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明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

あゝ青春 吉田拓郎

2025-04-17 15:03:00 | 僕の音楽日記

ひとつ1人じゃ
さみしすぎる
高校の時
もともと家にいたくない
性格の僕は
真っ直ぐ家に帰ったことがなく
寂しがりやというか
誰かと何かしてないと間がもたない
そんな落ち着きのない人間で

トシくんの家に入り浸りの日々だった。
2人じゃ息さえも
つまる部屋
トシくんの部屋は6畳
ベッドがあって壁にタンスがあって
ほぼ物置のようなごちゃごちゃした部屋で
レコードプレイヤーとたくさんの
カセットテープとレコードがラックに
収納され
週間漫画や青年雑誌、音楽雑誌など散乱しタバコと吸い殻入れ、灰皿とビールの瓶が散乱した部屋だった。
ある意味
息苦しい部屋だったけど
これが結構落ち着けた。

好きなものに囲まれると
息苦しさも感じないと思われる典型。

3つ見果てぬ夢に
やぶれ
この部屋で何か自分の将来が
見えてたような気がしてた
タバコを燻らせてビールを飲んで
ギターを弾いてレコードを聴きながら
ぼーっとしたり
泡のように夢が浮かんでは消えて…
酔いつぶれ夜風と
踊る町
ビールはサッポロ黒生の大瓶を
トシくんの親父さんと呑んだり
部屋に持っていって
トシくんのお母さんが用意してくれてた
僕の大好きなツマミの柿の種で
ビールをいただいていた。
酔い潰れてベロンベロンになっては
よくトシくんのベッドで横になって
トシくんの帰りを待ちながら
寝ていたもんだ。


悲しみばかり数えて
今日も暮れてゆく

あゝ青春は
燃える陽炎か
あゝ青春は
燃える陽炎か…
失恋で眠れなくて家に居たくない
そんな時も
なにかっちゃぁ
トシくんのところで
トシくんが出かけていなくても一人で
トシくんの部屋で
ぼーっとしてた
自分の家では閉塞感があって
息苦しさがとれなかった。

あの頃が
僕の青春の1ページなんだと…

陽炎のように
儚くゆらゆらと

いつつ生きてる後味
悪さ
あの時代
高校を卒業して
進学するのか
就職するのか
少し
考えてはいた
もう勉強は,嫌だ
お金稼いで好きなもの
買いたい!っていう
思いの方が強かったなぁ

なんか生きることが楽しいんだか
苦しいんだか
迷い,悩み
それを引き摺らないように
一瞬の楽しみに逃げてたように思う

胸に噛み締めれば
泣ける海
悩んだ時は
海にいけ!とばかり
なぜか海に行きたがった
若い頃。
海を見ると気分が晴れる
ちっぽけな自分を笑って許せたりして…

やっつ辞めるさ
抱き合っても
こころは遠ざかる
安い宿
まだ女の人を知らなかった僕は
柔肌に触れたい思いをトシくんと
なだめあいながら
「あー彼女が欲しい〜!」
よく叫びながらギターで歌い
酒を飲んでクダをまいてた。

眠れぬ夜を数えて
日々は過ぎてゆく
そうやって悶々とした高校時代は
熟睡した記憶なく
眠れない夜が過ぎていった
なんかいつも睡眠不足だったように思う。深夜ラジオ
ギターの練習
作詞したり
漫画読んだり
歌ったり
遅くまで起きてて
寝るのがもったいなかったなぁ…

あゝ青春は
燃える陽炎か
あゝ青春は
燃える陽炎か…


あゝそれが青春!










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