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問わず語りの...

流れに任せて

いぎなり東北産『天下一品 ~みちのく革命』2024年リベンジライブ パシフィコ横浜

2025-02-24 03:58:01 | いぎなり

 

 

 

VTRが始まって早速かれんくんが泣いてる。これはいつものことだけど、わかちゃんも泣いてるんだよね。普段クールなように見せているけど、実はこういう子なんだよ、ということがよくわかる。

 

 

いいね、こういうの。

 

 

 

メジャー・デビューすることなく、レッスン生のまま武道館に立つ。まあ私は個人的には、この子たちはとっくに立派なプロになっているので、「レッスン生」なんて肩書には無理があるし、何か強引に”伝説”を作ろうとしていないか?なんてことを感じてしまって、あまり感心していないのだけれど。

 

 

まあそんなことは、この際どうでもいい、か。

 

 

10年掛けてここまで来た、この子たちと、運営サイドの努力を、素直に賞賛したい。

 

 

東北から武道館へ、このことに意義がある。

 

 

 

 

メンバーみんな良い顔してる。ダンスもいつも以上にキレッキレ。会場の皆産のコールも凄まじい。会場全体が喜びに溢れ、一つになってる。

 

 

良い空気感だ。

 

 

 

それにしてもこの子たちを見ていると、メジャーとインディーズの違いなんて、以前ほどの意味はなくなっていることを、感じずにはいられませんね。

 

 

世の中あらゆる方面で、激しい変化が始まっているようです。

 

 

 

面白いですねえ。

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映画『侍タイムスリッパー』サブスク無料配信開始

2025-02-23 03:19:54 | 時代劇

 

 

 

3月21日よりアマプラ等にて見放題配信決定!

 

 

めでたい!!👏👏👏👏👏👏🙌🙌🙌🙌

 

 

 

未だに全国の劇場で上映中っていうのも凄いね。我が岩手県でもまだ上映しているし。

 

 

ロングラン・ヒットになるとは予想していたけど、ここまでの事になるとは思わなかった。

 

 

一方で『室町無頼』が思ったような成果を得られなくて、上映を打ち切られたようです。まあ、ツッコミどころはあるものの、基本よく出来た面白い映画なので、もうちょっとヒットするかと思っていたのですがね。うーん。

 

 

東映がかなりの力を入れて放った作品がさほどヒットせず、自主制作の低予算映画が社会現象的超大ヒットを飛ばす。ホント

 

 

なにがヒットするのか、わからないねえ。

 

 

 

それはともかく、無料配信によって益々多くの方々に、この作品を観てもらって、その素晴らしさを堪能していただきたく、これが次の展開、最終的には時代劇の復興へと繋がっていければ

 

 

いいですねえ。

 

 

 

 

 

 

 

 

山口馬木也さん関連で。

 

 

 

 

 

関係ないけど、なんだか久しぶりに「赤いきつね」が食べたくなった(笑)。

 

 

ホント世の中、おかしなことになってます。

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有安杏果、ビルボードライブ「Piano Note」ライブレポート

2025-02-22 04:02:41 | 有安杏果

 

【ライブレポート】ビルボードのステージに有安杏果とピアノのみ、88個の鍵盤と豊かな歌声で紡いだ「Piano Note」(音楽ナタリー) - Yahoo!ニュース

【ライブレポート】ビルボードのステージに有安杏果とピアノのみ、88個の鍵盤と豊かな歌声で紡いだ「Piano Note」(音楽ナタリー) - Yahoo!ニュース

有安杏果が2月14日に大阪・ビルボードライブ大阪、16日に神奈川・ビルボードライブ横浜でピアノの弾き語りライブ「有安杏果 A Little Harmony Live 2025 ~Piano Note

Yahoo!ニュース

 

 

表現者というのは、一生満足することはないのだろうね。特に有安さんはそういうタイプのような気がする。満足したらそれで終わり、みたいな。

 

でもそれがモチベーションとなって、次へと繋がっていく。それは苦しくも

 

 

楽しいことだし、とても

 

 

幸せなこと。

 

 

何故歌うのか?その理由は人生の様々な展開の中で変化していくかもしれない。でもその根本は永遠に変わらないのだろう。

 

 

何故歌い続けるの?

