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明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

アルバム 瞬間的シックスセンス あいみょん

2019-03-05 22:58:00 | 僕の音楽日記

やっぱり

あいみょん は いい!

飽きない!

ここ数年こんなに絶賛したアーティストは

いないくらい

彼女の作り出す世界観には

前のめりになり

聞き入ってしまう。

 

なんかこのアルバムは垢抜けた、一皮むけた

そんなあいみょんが聴ける。

 

女の顔と

少女の顔を

都度都度だしてくる

あいみょん

その女ごごろと秋の空的な……

代わる代わる

訪れる場面と瞬間に

第六感が働く

そんなアルバム。

    

 

1曲目

「満月の夜なら」

いきなり官能的な世界に引っ張られた感の

ファーストコンタクトは

さぁ見ていって下さい…

これが今のあいみょんの世界!

とばかり言わんとする想像と妄想をかき立てられ

る歌詞に

「うん、こんな世界も好きだな…」独り言を呟く。

 

2曲目 「マリーゴールド」

2曲目に持ってきたかぁ~!

もうね……

このイントロのギターに心を揺さぶられる

あのリフが流れるとなんだか

うるうるときてしまう。

せつなく 泣けてくるそんな歌になってしまった

マリーゴールド。

こんなに心を鷲掴みされた歌はココ最近なかった。

ヒットすべくしてヒットした感じ。

麦わらの帽子の君が……

麦わら帽子はもう消えた~

拓郎さんの夏休みという歌が

被ってでてきたり、

 

遠くで懐かしく流れるそんな

それぞれが胸に抱いてある

歌を引っ張り出してきてくれる

そんなトリガー的な歌

「マリーゴールド」

しばらくは

僕の中でヘビーローテーションしてる。

 

3曲目 「ら のはなし」

タイトルの付け方がいいよね

 

"君のいない世界で僕が生きるとすれば
それはそれはとても居心地が悪いことだろう
愛しい人のためならなんでもできるつもりさ
ただそれは
君がとなりにいてくれたら、の話だから。
こんな歌気持ちが悪いだけだから
あ余裕を持って人を好きになれる人って
この世にいるのかな"

〇〇らの話

仮定

要望

希望

妄想

願望

〇〇らの話は終わらない。

 

 

4曲目 「2人だけの国」

天国という字は二人の国と書く

 

男と女

夫婦

パートナー

手を取り合って

作るもの

般若心経のような

ラップのような

始まりに

あいみょん流の天国感なのか?

 

5曲目 「プレゼント」

優しい少女のような目線で

なぜだか僕達大人の歳の行ったものに

語りかけてくれるように

歌うこの歌は、

なんだかアニメの魔法使いの少女のような

ほんの少しの希望を与えてくれるような

そんな場面をふと、想像する。

ほんの少し メッセージとして

受け取った。

あいみょん からのプレゼント……

 

6曲目 「ひかりもの」

このアルバムの2番目、3番目にあたる好きな歌だ。

曲としてもよくできてるし、アレンジもいい!

この辺が今回のアルバムとしても垢抜けた作品

として完成度が上がった感じ、プロっぽくなった感じなのだ。

作品としてまとまってきている。

こうした決意の中にある健気な言葉がささる。

 

7曲目 「恋をしたから」

呟くように ささやくように

吐息のように

いいねぇ

恋をした時の

弱気になる瞬間

よく分かる よく表してる

表現者としてのあいみょんは

その瞬間役者になってる。

あいみょんの裏の顔?

これが表の顔?

どっちもあって

あいみょん

 

昔も今も 恋をした時

はみんな誰しも同じだって事。

激しい歌を歌うあいみょんもいいけど

こんなに可愛らしく健気に歌われると

「はぁ~」

とおじさんはため息をついてしまう。

 

8曲目 「夢追いベンガル」

ベンガルって?

