たつた良子のページ

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那賀川流域フォーラム

2024年08月04日 | 日記
8月3日(土)
「那賀川流域フォーラム」にお招きいただき参加してきました。
那賀川アフターフォーラムは、「近年の気候変動の影響による水災害の激甚化、頻発化を踏まえ、従来の対策では不十分。流域内交流をさらに活性化させながら治水、利水、環境保全に関する勉強も進め、安全で安心できる那賀川の実現を目指している」ということです。
 「流域治水の加速化・深化」と題し、豊口佳之四国地方整備局長の基調講演。「未来につながる那賀川流域づくり」と題し湯城豊勝阿南高専名誉教授がコーディネーターを務めるパネルディスカッション。様々な立場から那賀川の未来を考えるということで、大変興味深く勉強になりました。
 かつて、洪水も渇水も、細川内ダムがあれば解決と、ダム推進一本やりだった国ですが、大きな変化だと思いました。立ち木トラストやキャンプ場での集会などダム反対の立場で那賀川流域の方々とつながってきた記憶がよみがえりました。「ダムはいずれ土砂で埋まる運命にあるし、川が死に、かえって災害を引き起こす」という上流地域の方々の声が今も心に残っています。
 特に、「大水の度に浸水する市道」だから細川内ダムが必要という立場で、大水が出れば浸水する設計の加茂谷地区の「潜水橋」の写真を乗せたパンフを行政が作ってまで、ダム推進をしていたことを思い出しました。
 時代が大きく変わり住民自身が那賀川の未来を考える。「流域治水は、水害から私たちの生活を守るだけでなく、自然環境を守るという側面も持ち合わせています。」という取り組みをされてきた皆さんに頭が下がる思いです。


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