ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

大朝寝の後になぜか加波山へ

2019-01-04 15:13:25 | 里山を歩く
 本日の昼前、笠間の街を一望しました。



拡大すると、こんな感じでなんとか。
左上の黒丸地点に、拙宅の御神木らしき影も見えますが。



肉眼では、こんな感じに見えました。
こちらは、加波山の頂上付近。
笠間からよく見えるお山ですので、お山のほうからも、我が里がよく見える道理。



 さて、加波山登山ルートは、いくつかのパターンがございます。
が、今回は林道を車で尾根筋まで上がり。
発電用の風車脇の駐車場で下車し、最短時間で登ることにしました。



登山の目的は頂上付近の岩塊拝見ゆえ、最短がベストということで。
上り始めましたが、かなりきつい。
それでも仕事柄、やはり植生が気になる。



特に、アオキさんが印象的。
常緑樹下の群落は、しばしばお目にかかりますが。
落葉樹の下で密生しているのは、ちょっと不思議な光景でした。



しばらくすると、一面の笹原。
笹は笹でも、麓のアズマネザサさんと違って、クマザサさんオンリー。
それは良いのですが、傾斜が一様で上りっぱなし。



時々、アラカシさんなどのアクセントもありますが。
人間ケーブルカーよろしく、ただただ上る山伏の道。
すると、向こうから女子お一人が下山、付近の山情報など、有り難く拝聴しました。



ほどなく、そのお方はどんどん下りましたが、なんでも発電風車のうんと先、筑波山まで歩くとか。
ちなみに、その途上のキノコ山は、眺望が360度開け、超お薦めスポットとのお話。
またの機会の楽しみとしつつ、とにかく心は再び加波山頂上へ。



今春は業務上、久々に加波山石を扱うこともあり。
なんとか天然の御姿仰ぎたいと、ただその一念で動き出した本日。
頂上に近づくにつれて、その片鱗が随所にあり。



ついに、主峰の尾根の鞍部まで到達。
実は、昨夜は13時間ほど睡眠をとり、9時過ぎに起きて穏やかな日和を実感。
にわかに加波山山頂に伺いたいとのひらめきで、急な山行となったのでした。



 話がそれましたが、その鞍部の先に巨岩あり、古代祭祀の跡地でしょうか。
どなたかがお祀りしたようで、紙垂の切れ端も見えます。
ともかく急な山行ながら、穏やかな日和のお陰様で、有り難いひとときとなりました。



この辺りから、上りはゆるい坂となって。
頂上近しの印象です。



そして、ここからは平坦な道の予感。
普段は、もちろん風強し。
葉を落としたコナラさんらは、ずんぐりむっくりの樹形。



見上げれば、赤い冬芽も揃っており。
この辺り、アカシデさん(→こちら)も多いようですね。



ちょっと一息、案内板を拝見。
しかし、安心するのはまだ早い。
山頂までは、まだいくつかの起伏がありました(続く)。
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