猫の種類

高いところに登りたがる習性がある走り回る

動き回る猫

を自分の恋愛と引っ掛けて

歌にしてる。歌の中の自分があいみょん

なのか?は別としても

抜け駆けのアイツに

負けてない

そんな強がりと

負けて無い

そんな自分に自信をもってホントの幸せを

つかもうと

疾走感をビートの効いた曲調にしてる

あたりが聴いてて も

ジメジメ感や

自虐的と後ろ向きな感情は差し込まれてるけど

それを感じさせない旨さがあるね…

 

9曲目 「今夜このまま」獣になれない私たち

ドラマの主題歌だったから

当然ヒットしたわけだけど……

もう、前からメロディメーカーとしての

素質の片鱗は見えていた訳で、

主題歌 をつくる

時点で当てにきてるよね…

上手くつくってる。

それまでのあいみょんは少し尖ったりしていたり

その辺の角をちょっと丸めて

作品として作った感じが

もう プロっぽくなってきた証拠なのかな?

 

10曲目 「あした世界が終わるしても」

これも同上の映画のタイトル の主題歌としての歌。

 

あいみょんノッテルね……って感じ。

サビの

🎶迎えに来たんだよ 迎えに来たんだよ〜

ってフレーズがキャッチーでいい!

メロディラインの美しさは

狙って作られてる。

印象に残るフレーズは

当然主題歌としても

映画作品の1部なのだから。

 

11曲目 「Good Night BABY」

サラリと流してしまうくらい

印象薄く、アルバムにはこんな歌もある。

たぶん 男目線の

男言葉での歌だから

ピンと来ないのかも……

まあ、……

こんな歌もあるんだね

という感じ……

 

12曲目 「From 四階の角部屋」

アルバムラストの曲

タイトルの付け方がいいね

言葉遊びっぽく

韻を踏む感じ

ラストにこれをもってくる

 

男の女の戯れ事の

後悔と懺悔

 

 

 

はじまった時から終わってる

はじまった時から悔やんでる

はじまった時からもう泣いている

 

この歌詞が重い。女の性なのか?

後に引けない恋愛なのか

手にした相手のハズレくじ。

 

後悔で終わってる

アルバムラスト

あいみょんらしいといえば

らしくて、

できればスカッと終わって欲しかったね。

 

変なあと引くアルバムの終わり方。

 

全体印象では

垢抜けた プロっぽい仕上がり

渾身の1枚としてのアルバム

といえますね……

ジャケット写真も綺麗になって

可愛くなって

魅力的にだんだんなってきた

あいみょん

ビジュアルでもイケてきたね。

 

    
    

 

 

 

 

 


アルバム たくろうオンステージ 第2集 よしだたくろう

2019-03-05 04:05:02 | 僕の音楽日記

本来このアルバムは公式的に

発売されないはずのものだった。

渋谷のライブハウス 小劇場 ジャアンジャン

での3日間

のライブの実況をまとめたもので

音的にも稚拙で

とてもレコードにするレベルでないことで

拓郎さん本人の許可なく

エレックレコードが無許可で出した海賊版的

レコード。

 

むしろ、そんなシークレットなイメージと

素のたくろうさんの雰囲気が味わえるとあって

好評だったし、

音的にはもの足らなさもあったが

マニア、コアなファンはこのアルバムを

持つことに

あの頃血ナマコになるほど探し回ったものだ。

 

僕なんて丁度

このアルバムがもう廃盤になった頃だったから

このアルバムを置いてるレコード店を探し回った。

当時はまだ中学生

そして高校生になる頃

自分で行けるところのレコード店をしらみつぶし

に回って

この緑色したジャケットを目安に

手元に欲しかった1枚だった。

 

 

あとから知った情報として、

この音源は

TBSラジオ パックインミュージックのパーソナリティの頃の拓郎さんが

この音源を当時、番組でピックアップして

流していたことがあった。

 

ゲストにその頃の嫁の四角佳子さんを迎えて……

 

結構楽しんでこの音源をラジオで流していたのに……

レコードとしての発売はNOだったとは……

たくろうオンステージ第2集

2枚組のこのレコードは夢にも出てくるほど

欲しくて欲しくてたまらなかった。

初期の頃のレコードがこれでコンプリート

することになるわけだが……

揃えるまでもう少し時間がかかった。

程なく 手元に来ることになったのは……

 

高校2年になって、柔道部に入って、その年の

1年生が なんと、そいつの兄さんがもってる

という情報が入ってきて、

 

