青天の赤壁/白井恵理子 著/メディアファクトリー/刊行中(4月23日発売)/540円(込)

内容とコメント web版「三国志マガジン」にて連載中の4コマギャグ漫画。
連載期間が長く、メディアファクトリー刊行分だけでももう10巻目に入りました(←すごい…)。

今回はサブタイトル通り、主に映画「レッドクリフ」ネタが多いです。
後半は現在公開されて間もない「part2」ネタもあるので、映画未見の方(これから観る方)はネタバレにご注意下さい。

とは言え白井さん版三国志なので周瑜と孔明の扱い(格差?)は相変わらずです。
また、赤壁には出ない筈の姜維もちゃっかり顔を出しています。
周瑜、かっこ良いなーと思ったのは表紙漫画の部分だけだったと言う…。
(表紙も赤壁らしく?深紅のカバーでかっこ良いです)

今回は少なめですが時事ネタもあり、曹魏も呉も例の某社金融破たんのあおりを受けてお互い暗くなっています。
(じゃあ開戦しなきゃいいのに…)
一方で食糧難ネタでは平和的な策で解決したり、三国志エピソードでは襄陽(じょうよう)から長坂(ちょうはん)まで劉備軍を追いかけた曹操軍の疑問にツッコミを入れたりと、これは面白かったです。
確かに追いつくのが早いかも(みんな馬が赤兎並み?歩兵さんも)。

あと、「レッドクリフ」ネタなので曹操がごひいきの方にはあまりオススメ出来ません…(汗)。かっこ良いのは映画の格好をした扉絵ぐらいかも。

何だか孔融のキャラも徐々に変わって来ました…以前は目が怖くても性格は良さ気だったのに、目に沿って来ました…。

巻末には久々に著者のあとがきがあります。先生ついにコミニュティサイトデビューですか~。

この武将がトホホ
黄蓋。赤壁なのに偽降は小喬、漫画では火計は諸葛瑾にと、すっかり活躍の場を取られてしまいました。でも本人は気にしていないようです。
でも活躍を見たかった人には…。と言うかここを逃して一体どこで活躍を?!

この武将がキラキラ♪
久々~。今回は趙雲!かっこ良いシーンが映画に出て来たそうで、白井先生がすっかり心奪われて漫画にも影響しています。いつもは子守屋趙雲扱いなのに。
共闘シーン、自分も断然趙雲かな~。ジョン・ウー監督、趙雲ごひいきなのでしょうか?
或いはやはり女性客引き目的かなと。
キラリ!武将はやっぱり馬超ですが。
裏表紙の漫画がかっこ良いです。
「笑い茸の季節」ネタに笑いました。シーズンネタなんだ…。

この女性がキラリ!
曹操の奥さん。(名称不明) 顔など全く未登場ながら、呉で恐れられる曹操を震え上がらせる圧倒的な存在感と、電話して様子を聞いて来るかわいさに惹かれます♪

この武将がさらにトホホ
魏延。忘れ去られ歴もう何年になるだろうって言う位漫画に出て来ません。
悲しい…ので、「GOGO三国志!」では魏延の事も応援しています。
自分もそんなにごひいきでもないのですが…。


劉備くん!春の新刊発売決定!

2009-04-09 20:34:01 | 三国志ニュース
Web版「STOP!劉備くん」の更新をチェックしていたら、今度新刊がまた出るそうです!

タイトルは、劉備くん 青天の赤壁

で、4月23日発売予定です。

先日掲載されたレッドクリフ特集とかが収録されるのでしょうか?楽しみ~


劉備くん それゆけ赤壁オリンピック

2008-11-24 20:20:31 | 劉備くん関連
劉備くん それゆけ赤壁オリンピック/白井恵理子 著/メディアファクトリー/刊行中(11月22日発売)/540円(込)

内容とコメント現在はWeb版三国志マガジンで連載されている、三国志4コマギャグ漫画の単行本。
メディアファクトリー刊行のものはこれで9冊目になります。
三国志ネタだけでなく、時事ネタと流行っているお笑いや著者の日常ネタを元に、すっかりおなじみの劉備たち武将が活躍し(遊び)ます。

