トレード備忘録 & MT4/MT5インディケータ及びEAの開発

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フラクタルなドル円相場観測

2019-05-05 21:47:59 | 投資

 超大型連休も残すところ1日のみ、来週からのトレードへの復帰の前に気楽なドル円の今後を占ってみた。 

 次に示すチャートはドル円の月足であるが、2011年10月に大底の75.56を打った後、約5年を経過した2016年6月には126.58の天井に達した。エリオット波動の上昇第Ⅰ波が達成されている。その後現在に至る波動はセオリー通り下げの第Ⅱ波を構成するABCのいずれかにあると思われるが、AB波終了後C波は未だエクステンションを続けているのか、それともC波は不完全(フェイル)に終わってしまったのかよく分からない。

ドル円 月足 2019.05.03 終値

  先週のドル円30分足でトレードしていたら、これとよく似た波形に遭遇した。相場はフラクタルといわれるので、長期の波形と短期の波形に自己相似性が現れても不思議ではない。下図のとおり、月足の直近の波形は5月1日から5月3日までの30分足の動きと非常に似ている。

ドル円 30分足 5月3日 日本時間 午後4時現在

  特に薄青の縦線を引いた時間帯の左側の波形は月足にそっくりである。もし今後月足が30分足の縦線より右側の動きをなぞらえるような動きをみせればことである。金曜日(5月3日)の雇用統計発表が引き金となってドル円は急落し、この日は111.10あたりで引けているからである。月足が3日間の30分足同様Fibo Retacementの100%戻しを示現した場合には、また75円台の円高到来もあり得るということになる。 

 単なる空想に近い仮説であるが、万一、そのようなことがあってもトレードには何の関係もない。無防備にドル円売りをやっていれば、円高が来る前に証拠金を吹き飛ばしてしまうことは必定だからだ。



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