日ごろトレードしたことのない通貨ペアEURAUDであったが、昨日の日足ボリンジャー(σ2)が思いっきり収束していたので、BB5の逆指値を仕掛けておいた。本日(3/20)朝チャートを開くと、なんとバンドが拡張を始めており買いの逆指値注文が約定して含み益の状態になっている。一日の高値や安値はマザーマーケットで付けるというから、豪市場で豪ドルが売られた結果であろう。早速、ストップを買値丁度にセットし直し、後は高みの見物を決め込んだ。そして1時間もたたない間に相場が駆け上がり、50 pipsというビギナーズラックのような棚ぼたにありついた。BB5の威力や絶大である。
前ブログで水上式ボリンジャー・ファイブ(BB5)に触れ、今日でもなお視聴できる同氏のオンデマンド・セミナーを紹介した。セミナーの中では、唯一明らかにされなかったのが、利用する時間軸であった。25通貨ペアそれぞれにつき、二つの時間軸のチャートを監視し続けておられるとのことであるが、セミナーのなかではその中身は「内緒」とされていた。
日足が最も大事な時間軸であることは、明白である。なぜなら、セミナーの手元資料であるキャプチャーされたチャート画面は明らかに豪ドル円の日足で、収束したBBのバンドの上下に20pipsの逆指値の注文の痕跡が見て取れるからである。他の時間軸はおそらく1時間足ではなかろうか。日足とともに時間足も収束をしているとすれば、仕掛けのタイミングとしてはベストだからである。(下記資料参照)
MT4チャートでは時間足チャート上に日足のボリンジャーバンドを表示することができる。通常のBBとともにMTF(マルチプルタイムフレーム)BBを画面に挿入しておけば、時間足のチャートには日足のBBも表示されるから、チャート画面を切り替える手間が省ける。1時間足のチャート(CADJPY)に日足ボリンジャバンドを表示(黄色の線)
ボリンジャーバンドの収束状態から拡張に向かうトレンドに乗りたいとはトレーダーの誰しもが願うところであるが、なかなかいい方法が見つからなかった。まさに灯台下暗しである。
(注)MetaGenicFXでは、BB5の自動売買プログラムを公開しました。文中の含み益が出れば、ストップを元値(買値または売値)に変更して、その取引では「損なし」とする機能も搭載されています。(One Time Trailing Stop)
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