明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

サムライ 沢田研二

2020-12-11 19:19:00 | 僕の音楽日記
1978年最初のジュリーの曲は
「サムライ」
腕の紋章
「ハーケンクロイツ」が問題だと
結構クレームがきて、
✖︎にしたり〒にしたり
何かとクローズアップされる
注目の的ジュリー
あの頃の歌謡界はジュリーの独壇場

革ジャンの中にシースルーのスパンコールをあしらった
ストッキングのような生地の衣装といい
妖艶な雰囲気を出しつつ

ダンディズムを醸し出す
男の色気ムンムンでの衣装。
毎回毎回
テレビという媒体で最大限
楽しませてくれてた
ジュリーはテレビ全盛期の
テレビジョンエンターティナー
の一人だった。
華やかし頃のテレビスター

サムライ
作詞阿久悠 作曲 大野克夫

片手にピストル
心に花束
唇に火の酒
背中に人生を


ヤクザ映画のキャッチコピー
みたいな
4行の詩で始まるこの歌は
見事に
つかみを得て
ジュリー劇場へ僕らは
引きづり込まれていった。

阿久悠さんいわく
男の痩せ我慢が
カッコ悪く映る世の中に
男の痩せ我慢をカッコよく思わせ
たいという思いを歌に込めたと
していた。

男の美学は
ジュリーは歌で
衣装で
見る者聞くものに
楽しませてくれた

寝顔にキスでも
してあげたいけど
そしたら旅立ちが
1日 延びるだろう


男は誰でも
不幸な サムライ
花園で眠れぬ時もあるんだよ


寝顔にキスしたい
けどできない

男の痩せ我慢!
花園…女性の懐を意味するのだろう
そこで眠りたい
けれど
それができない
男である故に

サムライ魂、サムライ精神を
宿した男は
そんな痩せ我慢を胸に
カッコよく、カッコつけて
生きていく
そんな男の歌なんだなぁ〜


僕のカラオケのレパートリーでも
思いっきり
声を出したい時は
この「サムライ」を歌う
得意のレパートリーだ

サビから始まり
Aメロ Bメロ Cメロと
だんだん高揚感が進んで
盛り上がっていく曲調は
バラードにしてちょっと難しく
ジュリーのような
圧倒的な歌唱力のある
歌手でなくては
うまく歌いこなせない歌だ。



男は誰でも
不幸なサムライ


男は家を出ると
七人の敵がいる

一歩外へ出れば
戦場なのだ。






自衛隊に入ろう 高田渡

2020-12-11 09:49:00 | 僕の音楽日記
中学生になって
音楽と、漫画に気を取られ
勉強が疎かになって
きだしたころ

成績下降に母親が
言い放った言葉が

「勉強できなかったら
自衛隊にでも入ればいいんだ!」

(自衛隊ニ デモ ハイレバ イインダ!?)

僕の父親は若い頃早くに
両親が居なかったから学歴もなく
自衛隊に入って
そこで勉強してそこの上司が身元
引受人になってもらって
自衛隊を退所して就職した。

母親がいう意図には
(お前も自衛隊に入って苦労しろ!)という事と、
(自衛隊は身体ひとつで入れる)
少々バカでも体力があればなんとか
なる
ということだった。

しかし、僕は柔なやつだし、
辛抱強くないし、そんは奴は自衛隊に入って
国を守るなんて、出来っこない

あの頃街角の壁には
[自衛官募集]の張り紙がよく
貼られていた。
満面の笑みのモデルさん
"あなたも自衛官になって国を守ろう!"
なんてキャッチコピーが書いてあってりして…
ウルトラマン、仮面ライダーなど
正義の味方にあこがれた
世代だから
正義感だけは
人一倍
そうゆうのは
無駄な正義感だけは持っていたが…

自衛隊に入ろう
って歌があるのも
高校になってから
遅れてフォークのミュージシャン
の作品を聞く事になってから…
高田渡さんの
「自衛隊に入ろう」
という
自衛隊のPRソング?と思わし
歌と思えば…
チクリと世間を揶揄して
皮肉った歌でもあった。

そして 高校卒業して
さてどうするか?
進学か
就職か?
はたまた
自衛隊に入るか?

高校の時
よくつるんで遊んでいた
Bくんは
自衛隊に入った。
彼は勉強嫌いだったし、陸上部で足は早かった
女に手をだすのも早かったけど…


入隊後 
たまに実家に帰って来る時なんかは

自衛官の制服で帰ってきて
誇らしげな感じで
こう僕らに言ったことが
印象的だった!

「自衛官はさ、特別国家公務員だからな!いいか、お前ら、国家公務員でも特別なんだ!スペシャルなやつだ!」
「そうだな!Bくんは特別だっ!お国のために華と散ってくれ!」

比較的バカだったBくんでも
入れた自衛隊。
その後
なかなか自衛官になるのも
難しくなっていく時代へと
なっていった
時代は平和ボケの日本になり、

戦争への脅威よりも
今や
自然災害の脅威に
日本国民は戦々恐々としてる

災害派遣で活躍されている
自衛官の皆さんのおかげで
色々助けられている
現状。
こういった面での国を守る
役割もになって
日々活動されていることに
畏敬の念を持つ者です。



自衛隊に入ろう

歌:高田渡

作詞:高田渡

作曲:マルビナ・レイノルズ

みなさん方の中に
自衛隊に入りたい人はいませんか
ひとはたあげたい人はいませんか
自衛隊じゃ 人材もとめてます

自衛隊に入ろう 入ろう 入ろう
自衛隊に入れば この世は天国
男の中の男はみんな
自衛隊に入って 花と散る

スポーツをやりたい人いたら
いつでも 自衛隊におこし下さい
槍でも鉄砲でも 何でもありますよ
とにかく 体が資本です

自衛隊に入ろう 入ろう 入ろう
自衛隊に入れば この世は天国
男の中の男はみんな
自衛隊に入って 花と散る

鉄砲や戦車や ひこうきに
興味をもっている方は
いつでも自衛隊におこし下さい
手とり 足とり おしえます

自衛隊に入ろう 入ろう 入ろう
自衛隊に入れば この世は天国
男の中の男はみんな
自衛隊に入って 花と散る

日本の平和を守るためにゃ
鉄砲やロケットがいりますよ
アメリカさんにも手伝ってもらい
悪い ソ連や中国をやっつけましょう

自衛隊に入ろう 入ろう 入ろう
自衛隊に入れば この世は天国
男の中の男はみんな
自衛隊に入って 花と散る

自衛隊じゃ 人材もとめてます
年齢 学歴はといません
祖国のためなら どこまでも
素直な人をもとめます

自衛隊に入ろう 入ろう 入ろう
自衛隊に入れば この世は天国
男の中の男はみんな
自衛隊に入って 花と散る