猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

マイホーム取得過程を振り返る 建物編 各論 その(9)屋根裏 換気廃熱ファンを設置する

2018-10-19 14:49:43 | マイホーム
屋根裏 換気排熱ファン V-20MEX2-SW
お勧めです。



2階の天井に取り付ける換気扇です。
あまり知られていない換気扇かもしれません。

夏、屋根裏は猛烈に暑い、過酷な環境になります。
通常、10分と滞在できない空間です。
気温計を置いたら、50℃で振り切れてしまいました。




このため夏、2階の天井からは猛烈な赤外線が室内に向けて放射されます。

50℃を越す酷暑環境は屋根の木材にも過酷な環境です。
屋根材が過度に乾燥して、劣化が早まります。

1階の暖かい空気は階段を通って、2階へ上がってきます。
2階の窓を締め切っていると、暖かい空気は2階の天井付近に溜まります。
さらに、天井から屋根裏の熱気が熱伝導で伝わってきます。
夏の2階の天井付近は暑い。

換気排熱ファンは、2階の天井付近の暖かい空気を屋根裏に押し込み、トコロテン式に屋根裏の50℃を越す熱い空気を屋根裏から能動排熱するための換気扇です。



V-20MEX2

ただ、上の漫画のように、寝室に取り付けるのはお勧めしません。
ウルサイとまで申しませんが、ファンの音がそれなりにあるので、寝室に設置したら、僕なら気になって眠りづらいです。

通常の家は、屋根裏換気(業界用語で小屋裏換気というらしい)は受動換気です。
それを能動換気にしようというわけです。

実を言うと、V-20MEX2を設置してみて、夜に帰宅した際、2階の気温が下がったという実感はありませんでした。
ただ、天井から来るモワァ~とした赤外線が弱まったような気がします。
また、クーラーの効きは良くなったような気がします。

夏の晴天の日に屋根裏に登ると、その違いは明らかです。
V-20MEX2を作動させない場合、屋根裏は、10分間滞在するのがやっとの過酷な空間です。
V-20MEX2を作動させると、暑いけど、滞在できる空間になります。



V-20MEX2設置直後の様子。




このままだと断熱材のビニールが、換気扇の風でカサカサうるさいので、アルミシートを敷いて、音がしなくなるようにすると同時に、整流してみました。
換気扇の風が屋根裏のより広い範囲に届くようになりました。




屋根材の保護になります。
もちろん、室内の換気にもいいでしょう。

一応、メーカーのデータでは室温が3℃下がることがあるようです。

屋根裏換気排熱ファン、おすすめです。


<2019/08/11 追記>
屋根裏換気排熱ファンは確かに有効だと思います。
が、我が家はこれだけでは不十分でした。
結局、屋根裏から排熱するための換気扇を設けてみました。
2019/08/10 屋根裏換気扇を追加

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