ネタは三国志よりも目まぐるしく変化する時事やお笑い、著者がハマっているメールのネタが多いです。
実は派遣社員だった曹操・劉備軍配下の兵士たちが現在の深刻な状況を物語ります。
ついにネットカフェ店員として働き、後に討伐軍をターゲットにした商売で強かに生きる黄巾党の面々がたくましいです。(す巻きにされてる時もあるけど…)

執筆当時が北京五輪開催後だったので、終盤2本はオリンピックネタになっています。
馬超、卓球上手~と感心していたら…。金メダルが多いのはやっぱり魏。(でも機械には弱かったり、モンスターペアレントに悩まされていたり…)
典韋、五輪だったら多分優勝なのに…。
蜀の銅メダル獲得数がとんでもなく多い訳は…この辺で三国志ネタを組み合わせるのは面白かったです。

前巻には何故か無かった扉絵の下にそのキャラに関してのコメントが復活していたり、巻末に「あとがき」もありました。内容は近況報告と言うか、主に心の葛藤でした。

久しぶりに何進と何皇后が出て来ましたが、何故かずーーっと出ていない魏延が今回も出て来なかったのが寂しい所です。

新キャラさんいらっしゃい!
曹操の孫、曹叡(そうえい)。「某総理大臣の孫」がモデルで、例のポーズや口調が出て来ますが、モデル当人にはある魅力がこのキャラには無いのが惜しいです。
以前は曹丕や曹植も出て来て、何気に曹操ファミリーが揃ってきました。

馬超の叔父、韓遂(かんすい)。自分が斬られてもその張本人である甥を心配するいい叔父さん。斬られても無事なのは親戚だから?

他にも、次はいつ出るか判らない曹真(そうしん)とか許チョとか于禁とかやたらに名前が長くなった張コウが出て来ます。個人的には伊籍(いせき)が出て来たのが嬉しいです。

この馬がキラキラ♪
赤兎馬。どんな時もクールに千里を飛ばすこの馬が、初めて発した言葉が詩的でロマンチックなのには驚きました。言いたい意味は呂布と同じですが。

この武将がキラリ!
劉備!彼が素でやっているボケがどれもほほ笑ましいです。さすが殿~



うまなみ三国志

2008-10-25 20:25:49 | 三国志/漫画
うまなみ三国志/大澤良貴・荒木風羽 著/メディアファクトリー/刊行中(10月23日発売)/580円(込)

内容とコメント雑誌「三国志マガジン」の創刊以来連載が続いていた、三国志雑学漫画「うまなみ三国志」と、補足コラム「随筆三国志」。
「三マガ」がweb漫画化してからは連載が中断されていましたが、8話限りで「うまなみ三国志」のみが復活したようです。
この単行本では、前半にweb掲載された8話を「あらすじ編」、後半は雑誌掲載分を「随想三国志」(さりげなくタイトルが変わっています)を含めて「トリビア編」として収録しています。

前半の「あらすじ編」は、あらすじとしながらもかなり細かく三国志の展開が説明されているせいか文字数が多く、その為に一部印字(活字)が小さくなってしまい、読んでいると目が痛くなってしまうので、なるべくルーペ類(虫めがね等)を使った方が良いかもしれません。

各話の終わりには豆知識のコーナーもあり、1話は特殊な方ですが、主には地理や度量衡(各単位)など、三国志を読むのにあると便利なテーマを扱っています。

…個人的には、細かい「あらすじ」より、後半の「トリビア編」の方が文字やコマ割りが大きくて読みやすいですし、テーマも面白く判りやすいと思います。
大澤氏の随筆収録もありがたいです。
雑誌連載当時(特に創刊号とか)の荒木先生の絵も懐かしいです。
馬とのやりとりとか。
今回は「うまなみ三国志」のタイトルを「うまなみ」にした秘密もカバーをめくると明かされるのでした。
「うまなみ」の単行本化や続きは無いそうです…今の所。
大喬かわいいのに…(雑誌掲載時絵)。

ここでお知らせ
現在中に入っているアンケートハガキを送ると「うまなみ三国志」マグカップが当たるキャンペーン中です。今年11月30日締め切り。30名様。
(必ずしも希望作品のマグカップが当たるとは限らないようです)



「劉備くん!」新刊またも発売?!

