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岡本おさみ歌コトバ ㉕ かくれましょう

2020-12-12 21:01:00 | 僕の音楽日記
本音はいきがって
言うものではありません

敵には味方と思わせ
味方には敵と思わせ

かくれましょう かくれましょう
かくれましょう かくれましょう


結局のところ 
自分でも敵か味方か
わからない
それで いいんです。

怒りは奥に飲み込み
悲しみは微笑みに変える
本音は衝動で
吐くものではありません

かくれましょう かくれましょう
かくれましょう かくれましょう

結局のところ
いつか開き直る時がくる
時期を待ちましょう



岡本おさみさんにして、
物分かりのいい
言葉にまとめた詩だ
物事を
受け止めたものの考え方

本音は…
いきがっていうものでは
ありません!

なるほど、本音は隠し持ったまま
建前で上手いこと
かわすのが
大人のやり方なのか?
本音を粋がって言うほど
トンガった若者でもないけど
逆に今は
粋がって言いたくなる僕だけど
むしろ大人になれば
本音を言えないうちに
何事も過ぎ去ってしまう
ことの方が多い。

本音とは感情を直接的に
出せる事だったりする
「好きだ」「嫌いだ」「YES」「NO」どちらかしかない
中途半端な選択で感情を
封じ込めで
息苦しい中を生きている。
本音を隠し持ったまま
日々を過ごすのは
誰もが当たり前の日常。

かくれましょう
と歌っているけど
ホントは
かくしましょう
なんじゃないかな?

かくれる…というのは
建前の影にでも
かくれるのだろうか?

そして、

結局のところ
いつか開き直る時がくる
時期を待ちましょう

と締めている。


開き直る時はいつか?
悟った時なのか?
諦めた時なのか?

人は本音で生きて
いければ
楽なことはない

かくしましょう
かくしましょう

本音は見抜かれないように

ホントはね…

みんな
その言葉から
本音が言いたくて
本音をさらけだしたくて
うずうず
してるんだろうか?

言わぬが 花

寡黙、沈黙の美学
などと

黙っておく事の方が
美しかったりするもの
なんだね。