貸してくれ

と頼んで

やっとこさ

このアルバムを手元に置くことがかなった。

 

第1曲目

「準ちゃんが吉田拓郎に与えた偉大なる影響」

という ボブ・ディランの替え歌。

ハッティキャロルの寂しい死

に歌詞を乗せて長々と歌った。

初期の頃はこのような長い歌が多かった。

最初は真剣に聞いたけど

次からは飛ばして聴いていた。

よしだたくろうの半生を綴った自叙伝的な歌、

作品的には

ライブ用なのはよく分かる。

だから尚更 貴重といえば貴重。

 

2曲目 「なんとかならないか女の娘」

みんながみんな同じ髪 みんながみんな同じ服

昔も今も女子の流行を追う姿は

変わってないって事……

女子からすれば

よしだたくろう?

何様?って言われそう〜

そんな歌。

 

3曲目 「プロポーズ」

詩の朗読 語りで終始してる。

初期の頃

結構セリフのような

語りだけの歌?

が多かった。

なかなか 詩の朗読も粋な感じで良い。

4曲目 「静」

後のシングルレコード 「おきざりにした悲しみは」のB面 に「花酔曲」というタイトルでレコード化する。

「静」なのか?「花酔曲」なのか?

歌は同じなんだけど

歌自体が歌謡曲っぽいってことから

当て字の 「花酔曲」らしい。

「どうしてこんなに悲しいんだろう」と並んで

初期の頃の好きな歌だ。

でもどうなんだろう?

この歌って最初の奥さんの四角佳子さんとの

こと歌ってるように思うけど……

違うのかなぁ?

結婚に至る馴れ初めは

拓郎さんが路上で喧嘩を止めにはいって

そのまま喧嘩になり?

頭に怪我をおった時 一晩そばで看病してくれた

四角佳子さん。

 

この歌を作った時期が不明だけど

そんな想像をかき立てられる

「静」というラブバラード。

その根拠は詩の内容もそうだけど

 

つま恋75で第1ステージで

この歌を2曲目にもってきてる。

 

レクイエムのように

捧げていたように思う。

なぜならあのつま恋には

嫁さんは来てなかった。

離婚も既に決まっていたはず。

 

別れ唄のような意味合いがあったのでは……

 

そう思うと切ない。

そして、もう、この歌は75年以降歌われてない。

 

 

 

5曲目 「私が生まれた時」

これも少し 絵本チックな

メルヘンぽい詩の朗読

あのね……

から始まって

 

最後の

「私 生きてるのかな?

死んでるのかな?」ってセリフで終わるんだけど……

 

心をもってかれる。

 

B面 1曲目

6曲目 「トランプ」

🎶トランプをくってみたの あなたの名前の数だけ……

 

この歌詞の意味が当時分からなくて。

地方の表現?

トランプをくう?

え?食べるの?

くう?

 

確かに歌ではくってみたの……

と言っている。

 

よくよく調べたら

方言でトランプをきって裏返したりする

いわゆるトランプを切る作業。

それをくう?

というみたい……

トランプ占いであなたの気持ちを聞いてみたのだそうだ。

なんとも女の子っぽい詩を書くものです

よしだたくろうさんは……(^-^)

 

7曲目「大きな夜」

🎶大きな 大きな 夜だった〜

このフレーズの繰り返し。

日々の生活の中でもがき

苦しみの中で

夜に包まれる

気持ちを

淡々と歌っている

 

8曲目 「僕一人」

これまでにも言えたことだけど

このアルバムでの曲の在り方なのだけど……

 

日記のようであり

特別な言葉をつかってるわけはなく

誰もが等身大で自分をみつめてる。

「僕一人」

メロディーラインがきれいだ。

朝日ソノラマからソノシートが出ていたが

その中にも入っている。

 

 

9曲目 「雨」

暗い……

フォークシンガー

よしだたくろう。

完全にジャパニーズフォークの曲。

 

 

10曲目

7万5千円の右手

 

君の右手を

太くて いやらしい

とまで 言い放ち

 

短い歌だけど

聞いててなんで右手が7万5千円?

当時稼ぐお金がそれだけだったから?

