日帰りで、母親大会の分科会に参加してきました。
私は、自然災害に強い町づくり ~東北・熊本地震からの復興 南海地震に向き合う~」がテーマの12分科会でした。
岡村眞高知大学教授が助言者として、「最小クラスの南海地震から70年余りが経過。次の南海トラフ地震がせまる中でどのような事前対策が効果的か?熊本地震や東北の津波の教訓から得られた事前防災について考える。」という内容のお話をいただきました。
また30mを超える大津波が予測されている黒潮町から防災の取り組みの報告があり、大変参考になりました。
会場から沢山の意見や質問が出て、岡村先生から様々な助言がありました。
水や非常食は、「生き残った人」が食べるもの。まず、命を落とさないようにすることが大事だというお話、改めて原点に気づかされました。
また、参加者の意見で、「先日の集中豪雨の際、公民館に避難したけれど、水も食料も出してもらえず困った」という体験を聞いたという話が出ました。
「避難所」に指定されているのに水も食料もおいていないのは日本くらいだ、という先生の助言。日本の避難所の在り方をこれからも、大きく問わなければならないと感じました。
高知も猛暑でした。帰り道、お城のお堀端を通ると、蓮の花ざかりでした。