2008-10-23 20:33:42 | 三国志ニュース
白井恵理子先生の三国志ギャグ漫画「STOP!劉備くん!」シリーズの最新刊が早くも発売されるようです。
今日買った「うまなみ三国志」に入っていたチラシに書いてありました。

タイトルは「STOP劉備くん! それゆけ赤壁オリンピック」で、
11月22日(土)発売。
前巻「桃園畑で~」の刊行から1年も経たない内の新刊発売なので、ビックリしました…。

web版三国志マガジン掲載分なのかもしれませんが、タイトルを見る限りでは赤壁メインで、北京オリンピックの話もあるのでしょうか…?

発売日が楽しみです。



うまなみ三国志、単行本化!!

2008-10-09 20:38:27 | 三国志ニュース
今日三マガの更新情報を見たら、何と「三マガ」で連載されていた「うまなみ三国志」(大澤良貴×荒木風羽)他が単行本化されると発表がありました!

発売日は10月23日(木)

ずっと単行本化されるのをお待ちしておりました!

でも正直、単行本化するほどページ数あるのかなと言う気もありますが…。
ともかく、発売が楽しみです~

あ、脱字(前回の記事参照)、直すのを忘れないで下さいね…。








うまなみ三国志復活!!

2008-08-01 20:40:45 | 三国志/漫画
ご存知の方も多いと思いますが、今日三マガブログを見たら、Web版「三マガ」で「うまなみ三国志」の連載が始まったそうです!!

「うまなみ」久しぶりです~!!
雑誌版では毎号楽しみで、今まで休載もなくずっと続いていたので連載再開はとても嬉しいです!!

…見られないけど

大澤義貴氏、荒木風羽先生、連載頑張って下さい~

単行本化もお待ちしております
脱字はその時に直して頂ければ(汗)。

只今スパムコメントが大変多く、コメントは承認制にしておりますので、コメントを下さった方にはお返事が遅れるなどご迷惑をおかけします。





劉備くん’08春桃園畑でつかまえて

2008-02-23 20:34:14 | 劉備くん関連
劉備くん’08春桃園畑でつかまえて/白井恵理子 著/メディアファクトリー/刊行中/540円(込)

内容とコメント約1年ぶりに刊行された「劉備くん!」シリーズの最新刊。
107ページまでは三国志マガジン最終刊までの掲載分が、それ以降は連載が引き継がれたweb掲載分を収録しています。
気が付けば20年以上連載が続いているものの、相変わらず戦より遊びにいそしむ三国志武将の面々が三国志のエピソードと時事と流行のお笑いをネタに描かれています。
表紙は今までは表が武将の見得きりポーズで、裏が各軍で遊ぶ姿が描かれたのですが、今回は表・裏とも初のカラー漫画表紙になっています。
表紙は特に趣向が凝っていて、結末がカバーのもの(本来のネタ)と、帯に書かれたものと2通りになっています。
曹操、帯のコマはかっこいいのに、帯をめくったら…英雄の情けない実態が
裏表紙は諸葛兄弟のカラー漫画が飾ります。兄上、そんな事までして…。
Web漫画分はずっと読めなかったので劉備たちとの再会が嬉しいです。Web掲載している為か、ネタが最近のもので楽しめます。

あとがきが無いので、何故このタイトルなのか結局謎のままになってしまい残念。
登場人物が偏る事無く漫画に出て来るのもありがたいです。
仲達もようやく久しぶりに顔を見せ(姜維の誇張表現も久々)、献帝も黄巾党の人々も何とか姿を見せていますが、魏延がいない…。

