明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

春だったね cover 奥田民生 坂崎幸之助

2020-12-13 05:47:00 | 僕の音楽日記
1972年アルバム
「元気です」の第一曲目

あのぶっきらぼうな
不機嫌そうな
歌い方
字余りにして
譜割りも複雑
1番と2番、も違う
まさにボブディラン
のようだった。

「春だったね」は
誰もが歌いたがって
でも、誰でもが
歌えてなくて
いろんな人が
coverするも、皆、
「春だったね」のニュアンスから
かけ離れてしまって

何か聞いてて
違うと思う

けれど
同郷の後輩
ロックの
奥田民生さんが
坂崎幸之助さんの
お台場フォーク村での
ステージでcoverした

「春だったね」はまさに
ニュアンスは
アルバム「元気です」のそれだ!
みんななかなか
この歌は歌いこなせない
気持ちだけが先走り
特に言葉をたたみ込むように
歌うところが多いし
気持ちがどうしても前のめりになる

坂崎幸之助さんのサポートギターも
アルバムの中の雰囲気を醸し出し
いわゆる
ファンからすると
「いい感じ」なのです。

僕を忘れた頃に
君を忘れられない

この意味深で難解な
ある意味
恋愛哲学のような
言葉で始まる
「春だったね」

アコースティック演奏
だからフォークと
決め込むなかれ
細かいことは気にするな!
ロックなんだと気づかされた
「春だったね」

歌い手もそれを証拠に
ロックの奥田民生さんだと
見事にしっくりいく
という事だ。