トレード備忘録 & MT4/MT5インディケータ及びEAの開発

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及川圭哉氏のガチ速FXに学ぶ【6】通貨選択も師匠クラスに

2023-04-27 12:08:18 | 投資

 ガチ速FXでは避けて通れない最適通貨ペア選択パズルであるが、ようやくその可視化に漕ぎつけた。FX仲間やMT Studio21社のスタッフに先週からテストしてもらっているが、ほぼ瞬間的に5通貨間の強弱関係が捉えられることができるようになった。下記のチャートはGBDUSDの5分足チャートであるが、昨日(4月26日)のアジア時間から米国時間までの大部分をカバーしている。

 日本のマーケットの締まる前の午後2時、及川氏が通常トレードを開始する午後4時、そしてニューヨーク勢が市場に入ってくる午後9時に縦ラインが引いている。

 下段のサブチャートに描かれている赤と青の太線はGBDとUSDの強弱関係を示している。青のGBDラインは午後に入ってゼロラインを上回る一方、赤のUSDは反対にゼロラインを割れてきている。このグラフからGBDはニューヨーク勢参入までは、ほぼ一貫してUSDよりも強かったことが分かる。分かるのはそれだけではない。実は青のラインのさらに上には、EURが、また赤のUSDのさらに下にはAUDのラインが細く描かれているのが分かる。結論的に大部分の時間帯では、EUR > GBD > JPY > USD > AUD であったことが読み取れる。及川師匠よろしく、EURAUD, EURUSD,GBDUSD, GBDAUDのいずれも買い選択を迷わず選択できることになる。チャート場面を次々と切り替えることなく一瞥して判断を下すことができる。ちなみに、EURAUDをハイライトさせたものは次のようになる。

 

 EURとAUDの相関関係はニューヨーク市場に入ると、拡大縮小を繰り返すようになり、トレンドが長期に続く傾向は弱くなった。

 強弱関係の始点はチャートの0時がデフォルトとなるが、パラメータを変更してこれを日本時間午後2時にすると、欧州時間スタート後の強弱関係がさらに判読しやすくなる。

 スタッフとともにさらに検討を続けている。