 

 

それはね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

Billy Joel「Pianoman」

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TV時代劇オールタイムBEST10! その⑧ 第1位

2025-02-21 04:05:21 | 時代劇

第1位 『鬼平犯科帳』

1989年~2001年、全9シリーズ放送。1995年に劇場版公開。2005年~2016年、スペシャル版13本放送。フジテレビ系列。

 

 

 

原作、池波正太郎。まあ当然の結果という感じ、

 

 

ですかね(笑)。

 

 

 

この作品については思い入れが強すぎて、言葉が出てこない。「大好きです!」で終わりにしたいくらいですが(笑)、まあなにか、書いてみましょう(笑)。

 

 

 

鬼平こと長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、火付盗賊改の長官。火付盗賊改とは、江戸市中に横行する凶悪犯罪を取り締まるために組織された、特別軍事警察といえば良いかな。独自の機動性を与えられていて、煩雑な手続きを経ることなく出役出来、賊を捕縛し場合によっては斬り捨てることも許されている。ある意味

 

 

とても怖い組織です。

 

火付盗賊改は江戸町奉行所とはまったく違います。江戸町奉行所は東京都庁と警視庁と最高裁判所が一緒になったお役所であり、務めている人たちは武士ですが「お役人」です。当時は「役方」と言われていた方々。

 

 

これに対し火付盗賊改は治安維持専門の組織。武芸に秀でたいわば「軍人」さんであり、武士らしい武士。当時は「番方」と言われていた方々。

 

 

両者はまったく違う別組織。これ、この作品を観る上での基礎知識ね。

 

 

 

で、この怖い盗賊改が、悪党どもを捕まえるというお話ではあるのですが、物語の基本となっているのは、以前『剣客商売』でも触れた

 

「情緒」です。

 

 

数学者・岡潔氏は、日本人を日本人たらしめているのは「情緒」であるとおっしゃられておりました。その情緒が、このドラマでは重要なファクターとなっているということ。

 

 

だから観ているこちら側の心に、深く刺さるものがあるのだと思う。

 

 

四季折々の風景の美しさ。街角で商売をする人、行商を行う人、寒い夜に夜泣き蕎麦をすすり暖をとる人々。そうした市井の人々の暮らしが丁寧に描かれる。

 

 

鬼平さんの時代の「食」に関しても、相当なこだわりがあったし、所作、衣装等はもちろん、鬼平さんが使う煙管や、役宅に何気なく置いてある壺、あるいは茶碗に至るまで時代考証を行っていたそうな。そうした細かい拘りから、当時の江戸の「粋」、「情緒」といったものが立ち上ってくるもの、なのかも知れません。

 

 

 

主人公長谷川平蔵は若い頃にグレて、悪い仲間とやんちゃなことをしていた時期もあった。その頃の経験から、悪の道に入ってしまう者たちの心情がよくわかるんです。だから悪党どもに対して「慈愛」の視点がある。

 

でも治安維持と江戸市民の生活の安寧を図るお役め柄、悪には果断に対処していく。そのあまりの果断さに、悪党どもから「鬼」と呼ばれ、恐れられるわけです。

 

 

悪党に対する「慈愛」。この慈愛があるからこそ、彼長谷川平蔵は「鬼」にもなれるのだと、私は思う。

 

 

悪党どもを出来得るならば真っ当な道に戻してやりたい。そんな思いがあるからこそ、

 

 

「鬼」になるのです。

 

 

世の中には、慈愛のないただの鬼もいれば、慈愛もなければ鬼にもなれない輩もいるわけですが、そんな中で鬼平さんは

 

 

慈愛をもった鬼

 

 

なんですよね。

 

 

そんな鬼平さんの人柄に、多くの人が「惚れる」んですよ。

 

 

このドラマの最大の魅力は

 

 

そこだ!

 

 

 

出演者の方々も皆素晴らしかった!中村吉右衛門さんを筆頭に、一々役名は上げません。知ってるでしょ!?多岐川裕美さん。高橋悦史さん。御木本伸介さん。

 

篠田三郎さん。柴俊夫さん。勝野洋さん。真田健一郎さん。尾美としのりさん。沼田爆さん。

 

江戸屋猫八師匠。蟹江敬三さん。三浦浩一さん。綿引勝彦さん。梶芽衣子さん。

 

江守徹さん。竜雷太さん。夏八木勲さん。その他その他、すべてのレギュラー、セミレギュラーの皆さん。

 

そうして、毎週ゲスト出演して下さった名優の皆さん。素敵な時代劇を織り上げて下さり、本当にありがとうございました。

 

 

もちろん、すべてのスタッフ、関係者の方々にも、感謝を禁じ得ません。

 

 

本当に、本当に

 

 

ありがとう。

 

 

 

この最高の作品を引き継ぐかたちとなった松本幸四郎さんと、出演者、スタッフの皆さん。大変なプレッシャーを抱えているかも知れませんが、良い時代劇を後世に伝えて行くために、どうか頑張っていただきたい。

 

 

心から応援しております。

 

 

時代劇って、本当に素敵です。時代劇は日本文化を、日本人の精神を、「情緒」を、後世に伝える大切なアイテム。

 

 

時代劇は日本の宝。

 

 

時代劇の灯を消すな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中村吉右衛門版『鬼平犯科帳』エンディングテーマ、ジプシーキングス「Inspiration」

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TV時代劇オールタイムBEST10! その⑦ 第2位

2025-02-20 04:24:15 | 時代劇

第2位 『子連れ狼』

1973~1976 全3シリーズ放送。日本テレビ系列

 

 

 

1970年から1976年にかけて、原作・小池和夫、画・小島剛夕により「漫画アクション」に連載されていた劇画を原作とした時代劇。

 

