たつた良子のページ

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「米粉生産拠点整備」に思う

2022年06月24日 | 日記
愛媛、高知など近隣の多くの県議会が6月21日または22日で閉会しています。徳島と香川は7月過ぎてから閉会。
 参議院選挙中も議会日程が入るため、気持ちはあせるし、がんばっている仲間には申し訳ないのですが、議会第一でがんばらなければと思います。


「米粉生産拠点整備」に思う
 6月本会議質問で、飯泉知事は、米価の低迷と肥料高騰について、「肥料高騰分の補填」「収入保険への加入促進」「米粉生産拠点の整備への支援」をあげました。
 私は、昨日の委員会で、このうち「米粉生産」について問いました。米粉生産については、農林水産省が、「米穀の新用途への利用の促進に関する基本方針」で、飼料米生産とともに掲げています。しかし、基本方針を決めたときはコロナ禍もウクライナ危機も起きていない時でした。この方針では「高品質な国内産米粉の特徴を生かした輸出の拡大が必要」と現状の中で述べています。
 私は、米粉を増産することによって、①米粉用の稲作農家が収益をあげることができる。②安全・安心な米粉食品を県民が食することができ、学校給食にも取り入れることができる。などが実現できるようにと願っています。
 しかし、輸出目的の部分が大きいと、日本の子どもたちは、安全性が問われる外国産小麦のパンを食べ、安全でおいしい日本産の米粉は外国に輸出、ということになってしまわないか危惧されます。
 私は、県内産の米粉をどれだけ増産し、どのような製品をつくっていくのか、生産拠点はどこに作るのか、農家を守る取り組みとなる展望があるのか、などを問いました。
写真は米粉パン。噛むほどに、ふんわりした甘みが出て美味しいです。