この武将がキラキラ♪(久々)
久々登場の人々。
魯粛のスワンボート視察はメルヘンチックでかわいいけど、同行者は迷惑な事に…。
って、趙雲も(汗)。素直だから仕方ないけど…。
黄蓋や黄忠も久々に見ますが、元気そうで何よりです。やはり宙に浮いた年金問題が絡んだ話です。
蜀からやってくる張松は「続続・STOP劉備くん!」以来の再登場で、同行する法正は初登場です。蜀の地図を献上する筈が、故郷自慢に?
孔融は目つきの悪さが災いして、「別に…」のあの人に。
呂蒙も久しぶりです。やっぱり意味を履き違えて整形に走っています。こんな武将に関羽が敗北するとは…(涙)。関羽も結構お茶目だからかも。

この武将がキラリ!
孫策!口絵に描かれた玉璽を抱えたイラストの孫策がかっこ良いです。
ずっと偽の玉璽を掴まされてばかりですが、案外良いコレクションになっているのかもしれません。
顔良と文醜!三マガで読んだのはだいぶ前ですが、とても印象深いキャラでした。
「劉備くん!」は本当に久しぶりなので正直全員!と言いたいくらいです。
彼らの見せ場がいっぱいあり、読んでいて楽しく、和まされます。




劉備くん!新刊発売?!

2008-02-08 20:38:07 | 三国志ニュース
今日、いつものように三マガブログを読んでいたら、何と「劉備くん!」の最新刊が出ると告知がありました!
正直、まだ疑っていますが。最初Web漫画のタイトルの方が変わったのかと思ってしまいました

発売日:2月23日(土)
劉備くん’08春 桃園畑でつかまえて

内容はやっぱりWeb漫画の「劉備くん!」が掲載されるのでしょうか?
発売日がとても待ち遠しいです~

…でも、単行本化の為だからと言って、無理にページ数増やしたりとか無理な注文をしてないといいのですが


去年の三国志、今年の三国志

2008-01-11 20:35:50 | Weblog
長い間「GOGO三国志!」の更新を怠ってしまい、申し訳ありません。

去年の三国志
案の定「三国志マガジン」のWeb漫画はパソコン環境が合わず読めない状態になってしまいました。
環境を変える訳にも行きませんので、「劉備くん!」に関しては単行本化される日をじっと待ちたいと思います。
白井先生、ゆっくりゆっくり、楽しく漫画を描いて下さい。Web漫画は見られませんが、応援しております。

去年はまた毎月楽しみだった「破龍」が終わってしまい、本当に残念でした。
とりあえず危機にあった全話単行本化が叶って安心しましたが。
「破龍」を読まれた方の感想を拝見すると、やはりこれからという時に終わってしまい驚かれたり、残念と言う声がありました。
単行本も無事に全巻出て終了しましたが、まだまだ「破龍」プッシュ中です!

泣き虫弱虫諸葛孔明第弐部
…実は去年、ようやく読んだのですが…。
第壱部はまだ笑える要素があったのですが(徐庶や諸葛均の扱いが酷いものの)、今回は筆者の悪意(?)が文章全体に広がっていて読む気を何度も失くしそうになりながら、それでも少しずつ読み進めて何とか読み終える事が出来ました。
劉備もちょっと腹黒になってるかな?前作こうだったっけ?と違和感があります。
張飛は単なる殺人マシーンになっています。死体の描写がグロテスクで、あれでは確かに怖すぎて曹操軍も退散してしまいます。
特に想像力の強い方は読まれない方がいいかもしれません。
ちょっと笑えたのは最初の方の関羽が力任せに碁を打って碁盤にヒビが入る描写。
関羽が碁で負け知らずなのは、その様子(きっと形相も)が凄まじくて相手が怯えてしまうから、という所に苦笑い。
他には、曹操たちが比較的常識人で安心しました。でもこれから負けの一途を辿るのが辛いかも…。
あとは、諸葛均の未来が心配です…って、もう考えないようにしようかな…。

真・三國無双5
全面リニューアルという事で、人員整理され、残った武将は見た目から武器まで変えてしまい(そんなに変わってない武将もいますが)、それを置いても、無双モードで使える武将が少ししかいない点や更には今まであった一騎当千の爽快感が失われた点でそれまでのファンの嘆きを誘った今作。
確かに見た目が変わっていて驚きましたし、(若い劉備は最初関羽の息子か、部下の兵に見えましたし、孫堅はいきなり白髪になっていたり孫権が孫策似だったりで)孫策はいるのに何故大喬がいないのか…という疑問もありますが(容量の問題?)。小喬の見た目がちょっと大人びているから、それで我慢するしかない、とか?
それでも、馬に乗れたり、スキルを覚えさせたりするシステムや、何より「掛け合い」が気になるのでした。
とは言え、次世代機持ってない上にネットサービスで追加されそうな気もするので様子見です。