んん~確かどこかの本に説明されてたような……

 

11曲目 「来てみた」

少しまえ

この歌は

UNIQLOのCMに使用された

 

UNIQLOのウエアをきて

「来てみた」着てみた

なかなか !なるほど。

ギターのコピーしたねぇ

単調なリズムを刻む曲だけど

叫んで、発散出来る歌!

 

2枚目のA面 1曲目

12曲目 「腹へった」

ガサツな、無造作なストロークと

なげやりな話し言葉でのこの歌は

若い頃のパワーを感じる。

 

 

計算つぐでは終わらない

そんな若さと情熱を感じる

歌詞。

しかし、生活感のある歌で

基本的な人間の欲求は

まぁ、歌になるよね……

 

13曲目 「ゆうべの夢」

あれ?

このメロディなんか聞いた事あるぞ?

このアルバムの前に 「元気です」のなかに入っ

る「祭りのあと」を知ってたから、

あ、この歌は……ってことになった。

 

祭りのあとの原曲

流用?

早めのテンポで歌う祭りのあと。

でも歌詞は女の子?彼女?との事を夢にみた事を

ダラダラと歌にした

日記のような歌。

🎶ああ〜夢よお願いだ 覚めないで

今のままがいい〜夢で自分を知りました〜

 

覚めない夢はないという事だけど

そんな夢さえ見れない僕は……

ちょっとこの歌に憧れる。

 

14曲目 「日本人になりたい」

 作詞は 岡本おさみさん

でも、日本語に表記されてる

「岡本修三」これでおさみと読むのか?

混血娘のバラード

というタイトルだったそうな

……

今だと人種差別用語と歌として、問題作にもなり

かねない。それだけおおらかな時代。

本質を伝え考えてもらうには

表現は少々過激にはなるものだろうね…

 

15曲目 「ポーの歌」

 これは盗作疑惑で一般紙に出たくらい。

新聞の切り抜きを今でももってる。

盗作だよ拓郎さんの見出しで新聞記事になった。

どうやら レコードでのクレジットの時 拓郎さん

本人の歌でないものを

作詞作曲とやってしまったことが

そのような事態になったということ……

そもそもこのレコード自体許可してないわけだっ

たのだから、それだけ稚拙な発売だったわけだ。

 

 

16曲目 「恋の歌」

ミニバンドをバックに各パートの音のレベルが

バラバラでPAなしで手元で音調整

しながらのアットホームなライブ

そりゃ音的もレコードレベルではないと

雰囲気をきかせるというだけの音源なら

いいのだろうけど……

恋の歌 は

でも名曲です。

 

17曲目 「もうお帰り」

 この歌は四角佳子さんのお気に入りだった。

 

18曲目 「かくれましょ」

この詩も 岡本おさみさん

シュールな詩です。

でも、カッコつけれていい、!ちょっと粋な感じ

が短い詩で歌になってるけど

それがまたいい!

 

🎶本音はいきがって言うものではありません

敵には味方 味方には敵と思わせ

かくれましょ

かくれましょ

かくれましょ

かくれましょ

結局の所、自分でも敵か味方か分からない

それで いいんです。

 

 

って それでいいんかい!

ってツッコミをいれる。

 

2枚目 B面

19曲目 「人間なんて」

B面全部 「人間なんて」

中津川を再現しようと……

延々と人間なんてを演奏。

途中終わりかけるも

また、息を吹き返すように

演奏は続いていく

半ば狂喜乱舞する、

若さのエネルギーの発散するステージ。

お祭りのような

それでいて目に見えない敵に向かって

叫ぶような

立ち向かう若者の、雄叫びは延々と続いて

よしだたくろう オンステージ第2集は終わる。

     

 

その後 レコード店でカセットテープ ミュージックテープなるもは見かけることはあった。

 

でもテープは伸びたり

絡まったりしたら

ジ・エンドなので

買う気にならなかった。

     
これはCBSSONYが版権をもったのか知らないけど
発売元はCBSになってた。
なんならレコードも復刻で出してくれたら
良かったのに

 

でも、拓郎さん本人から

クレームついてる音源のライブだからね……

 

仕方ないね……

 

 

 

でも初期の頃のステージの雰囲気がすごくよく分

かる貴重な音源。