 

TVシリーズとほぼ同時期に、東宝制作、若山富三郎主演による映画版も作られており、両者の間でひと悶着あったらしいですが、いかに解決されたかは、煩雑なのでここでは取り上げません。

 

 

ちなみに若山富三郎版は、千葉真一の師匠とも言われる若山さんの、非常に高い身体能力を駆使したアクション時代劇に仕上がっており、血しぶき飛びまくり、胴体切断、首が飛び手も足も飛びといった、ほとんどスプラッター映画のノリ。これはこれで面白いですけどね。

 

 

 

 

主人公・拝一刀(萬屋錦之介)は、徳川将軍家が大名を処刑するときの首斬り役、「公儀介錯人」である。公儀介錯人は徳川将軍家の代理人の意味を持ち、介錯の際には徳川家の家紋である葵の御紋を羽織に付けることを許されています。

 

それ故、自然と幕府内での発言力も強く、それなりの権威を持っていました。

 

 

一方、将軍家の裏の仕事、暗殺などの汚い仕事を一手に担っている「裏柳生」総帥柳生烈堂(第1シリーズ高橋幸治、第2シリーズ西村晃、第3シリーズ佐藤慶)は、幕府の実質的権力を手に入れようと野心を抱き、拝一刀に罠を仕掛け失脚させ、公儀介錯人の地位を裏柳生のものとしてしまいます。

 

 

妻を殺され、自らの命も狙われた一刀は復讐の鬼と化し、一子大五郎(第1、第2シリーズ西川和孝、第3シリーズ佐藤たくみ)を連れ下野し、一殺五百両で殺しを請け負う「刺客」となって、柳生烈堂と裏柳生一派に戦いを挑みます。

 

 

 

 

「我ら親子、冥府魔道に生きるもの」

 

この拝一刀のセリフ。私はまだ小学生だったから意味はよくわからなかったけれど、演じる萬屋錦之介さんの独特なセリフ回しが好きで、よくマネをしていたものです。

 

 

いわゆる「時代劇口調」という奴ですが、この口調、上手い人がやると本当に心に沁みる、グッときます。決してバカにしたものではないです。

 

襲い来る敵を全員倒した後、駆け寄ってくる大五郎に、絞り出すかのような声で「大五郎~!」と言いながら力強く大五郎をギュッと抱きしめるシーンが大好きでしたね。クサいといえばクサいのだけれど、萬屋さんの演技はそのクサさがたまらなく良かったのです。

 

 

輪廻転生を水の循環に例え、「何度生まれ変わろうとも、未来永劫父は我、子はそなたぞ!」と大五郎に父の想いを伝えるあのセリフなどは、むしろ萬屋さんの、あの時代劇口調だからこそ心に沁みるものでしたよ。萬屋さん以外の方が言っても、ホントにただ、臭くなるだけじゃないかな。

 

あっ、泣けてきた(笑)。

 

 

そのクサさの際たるものは、やはり映画『柳生一族の陰謀』のラストシーンのせりふ

 

「これは夢だ、夢でござ~る!」ここに集約されるでしょうね。

 

 

クサさも極限を越えると、芳醇な香りに変わるのです……って、なんのこっちゃ(笑)。

 

 

 

 

まったく架空の物語に一定のリアリティを与える巧みなストーリー展開や、登場する様々なギミック(箱車に仕掛けられた槍や機関銃(!)等)、ユニークな敵など、面白い要素は多々あって、殺し屋三兄弟の「弁天来」とか、”死神博士”こと、あの天本英世さんが老婆(!)の殺し屋を演じていたりとか、色々ありましたけど、なかでも強烈だったのは、名優金田龍之介さんが演じた悪役、阿部頼母。通称阿部”怪異”でしたね。

 

 

将軍家御口唇(おくち)役、つまりは将軍様の食事の毒見をする役で、幼いころから毒入りの食事を取らされて毒に対する耐性をつけられたとかいう設定。

 

そんなん、あるわけないのですが、そういう細かい設定が、時代劇のファンタジー性をより高める役割を果たしていて、これも物語を面白くしている一つの重要な要素です。

 

 

萬屋さんの芳醇な演技、巧みなストーリー展開、物語の随所に散りばめられた細かな且つ大胆な設定、ユニークなキャラクター。

 

 

これらの要素が絶妙に絡み合い、とても質の高い、リアル且つファンタジックな時代劇となっていました。

 

 

 

若山さんや萬屋さん以外にも、高橋英樹さんや田村正和(!)さん。北大路欣也さんらが演じておられましたが、やはり萬屋さんには敵わないですね。

 

 

拝一刀役は、萬屋錦之介さんが断トツ一番です。

 

 

間違いない。

 

 

拝一刀VS柳生烈堂の壮絶な決闘シーンとか、ホント、見どころは尽きない。

 

 

萬屋錦之介版『子連れ狼』

 

 

良いよ。

 

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