今年の三国志

三国志大戦に「蒼天航路」参戦!
ゲーム雑誌「ファミ通」NO.996号を読んでいたら、三国志大戦のレジェンドカードに「蒼天航路」のイラストが使われる情報が載っていて、今回は曹操、夏侯惇、曹仁、荀(じゅんいく)、郭嘉の5人のカードイラスト(と効果)が掲載されていました。
曹操はさすがにりりしく、曹仁は馬上で分身してる?!(神速戦法)
夏侯惇、荀は爽やかな表情、郭嘉はちょっと負傷しています。馬のたてがみが、ハードスプレーをかけたかのように直立しています(汗)。
レジェンドカードには、今まで横山光輝氏や本宮ひろ志氏の漫画がカード化されてきましたが、今回は王欣太氏の「蒼天航路」で、次は何が来るのでしょうか。
…相変わらずゲームセンターには行きませんが、絵柄は気になります。

4月に中国で「三国志」アニメ開始
中国全土で4月から1年かけて放送予定。(去年の5月19日付の朝日新聞掲載)
出来る事ならこのアニメを日本でも放送して頂きたいです。
制作が日本と合同で、話は日本でもあまり知られないエピソードを盛り込んだ、一味違う三国志、になるとか。
キャラクターデザインは日本側が担当したので、あまりくせのない絵柄で親しみやすそうです。
張飛は丸々とした山賊風で、劉備は…耳長いのかな…?関羽はやっぱり髯が長いです。
桃園の誓いの話は三人が桃の木に登って兄弟の順番を決めるエピソードが描かれると面白そうです。
でもこの話結構有名かも…。
あと、中国と合同制作しているらしい映画は今年公開になるのでしょうか…?
最近の楽しみ(立ち読み)
ここ最近は文芸誌「潮」に連載中の「三国志に学ぶリーダー学」にはまっています。
挿絵に横山光輝さんの漫画が使われていて、毎回取り上げる人物の魅力を再発見出来るので、毎月の楽しみになっています。
あと宮城谷さん版の「三国志」も楽しんでいます。



川本喜八郎 特集本

2007-09-21 20:46:02 | 三国志/関連本
別冊太陽 川本喜八郎 人形―この命あるもの/平凡社/刊行中/2520円(込)

内容とコメントNHK人形劇「三国志」などでおなじみの川本喜八郎氏の手がけた作品を写真入りで紹介する他、関係者の証言、対談、本人の回顧録などから氏の人物像や作品の魅力に迫った大型本。氏のアトリエや貴重な人形制作工程などの貴重な写真もあります。

「三国志」に関しての事だけを書くと、「人形劇三国志」に登場した劉備たちの写真を大きく掲載し、人物紹介と制作エピソードが付記されています。
作品関係者からの寄稿は諸葛亮孔明他の声を担当した森本レオ氏、音楽担当の細野晴臣氏がアフレコ現場の様子や音楽製作当時を振り返った内容です。

巻末には、紹介ページには登場しなかった「三国志」の人形(他にも全作品の人形)が小さいながらも網羅されています。モノクロ写真なのが惜しいですが、それぞれの個性が良く現れたポーズをとっていて、愛嬌があります。

「三国志」にしても「平家物語」にしても、どんな人物を表現したのかと言う説明文があるのですが、改めて読むまでも無く人形の顔や衣装にそのまま現れている事に感嘆させられます。
アフレコ現場は、とても楽しそうな雰囲気です。見得を切る芝居がやはり照れてしまったり、セリフを言っている陰で他の人が笑いをこらえていたとか。

