マーチンゲールというとルーレットで赤と黒や偶数奇数の確率2分の1に、負けたら倍々と賭けていくやり方だが、FXでも同じ戦法が存在する。
ルーレット台には、ディーラーや監視係りが3人程度いるうえに、他の客も多数同席しているので、この賭け手法はとてもやりにくい。筆者もロンドンのカジノでこれをやったら、係員がノートを取り出して記録を取り始めたり、他の客からは冷笑を浴びせられたりしたので、早々に逃げ出したのを思い出す。
海外ブローカーで日本人の顧客も多いFxProのホームページを見ていたら、月間勝率の高かった手法が紹介されていて、そのトップにはやはりマーチンゲールの自動売買取引(EA)が挙げられていた。新聞等で時々FX取引での脱税事件が報じられることがあるが、そこでの取引手法は海外業者を利用したマ-チンゲールが多いそうだ。FXが日本で開始されたころには、FX会社のシステムの欠陥を悪用して大儲け、それで廃業になった企業もあったが、今ではそのような脆弱なシステムの業者は存在しない。
マーチンゲール以外で勝てている戦法は、海外ではGridとも呼ばれているTrapRepeatIFDだろう。こちらの方は、以前の日記で説明したとおりだ。日本では、特許を有する業者の独占状態だが、そのスプレッドや手数料は途方もなく高くつく。外部コンピュータ(VPS)をレンタルしなくても、MT4によれば自分のパソコンで半自動(半手動)取引をすることができ、余分な手数料を払わなくて済む。
時間ができたので、久しぶりに、マーチンゲールEAの作成に取り掛かることにした。そうそう、前に取り上げた西山孝四郎の直近のセミナー、下記サイトで視聴できるので、参考までに掲げておく。
http://www.jikiden.co.jp/jms/0170zmZH6cgqwSTfTRA/
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