現在8月13日午後5時19分、ヨーロッパ市場が活発になる時間帯に入った。普段はあまり見ないが、マーケットが110円の節目に近くなってくると、日ごろはあまり気にしない一目均衡表にも一応目を通したくなるのが意識はないものの習性になっているようだ。
現在のドル円の日足は、一目均衡表を重要視する識者の専門用語を借りると「三役逆転」近しの状況で、ザラ場ではあるが。現値は「雲」の中に突入している。加えるに、遅行線との関係はどうかというと、すでに転換線は下方に突破されており、現値はまさに基準線上にある。ニューヨーク終値ベースで遅行線が基準線を下回るようだと、110円割れも現実的になってくる。逆に、現値が雲の上限で反発したり、遅行線が転換線や基準線で跳ね返されたりするようなことになると、これまでの下げトレンドは終息したと判断される。まさに正念場を迎えているように見える。
クロス円の先行きにも気になる。筆者は、常時トラリピ手法をMT4上で運用している。現在、GBPUSD売りトラリピ、GBPJPYとAUDJPYでは買いトラリピを運用中である、傍目には、GBPUSDを除いて、さぞ困っているのではないかと思われるかもしれないが、ご心配には及ばない。
過去のブログでも紹介しているが、EA(自動売買ソフト)は実は半手動で稼働させている。半手動の意味するところは、VPS(外部コンピュータ)を賃借りすることなく、MT4採用FX会社で自動売買ソフトを走らせているということである。EAを走らせるにはVPSをレンタルしなければならないと理解している人にとって、トラリピはMT4の有用性を実感する一番の近道ともいえる。
どのクロス円通貨ペアについても、MT4独特の逆指値注文方式を選択しているため、相場が下げ続けても途中のトラップでポジションをとることはほとんどない。加えて、相場が逆行する場合には、中抜き作戦を実行しているため、含み損はほとんどないに等しい。 相場が反転して、休ませているEAのスイッチを何時再び入れることになるのか楽しみである。GBPJPYについては、さすがにヘッジをしている。こちらもヘッジポジションを利確して、トラリピのスイッチを入れ直すタイミングを待っている。
MT4の半手動運用やナンピン買い下がりや売り上がりとないMT4独特の逆指値トラリピの運用方法については、過去のブログで詳しく述べているので、ぜひ参考にしていただきたい。
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