川本さんの人形制作の工程は興味があったので、この本での紹介の仕方はかなり大まかでしたが、それでも今回見る事が出来て良かったです。関係者の寄稿では舞台背景についての記述もありました。
文楽の人形遣い吉田文雀氏との対談でも人形制作のこだわりや原料に触れた話をされていました。
それ以前に氏が過去に影響を受けた人物・技術・原作や手がけた作品が実は人形師・川本喜八郎氏自身を作り上げていると言う印象を受けます。
今までの人形作品やそれ以外のアニメーション作品の写真があるのも貴重です。

とにかく内容が濃い1冊です。人形アニメーションに強く興味のある方や芸術に造詣が深い方が読まれると、より川本氏と作品の奥深さに浸れる事と思います。

ここでお知らせ
三国志とは関係ないのですが、去年上演された「死者の書」(原作:折口信夫)がDVD化されるそうです。
2007年秋(10月24日)予定で、価格は税込み3990円。
発売元はジェネオンエンタテイメント。
収録内容は「死者の書」の他、「ひさかたの天二上」、メイキングオブ「死者の書」。







三マガ、Web漫画に(9月末から)

2007-08-28 21:26:24 | 三国志ニュース
ご存知の方も多いと思いますが、三国志マガジン公式ブログにて、「三国志マガジン」の今後の予定が明らかにされました。
「Yahoo!コミック」内で無料配信で再スタートするそうです。
(無料と言う事は広告収入…?←あまり存じませんが)

第1弾は9月27日からで、「鋼鉄三国志」や「火鳳燎原」、「STOP!劉備くん!」、「アレ国志」と佐々木泉先生の作品「説三分」を予定。

また「劉備くん!」が読めるのは嬉しいのですが、正直、ちょっと複雑です。
…ネット環境にない方が見られなくなってしまうと思うと。
話数が溜まったらまた単行本化して頂けたらと思いますが。

あ!今回は「うまなみ三国志」が無い!
あとコラムとかも無いのでしょうか…?

続報を待つしかありません…。




長池とも子三国志「破龍」第5巻(最終巻)

2007-08-23 20:42:47 | 長池とも子「破龍」
三国志烈伝 破龍 第5巻/長池とも子 著/秋田書店/刊行中/410円(込)

内容とコメント「プリンセスGOLD」に連載されていた少女漫画版三国志の最終巻。
あらすじは劉備に仕える事となった孔明が博望坡の戦で宿敵の曹操にいよいよ反撃を開始し、様々な思惑が交錯する呉を巻き込み、赤壁の戦で曹操を追い詰める。
終盤は場面が一気に劉備が没する白帝城まで飛び、その後の蜀についてなどが簡単にまとめられて終わる形になっています。
長池先生ならではの設定や展開が面白かった「破龍」なだけに、あっさりした結末は惜しいです。
赤壁の後にもまだまだ健在の曹操や夏侯惇の話など色々読んでみたかったです。
メインは孔明ですが、面白い役どころの趙雲、清く聡い糜夫人、最後に少女漫画らしい描写で驚かせてくれた孫尚香、孔明や周瑜の志の中に息づく孫策、曹操を好敵手とする劉備など、他の登場人物たちも魅力的に描かれています。
収録されている各話については以前の記事でもう少し詳しく書いてありますので、よろしければご覧下さい。

雑誌掲載時の紹介記事
第十五話 孔明初陣
第十六話 主従の絆
第十七話 孫劉同盟
第十八話 赤壁大戦


三マガ掲載作品一挙文庫化

2007-08-04 20:45:49 | 三国志ニュース
三国志マガジン公式ブログで、今までの掲載作品が「三国志に聞け!」シリーズとしてマンガ文庫化されて既に発売中(昨日3日発売)との発表がありました。
その一つ「名言の誕生編」は「三国志名言譚」の単行本化。
他にも「三マガ」初期掲載漫画の単行本化が実現しました。
柴田秀樹とあるのは、天真楼亮一先生の事でしょうか?(改名されたのでしょうか。)
収録されているのは「名言の誕生編」ではありませんが、羊祜(ようこ)vs陸抗の話もあるのが嬉しいです。
あとは「うまなみ三国志」の単行本化が待ち遠しいです。